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『はごろもフーズ』が首里城のため寄付 感謝の一方、沖縄のツナ消費量に驚きの声

By - grape編集部  公開:  更新:

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※写真はイメージ

2019年10月31日に世界遺産『首里城』で火災が発生。被害は深刻で、首里城のほとんどが焼失しました。

沖縄県民の誇りともいえる首里城の消失に、多くの人が胸を痛めています。

そんな中、復元費用の寄付をある企業が申し出て、ネット上で話題になっています。

長年の感謝の気持ちを込めて『はごろもフーズ』が寄付

2020年1月31日、シーチキンの缶詰などを製造・販売している企業『はごろもフーズ』が首里城の復元費用として1億円を寄付。贈呈式が行われ、玉城デニー知事に目録を贈呈しました。

寄付を行った理由について、はごろもフーズは次のように公表しています。

 弊社は、沖縄県と強い結びつきを持ち、日頃から多くの製品をご愛顧いただいて おります。沖縄県の象徴である首里城が焼失したことにより、県民の方々は大変心 を痛められていると存じます。今回、首里城の復元に少しでもお役にたちたいとの 思いで、寄付を申し出た次第です。

 なお、当社は 2021 年5月 25 日に創業 90 周年を迎えます。今回の寄付は、皆様の おかげで迎えることができる事への感謝も込めて、創業 90 周年記念事業の一環とし て行うものです。

はごろもフーズ ーより引用

寄付金1億円は一度に贈るわけではなく、2020年3月に5千万円、2021年3月に5千万円とのこと。

また、沖縄県とはごろもフーズの関係について、次のようにもつづっています。

沖縄県の郷土料理であるチャンプルーの材料(調味料)に、弊社のシーチキンを日 常的にご使用いただいております。県民1人当たりの消費量は全国平均の約4倍に 及びます。

はごろもフーズ ーより引用

沖縄県は県民1人当たりのシーチキンの消費量が全国平均の約4倍…!

沖縄県とはごろもフーズの強い結び付きが感じられますね。

発表に対し、「素敵な恩返しですね」「ツナだけに『ツナがる想い』!」「沖縄県がそんなにツナ缶を消費しているとは、知らなかったなあ」などのコメントがネット上に投稿されています。

少しでも復元が早まり、再び首里城を見ることができる日が訪れることを多くの人が願っています。


[文・構成/grape編集部]

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出典
はごろもフーズ

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