シリコン製のキッチングッズ、長持ちさせるための“ベストなお手入れ”は? メーカーに聞いた
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- 協力
- パール金属株式会社






シリコン製のヘラや調理スプーン、菜箸は、使ううちに色が変わることがあります。変色が目立ってくると「そろそろ買い替えたほうがいいのかな」と迷う人もいるでしょう。
そこで、調理器具を手がけるパール金属株式会社(以下、パール金属)に、変色の原因や、買い替えを検討すべきサインについて聞きました。
変色は『色素がついただけ』の場合が多い
シリコンは油となじみやすい性質があるため、カレーやトマトソースなど、色の濃い料理に使うと、食材の色素が表面に残りやすくなります。
赤やオレンジ色はトマトやニンジン、黄色はカレーやターメリックによる着色が代表的です。
こうした変色の多くは、シリコン自体の劣化ではなく、表面に色素が付着したものだと考えられます。
そのため、変色していても、状態に問題がなければ使い続けられる場合が多いでしょう。
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使用を続けられるか判断する際は、色だけでなく次の点も確認することが大切です。
・洗った後の表面がサラッとしているか。
・弾力が購入時と変わっていないか。
・ひび、欠け、裂けがないか。
・焦げ臭さや薬品のようなニオイがないか。
・すくう、混ぜるなどの使い心地に問題がないか。
パール金属によると、これらの点に変化がなければ、変色が目立っていても、すぐに買い替える必要はありません。
黒ずみやひび割れ、変形は買い替えの目安
食材の色素による着色とは異なり、次のような状態が見られる場合は、シリコン自体が劣化している可能性があります。
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・先端や縁が黒く焦げている。
・茶色を通り越して黒ずんでいる。
・表面をこすると粉が出る。
・洗っても白っぽいザラつきが残る。
・ひび割れや大きな欠けがある。
・ゆがんだまま元の形に戻らない。
黒ずみや粉が出る状態は、熱によってシリコンが変質しているサインです。
また、ひび割れや欠けた部分は洗いにくく、汚れが入り込みやすいため、清潔な状態を保ちにくくなります。
シリコン製の調理器具は、多少ゆがんでも手を離せば元の形に戻るのが本来の状態です。変形したまま戻らない場合や、硬さの変化や変色、ベタつきをともなう場合は、使用を控え、買い替えを検討しましょう。
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ベタつきやニオイは洗い直して確認
表面がベタつく原因には、油汚れや洗剤のすすぎ残り、シリコン自体の劣化などが考えられます。
まずは、ぬるま湯と中性洗剤で洗い直しましょう。表面がサラッとした状態に戻れば、汚れや洗剤の残りが原因だったと判断できます。
一方、洗ってもベタつきが取れなかったり、すぐに戻ったりする場合は、買い替えの目安です。
また、カレーやニンニクなどのニオイが残るのは、シリコンの性質による場合があります。
ベタつきや変形など、ほかの異変がなければ、ニオイだけで直ちに使用をやめる必要はありません。
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長持ちさせる手入れのコツ
熱による劣化を防ぐには、コンロの火に直接当てないことや、熱い鍋の縁に置いたままにしないことが大切です。
また、金属たわしや研磨剤入りの洗剤でこすると、表面に傷がつき、ニオイやベタつきの原因になることがあります。
やわらかいスポンジでやさしく洗い、しっかり乾かしてから収納しましょう。
なお、耐熱温度や食器洗い乾燥機を使用できるかどうかは、製品によって異なります。
手入れの前に、使用している製品の表示を確認してください。
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変色だけで買い替えを判断せず、表面の状態や弾力、ニオイ、使い心地もあわせて確認しましょう。
日頃から適切に手入れし、異変が見られた場合は無理に使い続けないことが大切です。
[文・取材/ブリジア 構成/grapeフード編集部]