「彼女の人生に俺をコクインしたい」受験の問題集がちょっとおかしい

大手予備校である『駿台予備校』講師が著者の問題集に、女性に対するセクシャルハラスメント表現が多数用いられていると問題になっています。

問題になっているのは、駿台文庫が2015年に出版した『生きるセンター漢字・小説語句』

「学校で配布されたこの問題集、気持ち悪い！」と娘から訴えを受けたとあるFacebookユーザーの投稿により広まり、話題になりました。

『セクハラ』と指摘されている問題の例文

「彼女のなだらかなキュウリョウをうっとりと眺めた。」

「きみのエキスをチュウシュツして飲み干したい。」

「彼女の体のユルやかなラインが僕をほっとさせる。」

「彼女の人生に俺という存在をコクインしたい。」

「彼女がリズミカルにシめ付けてきた。」

「ゆっくり奥までソウニュウしてください。」

上記の他にも多くのセクハラと見受けられる文章や、『夫婦間の家事ブンタンなんて幻想だ』『男の収入をドガイシできる女なんているのか？』といった、女性蔑視のような表現もあるとのこと。

駿台文庫は13日、保護者から多数の批判が寄せられたとのことで、販売停止と在庫回収を告知しました。

この例文に対し、ネット上では批判の声多数

どうして誰も止めなかったんだろう…。

予備校の女の子が不快になると思わなかったのか？

ごく普通の問題集でこれは駄目でしょ…。

昨今ユニークな表現を交えた参考書が多数出版されていますが、表紙にはそういった表現を含むことが記載されているものがほとんどです。

表紙に何の記述もなく性的な表現が記載されていることや、学校で不特定多数の生徒に配られたということが一番の問題だったのではないでしょうか。

ジョークを交えて勉強を教えるのはいいことですが、あまりにも度が過ぎてしまうのは考えものですね。