「おかずにピッタリ」「酒にも合う」 レンコンの穴に意外なものを詰めるレシピ
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キュウリをちくわの穴に詰める『キュウリのちくわ詰め』など、ちくわの射込(いこ)み料理は有名です。
では、同じく穴が開いているレンコンはどうでしょうか。
例えば、熊本県の名産で伝統料理の『辛子蓮根(からしれんこん)』は、レンコンの穴にからしみそを詰める料理として有名ですよね。
本記事では『レンコンの穴に意外なものを詰めるレシピ』を3つ紹介します。
意外だけどおいしい!レンコンのアレンジレシピ3選
まずは、『QBBベビーチーズ』で有名な六甲バター株式会社のレシピです。
チーズの辛子蓮根風
画像提供:六甲バター株式会社
「熊本の郷土料理、辛子蓮根をアレンジしたワンランク上のおつまみ」とのこと。「お酒に合う!」と人気の『ブラックペッパー入りベビーチーズ』をレンコンの穴に射込む一品です。
【材料(2人分)】
・『ブラックペッパー入りベビーチーズ』 4個
・レンコン 2分の1節
・小麦粉 適量
・揚げ油 適量
・A 合わせ出汁 300cc
・A 薄口醤油 30cc
・A みりん 25cc
・A 塩 小さじ4分の1杯
・A 砂糖 大さじ2分の1杯
・B 水 50cc
・B 小麦粉 13g
・B きな粉 13g
【作り方】
1.レンコンは皮を剥き、節のままゆでてザルに上げる。
2.『A』でレンコンを10分ほど弱火で炊き、そのまま冷ましておく。煮汁が少ない場合はペーパータオルなどで落し蓋をする。
3.『2』のレンコンの水分をとり、穴にチーズを詰める。チーズを片方の穴から一方向に詰めると、隙間ができずきれいに入れられる。
4.ボウルに『B』を入れてよく混ぜて衣を作る。『3』に小麦粉を薄くまぶして竹串をさし、衣をつける。
5.170℃に熱した揚げ油に、竹串をさしたままの『4』を鍋底につかないように入れて、衣の表面全体が火通りするまで、串をさしたまま揚げる。表面の衣がしっかりとしたら串を外して揚げる。
6.衣がからりとしてきたら引き上げ、そのまま粗熱をとって薄くスライスする。
『れんこんのみそ詰め焼き』
次に、菊正宗酒造株式会社のおすすめレシピです。
撮影:デジタル・コンテンツ・パブリッシング
みその甘じょっぱさとレンコンのさくさく食感が楽しめる料理。ご飯のおかずだけでなく、お酒のお供にもピッタリです。
【材料(4人分)】
・レンコン 200g
・赤みそ 100g
・砂糖 20g
・削りかつお 6g
・酒 小さじ4杯
・小麦粉 20g
・卵 1個
【作り方】
1.レンコンは皮を剥いて1cm厚さの輪切りにし、塩少々入れた熱湯で歯ごたえを残してゆでる。よく水気をふき、全体に小麦粉をまぶす。
2.赤みそ、砂糖、削りかつお、酒を混ぜ、『1』のレンコンの穴に詰める。
3.『2』に溶き卵をつけ、フライパンで焦げ目をつけて焼く。
『蓮根餅』(はすねもち)
『蓮根餅』は、あまり知られていない郷土料理です。
画像提供:公益財団法人 大阪府学校給食会
農林水産省のウェブサイト『うちの郷土料理』で紹介されている一品で、大阪府門真(かどま)市の郷土料理。
同市は昔からレンコンの産地として有名で、『門真蓮根』を使った『蓮根餅』は、地元ではお祝いの席に欠かせない料理だったといいます。
おめでたい紅白の見た目と、蒸したレンコンの粘りを楽しめる料理です。
【材料(4人分)】
・レンコン 600g
・もち米 カップ1杯
・食紅 少々
・きな粉 適量
・あんこ 適量
もち米カップ1杯分の半分はそのまま、もう半分は食紅で着色して使います。
【作り方】
1.レンコンは一方の節は切らないでつけておき、もう片方は真っ直ぐに切って皮を剥く。皮を剥いたら、米のとぎ汁に一晩漬けておく。
2.もち米は水に浸した後、水切りする。レンコンは一度水洗いして、水分をふき取る。
3.もち米の半量を食紅で淡く色をつけて、片方のレンコンに箸で詰める。着色していないもち米も穴に詰めたら、アルミ箔で切り口に蓋をして糸で縛る。
4.蒸し器に濡れ布巾を敷き、上にも布巾を被せて強火で2時間くらい蒸し続ける。竹串がスッと通るようになればよい。
5.8mmの厚さの輪切りにし、皿に並べて食べる。お好みで、きな粉やあんこをつけて食べてもよい。
レンコンの穴に詰めておいしい意外なレシピを3つ紹介しました。
「レンコンの肉詰め、挟み揚げ以外の食べ方はないかな」と探していた人は、ぜひ作って味わってみてください。
[文・取材/高橋モータース@dcp・構成/grape編集部]