grape [グレイプ] entertainment

名探偵コナンの作者・青山剛昌 出身大学や最近のエピソードをチェック!

By - grape編集部  公開:  更新:

Share Post LINE はてな コメント

大人気コミック『名探偵コナン』の原作者として知られる青山剛昌(あおやま・ごうしょう)さん。

日本を代表する漫画家として活躍し、海外にもたくさんのファンがいます。

そんな青山剛昌さんの出身大学や最近のエピソードなど、さまざまな情報をご紹介します!

青山剛昌の出身大学は?

青山剛昌さんは日本大学芸術学部の卒業生です。

2011年には、同大学の名声を高めると同時に芸術を志す学生たちに夢を与え、その業績が社会貢献に繋がった人物に贈られる『第5回 日藝賞』を受賞しました。

その際、青山剛昌さんはこのようなコメントをしています。

名誉ある賞をいただき、光栄です。

いただいた賞金は、すべて東日本大震災の被災者の方々へ寄付させていただきます。

日藝は、僕が高校時代にイメージしていた大学より、かなり自由でした。

その日藝が、漫画で大学を描くときのベースになっています。

僕はこの大学を、人を癒したり、楽しませたり、感動させたり、勇気づけたりすることを学ぶところだと思っています。

新入生の皆さん、入学おめでとうございます。

日本を勇気づけることを、これからしっかり学んでください。

日本大学芸術学部 ーより引用

青山剛昌が大学時代の思い出を語る

2021年11月5日に放送されたラジオ番組『黒島結菜のオールナイトニッポン』(ニッポン放送)に、青山剛昌さんはスペシャルメッセージを送りました。

同番組で『日藝100周年×ニッポン放送スペシャルコラボ』が企画されていたこともあり、スペシャルメッセージは大学時代の思い出について。

青山剛昌さんが大学に在籍していた時、日芸祭というイベントに、ロックバンド『筋肉少女帯』が来たそうです。

「これからライブだ!」というタイミングで、日芸祭の委員長から「人が集まりすぎて、中庭の底が抜けるおそれがある」と、ライブを中止する通達があったとのこと。

集まった学生たちがガッカリしている中、ボーカルの大槻ケンヂさんがマイクを取り、「ここに集まったみんなが許しても、俺は委員長を…」のようなことを叫び、みんなで盛り上がっていたのが一番の思い出だと語っていました。

当時は校舎がとても古かったとのこと。2011年の『第5回 日藝賞』で母校に行った時は、昔の面影がまったくないほど、きれいになっていたそうです。

青山剛昌ってどんな人?

青山剛昌さんは1963年に鳥取県東伯郡北栄町由良宿で生まれました。

『北栄町立大栄小学校』を卒業後、『鳥取県立由良育英高等学校(現:鳥取県立鳥取中央育英高等学校)に入学。

その後、日本大学芸術学部に進んでいます。

1986年に『ちょっとまってて』が『第19回小学館新人コミック大賞少年部門』で入選。

その翌年にコミック誌『週刊少年サンデー』で『まじっく快斗』の連載を開始しました。

1988年には同誌で『YAIBA』の連載をスタートさせ、同作は1992年に『第38回小学館漫画賞』を受賞。1993年に『YAIBA』は『剣勇伝説YAIBA』としてテレビアニメ化されています。

1994年に『週刊少年サンデー』で『名探偵コナン』の連載を開始。同作は大ヒットを記録し、テレビアニメ化を始め、劇場版や実写ドラマが制作されています。

青山剛昌が『名探偵コナン』の脱出ゲームに挑戦!

青山剛昌さんが2022年5月にテーマパーク『ユニバーサル・スタジオ・ジャパン』に来場。

アニメ『名探偵コナン』の世界観をリアルに再現した3つのアトラクションを体験しました。

その中で、リアル脱出ゲーム『名探偵コナン・ザ・エスケープ ~ハロウィンの幻影~』に挑戦した青山剛昌さんは「とても面白かった」と笑顔に。「難しいところもあったけど座ってできるから集中できたし、初心者でも体験しやすい」とおすすめポイントを語っていました。

すべてのアトラクションを体験し終わった青山剛昌さんは、登場人物がリアルに描かれていたことに驚き、興奮した様子。

また、レストランで提供された料理もおいしかったとコメントしていました。

この日、青山剛昌さんは漫画に登場する『喫茶ポアロ』を再現した『ロンバーズ・ランディング』のテラスにサインとコナンのイラストをこっそり描いたといいます。

『ユニバーサル・スタジオ・ジャパン』に行ったら、探してみたくなりますね。

『青山剛昌ふるさと館』ってどんなところ?

青山剛昌さんの出身地である鳥取県東伯郡北栄町。ここに青山剛昌さんの魅力が詰まった『青山剛昌ふるさと館』が設立されています。

開館の経緯

 現在、国土交通省が進めるビジット・ジャパン・キャンペーンに関連して「日本のアニメを活用した国際交流等の拡大による地域活性化調査」を実施しており、手塚治虫氏の宝塚市、いがらしゆみこ氏の倉敷市、水木しげる氏の境港市、そして青山剛昌氏の北栄町の四ヶ所の広域的な連携とルート化を模索しています。

また、県内各地でも観光客誘致の取り組みを積極的に展開し、県内エリアを回遊できるような魅力ある観光拠点づくりを進めてきている。

こうした中で、知名度の高い観光拠点に乏しい鳥取県中部にあって、魅力ある新たな観光拠点が強く望まれている。

旧大栄町では、かねてよりコナンの里づくりを進めてきており、コナン通りの整備やブロンズ像の設置などに取り組んできました。

平成17年2月には、北条町・大栄町合併協議会が「新町まちづくり計画」を策定し、観光振興対策としてコナンを活用した観光ルート、拠点づくりに取り組むことを主要施策のひとつに据え、同年10月に新しく北栄町が誕生いたしました。

北栄町では、合併以降精力的に新町まちづくりに取り組んできたが、合併2年目を迎えるに至って、全国的にも高い知名度のある「名探偵コナン」の原作者青山剛昌氏のふるさととして、観光拠点としての施設づくりに着手するとともに、新町の共通的なテーマとして「コナンの里づくり」を主軸に据えて新町まちづくりを進めることとした。

今後は、青山剛昌ふるさと館を北栄町の観光拠点に据え、住民自ら参画し創意工夫により、地域資源を活用した新町まちづくりを加速的に進める活力源といたします。

青山剛昌ふるさと館は、観光拠点施設として誰もが楽しめる施設づくりを目指す一方で、青山剛昌氏の関連作品などを紹介し、多くの来館者にミステリーな青山ワールドを堪能していただくとともに、原作者の若かりし日のまんがにかける夢を紹介するなど、まんがをターゲットにした夢の工房として、魅力ある文化・観光施設にしたいと考えています。

 全国的に、功績のあるまんが家を顕彰した記念館が多い中で、青山剛昌氏の作品「名探偵コナン」は現在、週刊少年サンデーに連載中であり、テレビでも毎週放映し、また映画も毎年封切りされるなど、現在進行形のまんが家であり、海外でも20を越す国と地域で出版され、人気もきわめて高い。

そうした意味でも、青山剛昌ふるさと館は開館後も進化する施設になると期待しています。

青山剛昌ふるさと館オフィシャルサイト ーより引用

毎年、来場者が増えている『青山剛昌ふるさと館』。現在の建物では手狭で、観光客が入り切らないといった問題が上がり、2020年に移転・新築を求める提言書が提出されています。

もし、これが実現すれば、これまで未公開だった資料や原画などが展示できるとのこと。

これからどうなって行くのか、ファンはさらなる進化に期待を寄せているようです。

これからも青山剛昌さんの活躍やその作品、施設の発展に注目していきたいですね!


[文・構成/grape編集部]

出典
日本大学芸術学部@conan_file@USJ_Official@gamf_staff青山剛昌ふるさと館オフィシャルサイトニッポン放送

Share Post LINE はてな コメント

page
top