単身赴任の男性 久しぶりに家族の元へ帰ったら…「あの時はさすがに涙を堪えました」 提供:JAL By - grape編集部 公開:2019-03-29 更新:2022-04-15 インタビュー動画沖縄高橋真麻 Share Post LINE はてな 家族を守るため、必死に働いて定年を迎えた父。男性の中には、仕事を頑張りすぎるあまり、子どもにさびしい想いをさせてしまった…なんて思う人も多いのではないでしょうか。 定年退職した父と娘の、あたたかい絆を描いたこちらの動画。「泣いてしまった」「なんて素敵なストーリー」とネットでも感動の声があふれています。 この動画は、感動ストーリーが毎回話題となる『JAL浪漫飛行』シリーズの最新作、『2019竹富島「手紙」篇』です。父の定年を期に、家族で沖縄旅行をする中で、次第に父と娘の想いが優しく交差していく様子が描かれています。 AAAのメンバー・宇野実彩子さん演じる娘が、父に感謝の思いをつづった手紙を読むシーンは、思わず感情移入して涙があふれてくるほど。大切な人に「ありがとう」を伝えたくなります。 家族には見えないところで、毎日必死に頑張っている父の姿を、子どもはずっとこんな風に見ていたのかもしれません。 高橋真麻さんに『父娘の関係』について突撃インタビュー! 動画の中では、手紙という形で父に感謝の気持ちを伝えた娘。普段は照れくさくて本音を伝えられなくても、旅行という特別な時間が親子の距離をぐっと縮めてくれることも。 今回、家族仲のよさで知られるフリーアナウンサーの高橋真麻さんに、父・英樹さんとの心温まる『父娘エピソード』を伺いました! ――子どものころ、英樹さんはどんな父親だった? 家族のために一生懸命働く父でした。私が子どものころ、父は時代劇の撮影でしばらく京都で単身赴任をしていたんです。 撮影が深夜になっても、翌日の早朝、東京に住む母と私に欠かさず電話をかけてきてくれて。スピーカーフォンを通して3人で会話をしながら、朝食の時間を一緒に過ごしていました。 だから、距離は離れていても、いつも父とつながっている気がして、あまりさびしさを感じなかったです。 ――素敵な関係ですね…!英樹さんとの忘れられないエピソードは? 思い出は尽きないですね…。母に自由な時間をプレゼントするために、1~2か月に1回、『パパと真麻の日』という父と2人で近場に遊びに行く日を作っていたのが思い出深いです。 最近は家族で温泉にも行きますね。食べたいものや、行きたい場所など、家族みんな好みが似ているので、居心地がいいんです。 ――みなさんお忙しい中で、いまでも家族旅行を欠かさないのですね。 子どものころって、親との時間が有限だなんて思ったことなかったんです。でも大人になって、家族でいる時間を意識するようになってから、より旅行をしたいと思うようになりました。 昔は、旅行先でケンカをしてしまうこともあったけれど、最近は「一緒に過ごすんだから楽しい時間にしたい」と。この動画のストーリーのように、結婚、出産、定年など、家族の誰かに変化が起きた時に『旅行』というカタチで思い出をつくることは素敵だと思いますね。 ――これまでに真麻さんから英樹さんに贈ったプレゼントは? 子どものころは、日々の感謝を伝えるような絵や手紙をプレゼントしました。最近、父が実家で断捨離をしたのですが、子どものころに書いた手紙や版画の作品を、いまでも大事にとってくれていました。 大人になったいまは、食事をごちそうします。"モノより思い出"というか。写真のアルバムやオリジナルのキーホルダーといった手作りのものや、食事など一緒に過ごす時間をプレゼントすることが多いです。 ――そんな最愛の父・英樹さんへメッセージを。 仕事と家族というバランスをとりながら、このままいいペースで自分の人生を豊かに歩んでほしいです。そしていずれは、孫を連れて『じいじ』『ばあば』としての旅行を経験させてあげたいですね。 英樹さんとは普段から、恋愛相談や、仕事の悩みなど、なんでも隠さずに話せる仲だという真麻さん。旅行や食事など「モノより思い出を大切にしたい」という彼女の価値観は、家族との時間を一番に考えてくれる英樹さんを見てきたからこそ育まれたに違いありません。 一方、世の父親の想いは? 家族が知らないところで、一生懸命に働く父の背中を見てきた娘たち。あまり表には出さなくても、父への感謝の気持ちを持ち続けているものですよね。その一方で、世の父親たちは、娘にどんな想いを抱いているのでしょうか。 今回、普段は恥ずかしくていえない『父の本音』を探るべく、動画の中に出てくる父と同世代の父親3人(小竹さん、鹿野さん、木村さん)による座談会を決行!果たして、娘とのどんなエピソードを打ち明けてくれるのでしょうか。 ――動画の中では、旅行を通して父と娘の距離がぐっと近付きました。みなさんと娘さんの距離感は? 鹿野さん:うちは妻と娘2人が『三姉妹』のように団結していまして(笑)そこに男性の私がどう入っていいのか…。まあ、娘が子どものころは、『仕事=美徳』とされる文化だったので、家庭を省みずに仕事に打ち込んでいたのもありますね。 木村さん:私は単身赴任で関西から東京に来ているので、娘に会う機会が少ないんです。娘が小学生のころからなので、17年ほどになります。久々に帰っても「あ、帰ってたの?」なんていわれたり(笑) ――なるほど、親子によってさまざまですね。娘さんとの忘れられない思い出は? 小竹さん:妻が病気になった時のことです。それまで家のことは妻に頼りきりでしたが、まだ中高生だった娘たちと家事を分担しながら、とにかく必死で。自分も娘も初めてのことばかりだったのですが、協力し合ううちに自然と親子の絆が深まりましたね。 木村さん:いまも忘れられないのが、節分でのエピソードです。私は単身赴任で、週末に関西に帰って、月曜日の朝一の便で東京の職場に戻る…という生活をしていました。 すると幼い娘が「お父さんが帰っちゃう前に、みんなで豆まきがしたい」といってくれて…。あの時は、さすがに涙をこらえましたね。 ――素敵なエピソードばかりですね!動画の中で、娘から父へ『手紙』と『星の砂』を贈られるという印象的なシーンがありました。みなさんが娘さんからもらって嬉しかったプレゼントは? 小竹さん:初任給でプレゼントしてくれた小銭入れです。チャックが壊れてしまったのですが、ずっと大切に持っていますね。 鹿野さん:娘が結婚した時にもらった、彼女の生まれ年のワインです。もったいなくて飲めないでいます。あとは、初任給をもらった時に書いてくれた手紙ですかね。 木村さん:毎年、父の日や誕生日などに、変わった外国産ビールや、グラスなどを贈ってくれます。私がビール好きであることを知ってくれていて、あれこれ工夫しながら選んでくれる気持ちが嬉しいです。 ――最後に、これからの娘さんへメッセージを。 小竹さん:娘には何かを強制したこともなく、自由にさせてきたので、これからもやりたいようにやってほしいです。 鹿野さん:親の背中を見て学んだことに、自分なりのエッセンスを加えて、素晴らしい人生を築いてもらいたいです。あと、どんなに評価されても、周りに感謝する気持ちを忘れないでほしいですね。 木村さん:「普通でいい」ではなく「普通がいい」と伝えたいです。『普通』でいられることは、簡単なようで、実は難しいことなんですよね。お金持ちや有名人になれなくても、ただ平穏に暮らしてくれるだけで幸せです。 「探してみたらたくさん出てきた」「懐かしい!」と照れくさそうに3人が見せてくれたのは、娘が書いてくれたという手紙や絵、写真など、思い出の品の数々。 「こんなの忘れてたなぁ」なんて照れ隠しをしながら、本当は、娘の成長の証として大切にとっておいたのかもしれません。 日々の中で改まって言葉にすることは少ないけれど、当たり前にずっとお互いのことを想い合っている父と娘。 存在が近すぎて普段は気恥ずかしくても、旅行という特別な時間を一緒に過ごす中で、素直になれることも。普段は話さないような人生相談をしたり、家族写真を撮ったり…旅行は家族の距離をぐっと縮めてくれます。 結婚や定年など、家族にとって節目となる時に、旅行や手紙というプライスレスな贈り物を選んでみてはいかがでしょうか。 [文・構成/grape編集部] Share Post LINE はてな
家族を守るため、必死に働いて定年を迎えた父。男性の中には、仕事を頑張りすぎるあまり、子どもにさびしい想いをさせてしまった…なんて思う人も多いのではないでしょうか。
定年退職した父と娘の、あたたかい絆を描いたこちらの動画。「泣いてしまった」「なんて素敵なストーリー」とネットでも感動の声があふれています。
この動画は、感動ストーリーが毎回話題となる『JAL浪漫飛行』シリーズの最新作、『2019竹富島「手紙」篇』です。父の定年を期に、家族で沖縄旅行をする中で、次第に父と娘の想いが優しく交差していく様子が描かれています。
AAAのメンバー・宇野実彩子さん演じる娘が、父に感謝の思いをつづった手紙を読むシーンは、思わず感情移入して涙があふれてくるほど。大切な人に「ありがとう」を伝えたくなります。
家族には見えないところで、毎日必死に頑張っている父の姿を、子どもはずっとこんな風に見ていたのかもしれません。
高橋真麻さんに『父娘の関係』について突撃インタビュー!
動画の中では、手紙という形で父に感謝の気持ちを伝えた娘。普段は照れくさくて本音を伝えられなくても、旅行という特別な時間が親子の距離をぐっと縮めてくれることも。
今回、家族仲のよさで知られるフリーアナウンサーの高橋真麻さんに、父・英樹さんとの心温まる『父娘エピソード』を伺いました!
――子どものころ、英樹さんはどんな父親だった?
家族のために一生懸命働く父でした。私が子どものころ、父は時代劇の撮影でしばらく京都で単身赴任をしていたんです。
撮影が深夜になっても、翌日の早朝、東京に住む母と私に欠かさず電話をかけてきてくれて。スピーカーフォンを通して3人で会話をしながら、朝食の時間を一緒に過ごしていました。
だから、距離は離れていても、いつも父とつながっている気がして、あまりさびしさを感じなかったです。
――素敵な関係ですね…!英樹さんとの忘れられないエピソードは?
思い出は尽きないですね…。母に自由な時間をプレゼントするために、1~2か月に1回、『パパと真麻の日』という父と2人で近場に遊びに行く日を作っていたのが思い出深いです。
最近は家族で温泉にも行きますね。食べたいものや、行きたい場所など、家族みんな好みが似ているので、居心地がいいんです。
――みなさんお忙しい中で、いまでも家族旅行を欠かさないのですね。
子どものころって、親との時間が有限だなんて思ったことなかったんです。でも大人になって、家族でいる時間を意識するようになってから、より旅行をしたいと思うようになりました。
昔は、旅行先でケンカをしてしまうこともあったけれど、最近は「一緒に過ごすんだから楽しい時間にしたい」と。この動画のストーリーのように、結婚、出産、定年など、家族の誰かに変化が起きた時に『旅行』というカタチで思い出をつくることは素敵だと思いますね。
――これまでに真麻さんから英樹さんに贈ったプレゼントは?
子どものころは、日々の感謝を伝えるような絵や手紙をプレゼントしました。最近、父が実家で断捨離をしたのですが、子どものころに書いた手紙や版画の作品を、いまでも大事にとってくれていました。
大人になったいまは、食事をごちそうします。"モノより思い出"というか。写真のアルバムやオリジナルのキーホルダーといった手作りのものや、食事など一緒に過ごす時間をプレゼントすることが多いです。
――そんな最愛の父・英樹さんへメッセージを。
仕事と家族というバランスをとりながら、このままいいペースで自分の人生を豊かに歩んでほしいです。そしていずれは、孫を連れて『じいじ』『ばあば』としての旅行を経験させてあげたいですね。
英樹さんとは普段から、恋愛相談や、仕事の悩みなど、なんでも隠さずに話せる仲だという真麻さん。旅行や食事など「モノより思い出を大切にしたい」という彼女の価値観は、家族との時間を一番に考えてくれる英樹さんを見てきたからこそ育まれたに違いありません。
一方、世の父親の想いは?
家族が知らないところで、一生懸命に働く父の背中を見てきた娘たち。あまり表には出さなくても、父への感謝の気持ちを持ち続けているものですよね。その一方で、世の父親たちは、娘にどんな想いを抱いているのでしょうか。
今回、普段は恥ずかしくていえない『父の本音』を探るべく、動画の中に出てくる父と同世代の父親3人(小竹さん、鹿野さん、木村さん)による座談会を決行!果たして、娘とのどんなエピソードを打ち明けてくれるのでしょうか。
――動画の中では、旅行を通して父と娘の距離がぐっと近付きました。みなさんと娘さんの距離感は?
鹿野さん:
うちは妻と娘2人が『三姉妹』のように団結していまして(笑)そこに男性の私がどう入っていいのか…。まあ、娘が子どものころは、『仕事=美徳』とされる文化だったので、家庭を省みずに仕事に打ち込んでいたのもありますね。
木村さん:
私は単身赴任で関西から東京に来ているので、娘に会う機会が少ないんです。娘が小学生のころからなので、17年ほどになります。久々に帰っても「あ、帰ってたの?」なんていわれたり(笑)
――なるほど、親子によってさまざまですね。娘さんとの忘れられない思い出は?
小竹さん:
妻が病気になった時のことです。それまで家のことは妻に頼りきりでしたが、まだ中高生だった娘たちと家事を分担しながら、とにかく必死で。自分も娘も初めてのことばかりだったのですが、協力し合ううちに自然と親子の絆が深まりましたね。
木村さん:
いまも忘れられないのが、節分でのエピソードです。私は単身赴任で、週末に関西に帰って、月曜日の朝一の便で東京の職場に戻る…という生活をしていました。 すると幼い娘が「お父さんが帰っちゃう前に、みんなで豆まきがしたい」といってくれて…。あの時は、さすがに涙をこらえましたね。
――素敵なエピソードばかりですね!動画の中で、娘から父へ『手紙』と『星の砂』を贈られるという印象的なシーンがありました。みなさんが娘さんからもらって嬉しかったプレゼントは?
小竹さん:
初任給でプレゼントしてくれた小銭入れです。チャックが壊れてしまったのですが、ずっと大切に持っていますね。
鹿野さん:
娘が結婚した時にもらった、彼女の生まれ年のワインです。もったいなくて飲めないでいます。あとは、初任給をもらった時に書いてくれた手紙ですかね。
木村さん:
毎年、父の日や誕生日などに、変わった外国産ビールや、グラスなどを贈ってくれます。私がビール好きであることを知ってくれていて、あれこれ工夫しながら選んでくれる気持ちが嬉しいです。
――最後に、これからの娘さんへメッセージを。
小竹さん:
娘には何かを強制したこともなく、自由にさせてきたので、これからもやりたいようにやってほしいです。
鹿野さん:
親の背中を見て学んだことに、自分なりのエッセンスを加えて、素晴らしい人生を築いてもらいたいです。あと、どんなに評価されても、周りに感謝する気持ちを忘れないでほしいですね。
木村さん:
「普通でいい」ではなく「普通がいい」と伝えたいです。『普通』でいられることは、簡単なようで、実は難しいことなんですよね。お金持ちや有名人になれなくても、ただ平穏に暮らしてくれるだけで幸せです。
「探してみたらたくさん出てきた」「懐かしい!」と照れくさそうに3人が見せてくれたのは、娘が書いてくれたという手紙や絵、写真など、思い出の品の数々。
「こんなの忘れてたなぁ」なんて照れ隠しをしながら、本当は、娘の成長の証として大切にとっておいたのかもしれません。
日々の中で改まって言葉にすることは少ないけれど、当たり前にずっとお互いのことを想い合っている父と娘。
存在が近すぎて普段は気恥ずかしくても、旅行という特別な時間を一緒に過ごす中で、素直になれることも。普段は話さないような人生相談をしたり、家族写真を撮ったり…旅行は家族の距離をぐっと縮めてくれます。
結婚や定年など、家族にとって節目となる時に、旅行や手紙というプライスレスな贈り物を選んでみてはいかがでしょうか。
[文・構成/grape編集部]