「渋滞にハマった時、早く抜け出すには…」渋滞のプロが教える裏ワザに驚き! 提供:中日本高速道路株式会社 By - grape編集部 公開:2019-04-25 更新:2019-04-25 ゴールデンウィーク高速道路 Share Post LINE はてな ※写真はイメージ 2019年のゴールデンウィークは、最大10日間の大型連休。遠方に旅行することを考えている人も多いでしょう。 ※写真はイメージ 連休中の旅行で心配なのが、交通機関の混雑です。特に車で出かける場合、高速道路の長い渋滞にハマってしまったら、一気にテンションが下がってしまいますよね。 でも、渋滞の発生理由や渋滞予測を知れば、快適に目的地を目指すことができるのです! なるほど!プロが教える渋滞回避テク 今年の状況や渋滞回避のための裏ワザなどについて、渋滞予測のプロフェッショナルNEXCO中日本東京支社 高速道路ドライブアドバイザーの山本隆さんにお聞きしました! ――今年のゴールデンウイークの渋滞はどう予測する? 今年は10連休なので、ある程度分散する傾向になると考えています。 例年に比べると、長い渋滞は若干少なくなると予測はしていますが、期間が長い分、渋滞の回数は多くなると思います。 みなさんに知っていただきたいのは、下りは午前中に渋滞するので午後は比較的空きやすいということです。 逆に、上りは混雑するのが夕方中心なので、お昼前までに東京方面に着いているように逆算して出発するといいですね。 渋滞予測を見て、空いている時間はどこかを知って、時間を見計らって高速道路を利用してください。 ――渋滞予測はどう行っている?また、ユーザーが渋滞予測を知る方法は? 過去の実績、曜日の配列、気象の状況、周辺のイベント情報、道路ネットワークの整備状況などのデータをもとに予測しています。 今年は過去に経験のない大型連休なので、物流会社や旅行会社へのリサーチやWEBアンケート、大型工場や市場の稼働状況なども反映しています。 予測情報は、サービスエリアやパーキングエリアで『渋滞予測ガイド』を配っているので手に取ってもらえれば。ほかにも、NEXCO中日本のホームページでも確認できます。 渋滞予測・おでかけガイド 2019GW ――そもそも、どうして渋滞は発生する? ゴールデンウイークのような時は一定の時間に多くの車が集中するので、速度の若干の変化が後ろの車に伝わって渋滞が起こります。 下り坂から登り坂に変わるような場所では、目の錯覚で登っていることに気付きにくいんです。知らず知らずのうちに速度が下がっていって、それが影響して渋滞が発生してしまいます。坂道だけではなくて、急に暗くなるトンネルの入口でも発生しやすいです。 速度が低下しやすいところには標識が置かれているので、意識してみてください。 また、渋滞を発生させないために、急な車線変更をしないようにしてください。急に車線を変えると後ろの車がブレーキを踏み、その影響でその後ろの車もブレーキを踏んでしまいます。 みなさんがこれらのことに気をつけて、車間距離を保てば渋滞は減るはずです。 ――知っていると得する渋滞回避テクニックは? 渋滞時に車線変更したほうが早く渋滞を抜けられると思われがちですが、実は車線変更せずに走ったほうが結果的に早く抜けられる場合が多くあります。 無理な車線変更はせずに、車線をキープして走っていただければと思います。 また、道路情報板では渋滞が伸びている時に"事故渋滞○○キロ"の後に赤い三角マークを付けています。 このマークを見かけたら、その距離や時間以上になっているので、ルートを検討したり、休憩したりして渋滞を回避してください。 ――ゴールデンウイークで普段運転し慣れない人が高速道路を走る際、注意すべきポイントは? まずは、交通事故にはじゅうぶん注意していただければと思います。また、車線変更もスムーズにいかない場合もあると思うので気をつけて欲しいです。 さらに高速道路は長い距離、長い時間を走りますので、スピードは当然早いんですが、信号がなく、歩行者もいないので、緊張がほぐれてしまいがちです。そうすると眠気を誘います。 なので、こまめに休憩をとることが大事です。高速道路に乗って1時間以内、100キロくらいのところで、事故を起こすケースが多いので、意識して早めに休憩をとってください。 ――最近、渋滞傾向に変化があったそうですが? 2019年の3月に、E1A 新東名高速道路厚木南インターチェンジと、伊勢原ジャンクション間の4.3キロが開通しました。 これによって伊勢原ジャンクションから東名高速道路と新東名の2つのルートで圏央道にアクセスできるようになったので、渋滞緩和が期待できます。 ※写真はイメージ 大型連休とあって、さすがに渋滞なしでスイスイというわけにはいきませんが、いまから予定を立てる人は、午前中を避け、午後に出発したり、渋滞予測をチェックしたりと対策ができそうです。 また、渋滞につかまっても、車線変更せずに運転することで結果的に渋滞を早く抜け出せるなど、ちょっとしたテクニックで渋滞を回避することができます。 渋滞とうまく付き合って、充実した連休を過ごしたいですね! NEXCO中日本 ドライバーズサイト [文・構成/grape編集部] Share Post LINE はてな
2019年のゴールデンウィークは、最大10日間の大型連休。遠方に旅行することを考えている人も多いでしょう。
※写真はイメージ
連休中の旅行で心配なのが、交通機関の混雑です。特に車で出かける場合、高速道路の長い渋滞にハマってしまったら、一気にテンションが下がってしまいますよね。
でも、渋滞の発生理由や渋滞予測を知れば、快適に目的地を目指すことができるのです!
なるほど!プロが教える渋滞回避テク
今年の状況や渋滞回避のための裏ワザなどについて、渋滞予測のプロフェッショナルNEXCO中日本東京支社 高速道路ドライブアドバイザーの山本隆さんにお聞きしました!
――今年のゴールデンウイークの渋滞はどう予測する?
今年は10連休なので、ある程度分散する傾向になると考えています。
例年に比べると、長い渋滞は若干少なくなると予測はしていますが、期間が長い分、渋滞の回数は多くなると思います。
みなさんに知っていただきたいのは、下りは午前中に渋滞するので午後は比較的空きやすいということです。
逆に、上りは混雑するのが夕方中心なので、お昼前までに東京方面に着いているように逆算して出発するといいですね。
渋滞予測を見て、空いている時間はどこかを知って、時間を見計らって高速道路を利用してください。
――渋滞予測はどう行っている?また、ユーザーが渋滞予測を知る方法は?
過去の実績、曜日の配列、気象の状況、周辺のイベント情報、道路ネットワークの整備状況などのデータをもとに予測しています。
今年は過去に経験のない大型連休なので、物流会社や旅行会社へのリサーチやWEBアンケート、大型工場や市場の稼働状況なども反映しています。
予測情報は、サービスエリアやパーキングエリアで『渋滞予測ガイド』を配っているので手に取ってもらえれば。ほかにも、NEXCO中日本のホームページでも確認できます。
渋滞予測・おでかけガイド 2019GW
――そもそも、どうして渋滞は発生する?
ゴールデンウイークのような時は一定の時間に多くの車が集中するので、速度の若干の変化が後ろの車に伝わって渋滞が起こります。
下り坂から登り坂に変わるような場所では、目の錯覚で登っていることに気付きにくいんです。知らず知らずのうちに速度が下がっていって、それが影響して渋滞が発生してしまいます。坂道だけではなくて、急に暗くなるトンネルの入口でも発生しやすいです。
速度が低下しやすいところには標識が置かれているので、意識してみてください。
また、渋滞を発生させないために、急な車線変更をしないようにしてください。急に車線を変えると後ろの車がブレーキを踏み、その影響でその後ろの車もブレーキを踏んでしまいます。
みなさんがこれらのことに気をつけて、車間距離を保てば渋滞は減るはずです。
――知っていると得する渋滞回避テクニックは?
渋滞時に車線変更したほうが早く渋滞を抜けられると思われがちですが、実は車線変更せずに走ったほうが結果的に早く抜けられる場合が多くあります。
無理な車線変更はせずに、車線をキープして走っていただければと思います。
また、道路情報板では渋滞が伸びている時に"事故渋滞○○キロ"の後に赤い三角マークを付けています。
このマークを見かけたら、その距離や時間以上になっているので、ルートを検討したり、休憩したりして渋滞を回避してください。
――ゴールデンウイークで普段運転し慣れない人が高速道路を走る際、注意すべきポイントは?
まずは、交通事故にはじゅうぶん注意していただければと思います。また、車線変更もスムーズにいかない場合もあると思うので気をつけて欲しいです。
さらに高速道路は長い距離、長い時間を走りますので、スピードは当然早いんですが、信号がなく、歩行者もいないので、緊張がほぐれてしまいがちです。そうすると眠気を誘います。
なので、こまめに休憩をとることが大事です。高速道路に乗って1時間以内、100キロくらいのところで、事故を起こすケースが多いので、意識して早めに休憩をとってください。
――最近、渋滞傾向に変化があったそうですが?
2019年の3月に、E1A 新東名高速道路厚木南インターチェンジと、伊勢原ジャンクション間の4.3キロが開通しました。
これによって伊勢原ジャンクションから東名高速道路と新東名の2つのルートで圏央道にアクセスできるようになったので、渋滞緩和が期待できます。
※写真はイメージ
大型連休とあって、さすがに渋滞なしでスイスイというわけにはいきませんが、いまから予定を立てる人は、午前中を避け、午後に出発したり、渋滞予測をチェックしたりと対策ができそうです。
また、渋滞につかまっても、車線変更せずに運転することで結果的に渋滞を早く抜け出せるなど、ちょっとしたテクニックで渋滞を回避することができます。
渋滞とうまく付き合って、充実した連休を過ごしたいですね!
NEXCO中日本 ドライバーズサイト
[文・構成/grape編集部]