「家族もビックリ」「パリパリ食感」 つぶしたサツマイモを包んだのは?【専門農家のレシピ3選】
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撮影:grape編集部

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秋から冬にかけては、サツマイモが旬の季節。
特にサツマイモを使ったスイーツはどれもおいしいですよね。お店で買うのもいいのですが、自分で作ってみるのもおすすめです。
本記事では『家で簡単に作れるおいしいサツマイモスイーツ』のレシピを、宮崎県のサツマイモ専門農家、株式会社くしまアオイファーム(以下、くしまアオイファーム)に聞きました。
すぐに試したい!サツマイモの絶品レシピ3選
くしまアオイファームに教えてもらったスイーツレシピは、以下の3つです!
1.『さつまいものクッキー』
小麦粉を使わないクッキー。普段、家にありそうな材料で簡単に作れるのが魅力です。
画像提供:株式会社くしまアオイファーム
材料と作り方は以下の通りです。
【材料】
・サツマイモ 100g
・砂糖 40g
・牛乳 大さじ3杯
・バター 30g
・片栗粉 50g
・いりゴマ 適量
【作り方】
1.サツマイモを乱切りにし、600Wの電子レンジで5分加熱してやわらかくする。
2.温かいうちにバター、片栗粉、牛乳、砂糖を加えてマッシュする。
3.マッシュした生地をザルでこして、よりなめらかにする。
4.生地を絞り袋に入れ、好みの形に絞る。上からゴマをパラりとかける。
5.トースターで20分ほど焼く。
6.香ばしく焼き色がついたら完成。
【くしまアオイファームからのおすすめコメント】
サツマイモと片栗粉で作るグルテンフリークッキー。小麦アレルギーのある方やお子さまにも安心です。
サツマイモの自然な甘さを生かすため、砂糖控えめでも満足感が高いのが特徴ですよ。マッシュして混ぜて絞るだけ、成形いらずで失敗しにくく『誰でも作れる』簡単さも魅力。
家庭にある材料で作れるため、バレンタインや季節のイベントのおやつにも相性抜群です。
2.『大学いもの春巻き』
春巻きのパリパリ食感と芋あんの濃厚さが組み合わさった、満足度トップクラスの変わり種スイーツです。
画像提供:株式会社くしまアオイファーム
材料と作り方は以下の通りです。
【材料】
・サツマイモ 200g
・春巻きの皮 数枚(短冊状に切る)
・砂糖 30g
・バター 20g
・片栗粉 少量(糊づけ用)
・みりん 大さじ3杯
・醤油 小さじ1杯
・サラダ油 適量
・飴:砂糖 大さじ3杯
・飴:みりん 大さじ3杯
・飴:醤油 小さじ1杯
・ゴマ 適量
【作り方】
1.サツマイモを火が通りやすい大きさに切り、600Wの電子レンジで5分加熱してマッシュする。湯がいてもOK。
2.マッシュしたサツマイモに、砂糖とバターを加えてよく混ぜる。※バターはやや控えめでもおいしい。
3.春巻きの皮を短冊状にし、『2』の芋あんを包む。最後に水溶き片栗粉をつけてとめる。
4.170~180℃の油で揚げ、きつね色になるまでカリッと揚げる。
5.別鍋で、砂糖大さじ3杯、みりん大さじ3杯、醤油小さじ1杯を煮立たせた飴を作り、とろみがついたら『4』を投入し絡める。
6.ゴマを振って盛りつければ完成。
【くしまアオイファームからのおすすめコメント】
社員評価が特に高かった人気レシピ。大学いもの甘さと春巻きのパリパリ食感の組み合わせが新しく、家庭で作ると驚きがあるスイーツです。
中身は『マッシュしたサツマイモ+砂糖+バター』だけでシンプル。春巻きの皮を短冊状にして包むだけで作れます。
外はカリッ、中はほくっとした食感のコントラストで、噛んだ瞬間のおいしさが際立つ逸品。
ゴマの香ばしさと飴の照りが加わり、見た目にも華やかで、おもてなしや家族の週末おやつにおすすめです!
3.『焼き芋で作る濃厚アイスクリーム』
余った焼き芋が、牛乳、生クリーム、ハチミツと混ぜて凍らせるだけで、おいしいスイーツになります。
画像提供:株式会社くしまアオイファーム
材料と作り方は以下の通りです。
【材料(2人分)】
・焼き芋(皮を剥いたもの) 250g
・牛乳 100㎖
・生クリーム 50㎖
・ハチミツ 大さじ1杯(※メープルシロップに代替可)
【作り方】
1.焼き芋の皮を剥いておく。
2.フードプロセッサーに焼き芋、牛乳、生クリーム、ハチミツ入れて攪拌(かくはん)し、滑らかにする。
3.バットに移し、ラップを掛けて冷凍庫で1時間冷やす。
4.一度取り出し、フォークで全体をかき混ぜる。この工程でふんわりした食感になる。
5.再び冷凍庫で冷やし固める。
6.器に盛り、芋けんぴ、ナッツ、黒ゴマなどをトッピングして完成。
【くしまアオイファームからのおすすめコメント】
材料は焼き芋、牛乳、生クリーム、ハチミツの4つだけ。フードプロセッサーで混ぜて凍らせるだけで完成する手軽さが魅力といえます。
焼き芋の自然な甘みと香ばしさを生かすため、砂糖不要でも十分濃厚です。
保存料・添加物を使わないので、子供のおやつにも最適。冷凍保存できるので作り置きも可能です。
黒ゴマ、ナッツ、芋けんぴなど、トッピング次第でアレンジも簡単で『焼き芋を余らせた時の活用方法』として活躍します。
ちなみに、きな粉や黒ゴマ、ナッツで香ばしさをアップさせたり、バニラエッセンスで風味を追加したりなどアレンジもおすすめ。ラム酒を少量入れると大人向けになります。
紹介したどのレシピも特別な材料は必要ありません。難しい作業もないため、火を使わない工程では子供と一緒に作るのも楽しいでしょう。ぜひ試してみてください!
[文・取材/大西トタン@dcp・構成/grape編集部]