時代に合わない質問をする記者 それに対し、宇宙飛行士候補・米田あゆさんの答え方に注目が集まる
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道路標識、縦読みすると… 1枚に「これは気付かなかった」「面白い看板」目的地の方向や距離、道路上の警戒情報などを視覚的に伝える、道路標識。普段から車を運転する人であれば、頻繁に目にするでしょう。なおき(@528_frs)さんがXに公開した道路標識の1枚に、5万件を超える『いいね』が寄せられています。
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2021年11月から始まった、JAXA宇宙飛行士候補者の募集。
4127人という過去最多の応募者の中から、トータル5段階の選考を経て、宇宙飛行士候補者2名が決まりました。
JAXA宇宙飛行士候補者に決定したのは、諏訪理(すわ・まこと)さんと米田あゆさん。
2人は2023年2月28日に行われた記者会見に出席し、記者からの質問に答えました。
世界銀行で上級防災専門官として働く諏訪さんは、宇宙飛行士は小さい頃からの夢だったといいます。
日本赤十字社医療センターで外科医師として働く米田さんも、同じく幼い頃から宇宙飛行士を目指しており、「医師としてのキャリアが宇宙空間で生かせるのではないかと考えている」と語りました。
注目が集まったのは、記者から寄せられたある質問に対する米田さんの回答です。
記者から上がったのは、「パートナーはいるのか、子供はいるのか」というプライベートに関する質問。
生配信で見ている視聴者から「プライベートの質問はよくないのでは…」というコメントも寄せられる中、米田さんはこのように答えました。
プライベートの質問に疑問を抱いていた視聴者からは、「いい返答だ」「そりゃそうだよな!」「角の立たない断り方が上手」といった声が上がっていました。
さらに、同じ記者から米田さんに「若い女性という観点から、宇宙開発のどういうことに貢献できるか」という質問をされると…。
2023年3月現在、現役の日本人宇宙飛行士は全員男性ということや、現役の日本人最年少宇宙飛行士ということで『若い女性』という観点に注目されがちですが、米田さんは「特に若い女性であることを意識しない」とコメント。
視聴者からは、「かっこいい!」「時代に合わない質問に対して素晴らしい回答」「答えが痛快」などのコメントが上がっていました。
2人は、これから約2年間の基礎訓練を重ねるといいます。その後、訓練結果の評価によって、JAXA宇宙飛行士に認定されるそうです。
月面着陸を目指している『アルテミス計画』での活躍も期待される2人。宇宙や月の新たな謎の解明につながるかもしれません。
[文・構成/grape編集部]