学校に運ばれた大量の『お菓子の材料』 生徒の手で完成した作品がこちら! 提供:学校法人 野田鎌田学園 By - grape編集部 公開:2019-10-29 更新:2019-11-05 Share Post LINE はてな 『巨大なスイーツ』には、人を引き付ける魅力がありますよね。神奈川県横浜市にある学校には、見る人を驚かせる特大のお菓子の船が展示されています! 全長5m、高さ2m60㎝もの大きな船を制作したのは、高等専修学校の生徒たち。クオリティの高さが際立つ作品をご紹介します。 見どころ満載!『お菓子の船』 お菓子の船を展示しているのは、学校法人野田鎌田学園の北新横浜校にあたる『野田鎌田学園横浜高等専修学校(通称・野田横)』。 海を現すブルーの布の上に乗った、船の全体がこちらです。 なんてカラフル…遊び心にあふれています! 「横浜といえば港町」ということで制作されたお菓子の船。船体にはA5サイズのクッキー600枚が使用されています。 巨大な帆はチョコレート製。真ん中の帆には、生徒から募集された図案『パンダとアザラシが乗ったフルーツパフェ』がマシュマロで描かれています。反対側には、鮮やかな虹とパンダの姿も。 また船の後方には、銀色のアラザンでまばゆく輝くマドレーヌが詰まった、大きな宝箱が乗っていました。 お菓子の船の制作風景 船のパーツは生徒たちの手作りです。船体に使用したクッキーもこのように1枚ずつ伸ばした後、型でくり抜いていました。 パーツが大きいだけあって、かなりの重労働! 全身を使うような作業がある一方、繊細な作業もあったそうです。 特に、アイシングクッキーはアイシングを絞るのが大変だったとか。 何百個とあるクマのクッキーは、生徒が自由にデザイン!1匹ごとに表情が異なり、中にはパンダの姿もあります。 どの生徒に感想を聞いても、最初に述べる言葉が一緒なのは面白いところ。 「想像していたよりも、すごい作品ができたと思いました!」 完成した作品を見て、制作した生徒みんなが同じように衝撃を受けていたようです。 野田横の開校記念・開校80周年の式典で出航 野田横は2019年に新規開校されたばかり。情報メディア高等科のほかに調理高等科もあり、同じ学校法人内の通信制高校『あずさ第一高等学校』と技能連携をしています。 そのため、野田横の調理高等科は『高校卒業資格だけでなく調理師免許も取得可能な学校』として注目されています。 第1期生となる調理高等科の生徒たちが初めて挑んだ大作が、今回のお菓子の船。初めからこのクオリティだなんて、驚かされますね! 実は、学校法人野田鎌田学園には全4校の内、野田横を含む3校に調理高等科があります。 全国の高校生がスイーツの腕前を競う『貝印スイーツ甲子園』では、過去に数回全国大会へ進出。準優勝や審査員特別賞を獲得してきた歴史があります。 みんなの想いが乗った船をお披露目 2019年10月10日に開催された、野田横の開校と野田鎌田学園開校80周年を記念する式典で、完成したお菓子の船がお披露目されました。 式典の途中ではお菓子の船の出港式が執り行われたほか、指導教員に生徒代表の2人が『感謝のメッセージ』をプレゼント。手渡す際、感極まった代表の女子生徒が涙を流す場面もありました。 どれほど一生懸命、生徒たちがお菓子の船の制作に取り組んできたのかが伝わって来ますね。仲間たちと本気で取り組んだ思い出は、将来の夢へ進んでいく力となるはずです。 学園祭ではお菓子の船を一般公開! 同年11月3日に開催される野田横の学園祭『翔新祭(しょうしんさい)』では、なんとお菓子の船の実物を一般公開! 船のスケールの大きさや、デザインの細かさなどを間近で見ることができます。空間いっぱいに広がったお菓子の甘いにおいをかぐと、「本当にスイーツでできているんだ」と実感できますよ。 さらに情報メディア高等科では、お菓子の船の制作を撮影したメイキングムービーも公開。あわせてお楽しみいただくと、よりいっそう生徒たちの頑張りが胸に迫まってきます。 興味が湧いた人は、足を運んでみてくださいね! 野田鎌田学園横浜高等専修学校 [文・構成/grape編集部] Share Post LINE はてな
『巨大なスイーツ』には、人を引き付ける魅力がありますよね。神奈川県横浜市にある学校には、見る人を驚かせる特大のお菓子の船が展示されています!
全長5m、高さ2m60㎝もの大きな船を制作したのは、高等専修学校の生徒たち。クオリティの高さが際立つ作品をご紹介します。
見どころ満載!『お菓子の船』
お菓子の船を展示しているのは、学校法人野田鎌田学園の北新横浜校にあたる『野田鎌田学園横浜高等専修学校(通称・野田横)』。
海を現すブルーの布の上に乗った、船の全体がこちらです。
なんてカラフル…遊び心にあふれています!
「横浜といえば港町」ということで制作されたお菓子の船。船体にはA5サイズのクッキー600枚が使用されています。
巨大な帆はチョコレート製。真ん中の帆には、生徒から募集された図案『パンダとアザラシが乗ったフルーツパフェ』がマシュマロで描かれています。反対側には、鮮やかな虹とパンダの姿も。
また船の後方には、銀色のアラザンでまばゆく輝くマドレーヌが詰まった、大きな宝箱が乗っていました。
お菓子の船の制作風景
船のパーツは生徒たちの手作りです。船体に使用したクッキーもこのように1枚ずつ伸ばした後、型でくり抜いていました。
パーツが大きいだけあって、かなりの重労働!
全身を使うような作業がある一方、繊細な作業もあったそうです。
特に、アイシングクッキーはアイシングを絞るのが大変だったとか。
何百個とあるクマのクッキーは、生徒が自由にデザイン!1匹ごとに表情が異なり、中にはパンダの姿もあります。
どの生徒に感想を聞いても、最初に述べる言葉が一緒なのは面白いところ。
「想像していたよりも、すごい作品ができたと思いました!」
完成した作品を見て、制作した生徒みんなが同じように衝撃を受けていたようです。
野田横の開校記念・開校80周年の式典で出航
野田横は2019年に新規開校されたばかり。情報メディア高等科のほかに調理高等科もあり、同じ学校法人内の通信制高校『あずさ第一高等学校』と技能連携をしています。
そのため、野田横の調理高等科は『高校卒業資格だけでなく調理師免許も取得可能な学校』として注目されています。
第1期生となる調理高等科の生徒たちが初めて挑んだ大作が、今回のお菓子の船。初めからこのクオリティだなんて、驚かされますね!
実は、学校法人野田鎌田学園には全4校の内、野田横を含む3校に調理高等科があります。
全国の高校生がスイーツの腕前を競う『貝印スイーツ甲子園』では、過去に数回全国大会へ進出。準優勝や審査員特別賞を獲得してきた歴史があります。
みんなの想いが乗った船をお披露目
2019年10月10日に開催された、野田横の開校と野田鎌田学園開校80周年を記念する式典で、完成したお菓子の船がお披露目されました。
式典の途中ではお菓子の船の出港式が執り行われたほか、指導教員に生徒代表の2人が『感謝のメッセージ』をプレゼント。手渡す際、感極まった代表の女子生徒が涙を流す場面もありました。
どれほど一生懸命、生徒たちがお菓子の船の制作に取り組んできたのかが伝わって来ますね。仲間たちと本気で取り組んだ思い出は、将来の夢へ進んでいく力となるはずです。
学園祭ではお菓子の船を一般公開!
同年11月3日に開催される野田横の学園祭『翔新祭(しょうしんさい)』では、なんとお菓子の船の実物を一般公開!
船のスケールの大きさや、デザインの細かさなどを間近で見ることができます。空間いっぱいに広がったお菓子の甘いにおいをかぐと、「本当にスイーツでできているんだ」と実感できますよ。
さらに情報メディア高等科では、お菓子の船の制作を撮影したメイキングムービーも公開。あわせてお楽しみいただくと、よりいっそう生徒たちの頑張りが胸に迫まってきます。
興味が湧いた人は、足を運んでみてくださいね!
野田鎌田学園横浜高等専修学校
[文・構成/grape編集部]