ディズニーリゾートの『斜め上な感染対策』とは? その内容に称賛の声集まる
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2020年8月現在も、収束の兆しが見えない新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)。
多くの飲食店や商業施設では、カウンターやレジ前に透明のシートが張られていたり、出入り口に消毒液を設置したりと、感染対策が行われています。
ディズニーシーの行き届いた『感染対策』に感動
2020年7月某日、東京ディズニーシーを訪れた筆者は、パーク内で行われている感染対策を目の当たりにしました。
同年8月現在、東京ディズニーランドと東京ディズニーシーでは、客(通称:ゲスト)と従業員(通称:キャスト)の感染を避けるべく、入場者数の制限や入場口での検温を実施。さらに、人が密集するショーやイベントが数多く中止されています。
その影響で、パーク内にいる人々がいつもよりまばらな印象を受けました。
消毒液は、店やアトラクションの出入り口などいたるところに設置され、常に手の清潔を保てる工夫が施されています。
チケット売り場やアトラクションなど行列ができる施設では、ソーシャルディスタンスが保てるように線が引かれ、キャストが案内板を持ちながら人と人との間隔を空けるよう呼びかけてもいました。
さらに、コロナウイルスによりパーク内の清掃が強化されているため、キャストが手すりやベンチをこまめに拭く姿を何度も見かけました。
また、密室の状態を避けるべく、一部のアトラクションでは、締め切られるはずの通路が開放的になっている場面も。
いつもとは違うパークの雰囲気でしたが、感染対策が細部にまで行き届いていたため、安心して楽しむことができました。
中でも注目された『感染対策』が…
数ある感染対策の中でも「これはすごい」と称賛の声が上がっているのが、パーク内に設置されているゴミ箱(通称:トラッシュカン)に施された工夫です。
その画像をご覧ください。
通常パーク内で燃えるゴミをトラッシュカンに捨てる際は、閉じているフタを手で上げたり、中に押し込んだりするため、どうしても手が触れてしまいます。
ですが、同年8月現在の東京ディズニーシーでは、写真のようにフタが半開きになった状態で固定されているため、ゴミを捨てても手がフタに接触しないのです!
別のライターが東京ディズニーランドで撮影した写真でも、トラッシュカンのフタが固定されている様子が写っていました。
さらに、東京ディズニーリゾート内にある商業施設『イクスピアリ』のトラッシュカンでは、フタそのものが取り外された状態に。
東京ディズニーリゾート内で行われているトラッシュカンのフタ対策は、多くの反響を呼んでいます。
・ただでさえ感染対策バッチリだなーっていう印象だったのに、ゴミ箱にまで工夫されていたのはさすがにビックリした。
・配慮が行き届いていて、感動…。コンビニやフードコートのゴミ箱もこうなってほしい!
・パーク内だけじゃなく、駐車場のゴミ箱も同様に固定されていました。たくさんの場所に配慮されていて、さすが夢の国だなって思いました。
ちなみに、『ユニバーサル・スタジオ・ジャパン』でも同様の対策が行われているそうです。
こういう細やかな配慮の一つひとつがきっかけとなり、コロナウイルスが収束していくといいですね。
[文・構成/grape編集部]