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中高生がネットトラブルの泥沼に落ちる理由 調査結果に驚きの声

By - grape編集部  公開:  更新:

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子供は親の目が届かないところで、SNSやインターネットを使いこなしているもの。

実際にNTTドコモが13歳~18歳の現役中高生200人に行った『SNS利用についての調査』では、親世代に思いもよらぬ、驚きの結果が…!

スマホとともに成長し、「インターネットは危険」という意識が薄れつつある現代の中高生世代。この調査では、子供たちが被害者になるだけではなく、加害者になりかねないようなSNSの使い方が見えてきました。

何気ない行動がリスクの種に!

警戒心が薄いゆえ、SNSのキケンな使い方も

まず、SNS投稿についてあてはまるものを中高生に質問したところ、個人情報の特定につながるような顔写真・制服姿の投稿をしていることが明らかに。

特に全体の約半数の42%が「SNSに顔や制服のうつった写真・動画を投稿したことがある」と回答しており、多くの中高生が個人情報流出への危機感がないまま、SNS投稿をしていることが分かります。

さらに、投稿したことがある人の割合を見ると、中学生は45%、高校生は38%という結果に。

高校生よりもSNS歴が短くて慣れていないと考えられる中学生のほうが、リスクにつながる投稿を行っている割合が高いことが分かっています。

それだけでなく、SNSでつながった人と実際に会うケースも多く、37%の人が「友人がSNSでつながった人と実際に会った」という話を聞いたことがあることが分かりました。

「同じ趣味を持つ仲間だと思って会ったら、まったく違う人が現れた」…なんてケースを想像するだけで、恐ろしいですよね。

中高生はSNSへの警戒心が大人よりも低いゆえに、個人情報につながる情報を投稿してしまったり、リスクを深く考えずにSNS上で交友関係を築いてしまったりしているといえそうです。

あわやトラブルに!?約3割が「SNSで他者への批判コメントを発信」

また、ちょっとしたきっかけから、加害者になってしまうリスクもあります。

『自分自身のSNS 投稿・コメント』についての質問では、約3割が「SNSで他者を批判したことがある」という結果に。

中高生自身がSNSで批判コメントをして、誹謗中傷などの加害者となるリスクもあるといえそうです。

子供が取るトラブル解決法、『親』よりも『ネット検索』が1位に

さらに、トラブルのリスクにさらされながらも、親に相談できる環境でない子供も多いようです。

ネットショッピング・フリマアプリでの売買など、金銭が発生するやりとりをした場合、大人と同じ土俵で取引することになるため、詐欺やトラブルに巻き込まれる可能性は否定できません。

全体の90%である180人の中高生が「インターネット上で買い物をしたことがある」と回答した一方で、うち半数以上の約6割の中高生が、インターネット上で買い物をする時に親に相談や共有を「いつもしていない」、もしくは「しないこともある」と答えています。

そして、もし自分がトラブルに遭った際にまず行うこととしても、「親に相談する」は55%にとどまっており、「ネットで調べる」が76%と最多となる結果に。

この行動を受けてさらに調査すると、トラブルに巻き込まれた時に気軽に相談できる相手が「身近にいない」と回答した人が4人に1人という状況に。

身近に相談できる人が「いない」中高生たちが多く、インターネットに頼りがちな様子がうかがえます。

ネット上の不正確な情報をもとに、自分でトラブルを解決しようとしてしまう可能性もあるため、注意が必要ですね。

トラブルに遭ったら?専門家が語る“親子の関係づくりの重要性”

これらの結果を受けて、ITジャーナリストの鈴木朋子さんがコメント。

ITの知見と子育て経験を活かし、子供の安全なIT活用をサポートする『スマホ安全アドバイザー』としても活動している鈴木さんは、「普段から親子でネットの使い方について話しやすい雰囲気づくりをすることが大切だ」としています。

中高生はネットやスマホの使い方には長けていますが、社会の常識はまだ培われていない年齢です。

ネット詐欺は少しずつ姿を変え、多くのトラブルを生んでいます。ネットマナーに関しては、学校での指導に任せるだけでなく、親が子供と話し合うことが大切です。

また、ネットは悪い人とも簡単につながってしまう危険性があります。早めに相談があれば対応できたケースでも、親に心配をかけたくないと考えて打ち明けてくれないことがあります。普段からスマホやネットに関してオープンに話せる雰囲気づくりが大切です。

子供のネット利用状況をなるべくキャッチし、トラブルになる前に、普段からSNSなどについて会話をすることが大切です。

また、親に相談しづらいケースを考えると、第三者へ相談できる環境を整えることも重要といえそうです。

万が一のために、サポートサービスを活用しよう

そこで活用したいのが、ドコモならではの手厚い対応が魅力の『ネットトラブルあんしんサポート』。トラブルの予防・相談から、被害を受けた時の対応まで、ワンストップで対応・補償してくれるサービスです。

月額500円(税抜)で、専門スタッフへの電話相談、最新のトラブル事例のチェック、不正利用補償を利用することができます。

1.専門スタッフへの電話相談が無料

家族や友人にはいいにくいことでも、第三者であれば、相談がしやすいこともあるかもしれません。

このサービスの最大のポイントである『電話相談』では、トラブルや困りごとがあった時に、対処方法を専門スタッフへ相談することができます。

なんでもインターネットで調べられる時代だからこそ、小さなことでも直接会話ができるのは安心できますよね。

2.最大100万円まで不正利用を補償

『不正決済補償』では、QRコードやクレジットカードなどのキャッシュレス決済において、万が一不正利用の被害に遭った場合、最大100万円を補償。

不正決済などの金銭トラブルも多いなか、決済事業者の補償範囲を超えたサポートを受けることができます。

3.ネットトラブル事例集で事前学習も

「うちの子は大丈夫」と思わずに、トラブルに遭った場合に慌てないように親子で知識を持っておくことも大切です。

『ネットトラブル事例集』では、ネットに潜むトラブルのリスクを学ぶことができますよ。

専用アプリを利用すると、高額請求・ネット詐欺・SNSトラブルなど、カテゴリごとにさまざまなトラブル事例新着記事のお知らせ通知が届きます。

最新の情報を取り入れて、常にトラブルへのアンテナを張りましょう。

1000ポイントがもれなくもらえる!

2020年3月31日までのお申込みで、dポイントがもれなく1000ポイント分もらえるキャンペーンも開催されているので、要チェックです。

親子でトラブルの芽を意識しよう

ネットトラブルは、意外にも身近に潜んでいます。

我が子が被害を受けるだけでなく、ちょっとしたことから、加害者になってしまうことも…。

親がこのようなサービスを積極的に取り入れれば、子供もトラブルの芽を意識でき、インターネットの使い方も変わりそうですね。

『ネットトラブルあんしんサポート』は、初回31日間は無料で利用できるので、下のリンクから詳細をチェックしてみてください。


  • 【調査概要】
  • 調査名:『中高生のスマートフォン事情』に関する調査
  • 調査対象:13歳~18歳 中高生200名 スマートフォンの所有者
  • 調査期間:2020年2月7日~2月10日
  • 調査方法:インターネット調査

[文/ソーシャルトレンドニュース編集部・構成/grape編集部]

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