もう捨てないで！　塩昆布の袋に残った『塩』の正体に「この発想はなかった！」

おにぎりやお茶漬けによく合う塩昆布は、味つけに使える便利な食材として常備している人も多いでしょう。

袋の残りが少なくなってくると、昆布から落ちた塩が底にたまり、しょっぱく感じることがあります。

実はこの塩こそが、料理の味をグッと引き立てる万能調味料になるそうです。

裏技を投稿している、シオン（shion_kurashi）さんがInstagramで紹介している、塩昆布の塩を使ったアレンジレシピを実際に作ってみました。

塩昆布の塩で味に深みをプラス

塩昆布についている塩には、昆布のうまみがたっぷり含まれています。

塩昆布とザル、袋の底にたまった塩が多めの塩昆布を準備しました。

塩昆布をザルに入れて振ると、昆布と塩に分けられます。

この塩を調味料として使って、さまざまなアレンジを楽しんでみましょう。

1．ポップコーンの味変

1つ目は、塩昆布の塩を使ったポップコーンの味変です。ポップコーンと塩昆布の塩を用意してください。

ポップコーンに塩昆布の塩を振りかけます。振りかけすぎると塩気が強くなるので、少量から試して好みの味に調整しましょう。

香ばしいバター味のポップコーンと塩昆布のだし塩が絶妙にマッチし、手が止まらないおいしさでした。

昆布のうまみが効いているので、大人のおやつにもぴったりです。

2．キュウリの即席おつまみ

次に、キュウリの即席おつまみを作ります。

以下の材料とアイテムを用意しましょう。

『アイラップ』は、生活用品やインテリアを取り扱う、岩谷マテリアル株式会社の製品で、ドラッグストアなどで税込み160〜180円で購入できます。

洗ってヘタを落としたキュウリと調味料を、『アイラップ』に入れましょう。

袋の口を軽く閉じたら、めん棒などのかたい物でキュウリを食べやすい大きさにたたき割ります。

お皿に盛りつければ、キュウリの即席おつまみの完成です。

塩昆布のだし塩のおかげで、短時間で作ったとは思えない深みのある味わいに仕上がりました。お酒のおつまみとしてはもちろん、ご飯のお供にもぴったりです。

塩昆布の塩をちょい足しするだけで、いつもの味を手軽に格上げできます。塩が余った時は、ぜひ試してみてください。

サツマイモの塩昆布バターシュガー炒め

シオンさんは、塩昆布そのものを使ったアレンジも紹介しています。秋から冬に旬を迎えるサツマイモを使ったアレンジレシピを、実際に作ってみました。

材料はこちらです。

サツマイモを洗い、皮つきのまま1cm幅の拍子木切りにしましょう。

水に10分ほどさらします。

耐熱ボウルに入れたら、ふんわりとラップをかけ、600Wの電子レンジで4分ほど加熱してください。

次に、フライパンにバターを入れて中火で熱し、加熱したサツマイモを加えてこんがりと焼きましょう。

砂糖を加えて絡めたら、火を止めます。

ボウルに移して、塩昆布を混ぜ合わせましょう。

お皿に盛りつけたら、サツマイモの塩昆布バターシュガー炒めの完成です。

一見ミスマッチに感じる、シュガーバターと塩昆布の組み合わせが、想像以上に相性抜群で驚きました。

甘いサツマイモに塩昆布がいいアクセントになり、箸が止まりません。

塩昆布の塩を料理に使うだけで、仕上がりがグッと変わります。袋の底に残った塩まで、おいしく活用してみましょう。

※本記事は投稿者様の許諾を得た上で掲載しております。

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[文・構成／grape編集部]