クリーニング店から悲痛な叫び 従業員の『お願い』にハッとさせられる
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ダイソーのイヤホンを見た客 配色に既視感をおぼえたワケに「全く同じことを考えた」メメタァ(@memetaa_kaeru)さんが、『ダイソー』に足を運んだ時のこと。ふと目に飛び込んできたワイヤレスイヤホンのカラーリングに、既視感をおぼえたといいます。何に似ていたのかは、メメタァさんのつづったコメントとともに、答え合わせをしてみてください!
買った花束を店に置いていった女性 その後の展開に「鳥肌が立った」買った花束を店に置いていった女性 その後の展開に「鳥肌が立った」
- 出典
- @JSHN_1004/外務省
2020年4月14日現在、日本では新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)の感染者が7千人を超えました。
これ以上の感染拡大を防ぐため、政府は複数の都府県に緊急事態宣言を出したほか、外出を自粛するよう呼び掛けています。
しかし、そんな中でも仕事のために外出し、不特定多数の人と接しなくてはならない人は少なくありません。
コロナウイルス感染拡大を受け、クリーニング店の従業員が『お願い』
クリーニング店で働いている@JSHN_1004さんは、クリーニング店の利用者に向けた『お願い』をTwitterに投稿。
投稿者さんによると、クリーニング店で感染者が出た場合、店で預かっている品物はもう一度洗浄する必要があるといいます。
また、感染したであろう期間に来店されたすべての客に連絡し、品物を引き取り済みであれば回収する可能性があるのだとか。
投稿者さんは、クリーニング店でコロナウイルス感染者が出た場合についてこのように説きました。
クリーニング店で品物を出した場合、引き取りに来なければなりませんよね?つまり、預ける人だけでなく、品物を引き取りに来る方もたくさん来店されます。
1日に何百点の品物、そして何十人といらっしゃるお客様すべてをケアしなければならなくなります。
さらに、コロナウイルスが終息した後も「あそこはコロナウイルスが出たクリーニング店だ」といわれ続けるでしょう。それはできるだけ避けたいのです。
クリーニング店は感染症と接触するリスクが高いにもかかわらず、誰も気にかけてくれません。生活必需産業というのもありますが、会社は繁忙期がゆえに休業したくないのです。
投稿者さんの働いている店では、「従業員はマスク着用」といわれながらも配布してもらえるわけではないといいます。
そんな中、素手で預かった衣類を触ると、ポケットから使用済みのティッシュやマスク、爪楊枝、ハンカチなどが入っていることも多々あるのだとか。
ビニール手袋を着用しての点検はポケット内の小さな忘れ物に気付きにくくなったり、品物を傷付けてしまう可能性もあるため、素手で確認をするしかないのです。
日々、感染リスクにさらされながら仕事に励むクリーニング店の従業員。投稿者さんは、最後にこのように思いをつづりました。
私たちと同じく、休めず毎日働いている方たちがいらっしゃるのは分かります。どうぞ店をご利用ください。
ですが、これからしまうだけの冬物の服や、着る予定のないもの、急がないものに関しては、感染リスクを減らすためにお持ちいただくのを控えてもらいたいです。
今出さないと生活に支障をきたしますか?困らないのであれば、コロナウイルスが終息するまでとはいいません。
少し落ち着くまでお待ちいただきたいです。お願いいたします。もう限界です。ご理解ください。
不特定多数の人と接する従業員がコロナウイルスに感染した場合、その人の家族やほかの利用客、従業員に感染が拡大してしまうかもしれません。
一人ひとりが必要最低限の行動を心がけるだけで、救える命があるのではないでしょうか。
投稿は拡散され、「クリーニングに出したい冬物の服があるけどガマンする!」「ちょうど今日、不急のクリーニングを踏みとどまったところでした」といった声が寄せられました。
少しずつ気温が上がってきた今は、本来ならクリーニングの利用者が多い時期です。しかし、少しでもリスクを減らすために「今行動したほうがいいのか」を判断したいですね。