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感染拡大する中でも働くスタッフへ 『ライフ』が従業員に、感謝金

By - grape編集部  公開:  更新:

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※写真はイメージ

新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)感染拡大を受け、政府が東京を含む7都府県に緊急事態宣言を発令した2020年4月7日。

これにともない、映画館やマンガ喫茶、ライブハウスなどの一部施設に休業要請が出されています。

一方で、緊急事態宣言後も営業を続けるのが、スーパーマーケットやドラッグストアなど『社会生活を維持するうえで必要な施設』。

感染リスクを抱えながらも、営業を続けざるを得ない業種の人たちからは「補償を出してほしい」「手当はないのか」との声も上がっています。

そんな中、いち早く立ち上がったのか、近畿地方や関東地方を中心にスーパーマーケット『ライフ』を展開する株式会社ライフコーポレーションでした。

ライフ、全従業員に一時金総額3億円を支給

ライフコーポレーションが、全従業員に一時金総額3億円を支給する方針であることを、産経新聞が伝えています。

 スーパー大手のライフコーポレーションは14日、全従業員に一時金総額3億円を支給すると明らかにした。新型コロナウイルス感染防止の外出控えに伴う食料品の需要拡大で来店客が増加し、業務の負担が増したことに配慮したとしている。

 3月時点で在籍していた社員やアルバイト、パート従業員など約4万人が対象。支給額は雇用形態によって異なるとし、詳細は非公表。3億円を4万人で単純に割った場合は1人当たり7500円になる。「緊急特別感謝金」との名称で4月分の給与に上乗せする。

産経新聞 ーより引用

コロナウイルスの感染拡大にともなう一斉休校や外出自粛により、来店客が増加。4月1日から13日までの既存店売上高は、前年度の同じ時期を比べて約15%も伸びているといいます。

ライフコーポレーションの決断に「最高」「さすが」の声

増加した業務に感染リスク…毎日、売り場で働き続けている実店舗のスタッフが抱える身体的・精神的な負担は相当なものでしょう。

今回の『緊急特別感謝金』は雇用形態によって支給額は変わるものの、支給金があるという事実だけでも、実店舗のスタッフ側の気持ちは大きく違うはずです。

従業員を保護し、ねぎらう意識が感じられるライフコーポレーションの『緊急特別感謝金』という対応はネット上で反響を集め「素晴らしい」と称賛の声が寄せられています。

・ライフすごい。これからも、利用します!

・従業員を大切にする会社は、素晴らしい。

・支給額を気にする人も多いようだけど、こういうのは気持ちが嬉しいよね。

緊急事態宣言後も営業を続ける『社会生活を維持するうえで必要な施設』とは、その言葉通り、私たちの生活を日々支えてくれている業種です。

コロナウイルスにより、これまでの『当たり前』が変わりつつある中でも、多くの人が生活を続けていけるのは、スーパーマーケットやドラッグストアをはじめ、医療従者など、さまざまな人の協力と尽力があってこそ。

今回、ライフコーポレーションの『緊急特別感謝金』という対応により、彼らの功績がいかに大きく特別なものであるか、改めて実感させられます。


[文・構成/grape編集部]

出典
産経新聞

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