マクドナルドで注文を断られた親子 それを見ていた少年の行動に称賛の声
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ダイソーのイヤホンを見た客 配色に既視感をおぼえたワケに「全く同じことを考えた」メメタァ(@memetaa_kaeru)さんが、『ダイソー』に足を運んだ時のこと。ふと目に飛び込んできたワイヤレスイヤホンのカラーリングに、既視感をおぼえたといいます。何に似ていたのかは、メメタァさんのつづったコメントとともに、答え合わせをしてみてください!
買った花束を店に置いていった女性 その後の展開に「鳥肌が立った」買った花束を店に置いていった女性 その後の展開に「鳥肌が立った」
車に乗ったままで買い物ができるドライブスルーは便利なサービス。新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)がまん延し始めてからは、人との接触を避けながら安全に買いものができるという点でもドライブスルーは重宝されています。
イギリスに暮らすシェリー・クレアさんは12歳の息子であるナイルくんを連れてマクドナルドのドライブスルーを利用しました。
すると列に並んでいる時、彼女たちの前に車に乗っていない親子がいたのです。
父親と幼い息子と見られる2人は徒歩でドライブスルーの窓口へ行き、子供向けのハッピーミールを注文しようとしました。
しかし車での利用でないことを理由に、販売を断られてしまいます。
ハッピーミールが買えない親子を見た男の子は
親子のすぐ後ろに並んでいたシェリーさんは、父親と店員の会話を聞いていました。
販売できないといわれた父親は憤慨することもなく、礼儀正しく対応していたといいます。
偶然にもシェリーさんもナイルくんのハッピーセットを注文していました。親子を気の毒に思った彼女は店員に「前のお客さんのために私がハッピーセットを買ってあげたいのですが」と伝えると、「コロナウイルスの感染対策のためにそれはできません」といわれてしまったのです。
シェリーさんが納得いかない気持ちでいると、ナイルくんが「ママ、僕のハッピーミールをあの子にあげてもいい?」と聞いていたのだそう。
そして彼はマスクをして、ほかの車に迷惑にならないようにしながら車を降り、自分の分のハッピーミールを前にいた男の子に渡したのです。
シェリーさんは父親の許可を得た上でその時の写真をTwitterに投稿。すると2万5千件を超える『いいね』がつき、ナイルくんへの称賛のコメントが多く寄せられました。
海外メディア『The Sun』によると、ナイルくんはとても優しい子で、昨年のクリスマスには妹にプレゼントを買うために自分のプレイステーションを売ったのだそう。
そんな息子が見知らぬ男の子に自分のハッピーミールをあげたことを、シェリーさんも誇らしく思っているといいます。
なおシェリーさんのツイートに、イギリスのマクドナルドの公式アカウントが返信しました。
マクドナルドでは安全のために徒歩でのドライブスルーの利用はできませんが、その場合は店内で注文するように案内しているとのこと。
しかし今回は店員が、親子とシェリーさんに対して正しくコミュニケーションが取れていなかったことを謝罪しています。
見知らぬ人にためらうことなく自分の食事をあげるなんて、大人でもなかなかできないことでしょう。
ナイルくんの優しさと行動力を見習いたいものですね。
[文・構成/grape編集部]