「コロナウイルスの怖さとは」 会見で記者から質問 リアルな回答が話題に
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2020年3月25日、東京都内で新たに41名の新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)の感染者が確認されました。
東京都が発表する新たな感染者数としては、過去最多となる41名。この緊急事態を受け、小池百合子都知事は同日、記者会見を開き、不要不急の外出の自粛を呼びかけました。
また、会見には国立国際医療研究センター病院の大曲貴夫国際感染症センター長らも同席。
会見映像は都のウェブサイト上でも公開され、大曲センター長が語る、コロナウイルスの真の注意点がネット上で話題になっています。
大曲センター長が語る、コロナウイルスの怖さ
会見映像中の27分24秒あたりで、記者の1人から、最前線で患者の治療にあたっている大曲センター長に対して、『コロナウイルスの怖さ』『これまでのウイルスとコロナウイルスが異なる点』を問う質問が。
大曲センター長の回答は、以下のようなものでした。
ほかのウイルスとは比べものにならないほど、感染した場合の進行スピードが早く、持病がある人ほど重篤化しやすいというコロナウイルス。
その症状はもちろんのこと、より恐怖を感じるべきは「症状が軽い人が8割もいる」という点なのではないでしょうか。
なぜなら、症状が軽いため感染者であることを自覚せずに日常生活を送り、自らが感染を広める媒体となってしまう恐れがあるからです。
コロナウイルスの詳細な症状や、真の怖さを語った大曲センター長の会見に対して、一部では「不安感を強めるだけ」といった意見も。
しかしそれ以上に、詳細な症状を知ったことで危機感を持ち、各々が外出の自粛を徹底し、感染予防に努めようとする人たちの意見が目立っています。
・大曲センター長がいってることは誇張でもなんでもない。事実として深く受け止めるべき。
・最前線で闘う医師の言葉は重い。
・かからないのが一番。誰もが感染者になりかねない今、軽率な行動はつつしみたい。
東京都は3月28~29日の外出の自粛を要請したほか、感染爆発の重大局面であることも伝えています。
自粛による経済の衰退等、弊害も無視はできませんが、まずは感染を広めないことが先決。
「自分は大丈夫」とおごらず、緊張感と責任感をもって感染防止に努めたいと改めて意識させられます。
[文・構成/grape編集部]