『芸能人の不祥事』による作品の公開中止 「作品に罪はない」「自粛すべき」と議論に
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たびたび報道される、芸能人の逮捕や不祥事。
そういった騒動はネガティブな内容が多いため、ファンを含む多くの人に衝撃を与えるほか、関連作品にも影響を及ぼします。
芸能人の起こした事件や騒動が原因で、ドラマの放送が延期したり、映画が公開中止になったりしたことは珍しくありません。
『芸能人の不祥事』による作品公開中止に賛否
2023年6月16日、俳優の永山絢斗氏が、大麻を所持した大麻取締法違反の疑いで逮捕されたことが分かりました。
同月30日には、同氏が出演する映画『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編―決戦―』が公開予定であり、多くの人が作品が予定通りに公開されるのかを不安視する声が上がっています。
逮捕が報道された同月16日12時時点で、同作の上映に関する声明は発表されていません。しかし、延期もしくは中止になる可能性はあり得るでしょう。
アニメ化や実写化、舞台化を果たし、映画は第1作、第2作と立て続けに高い人気を博してきた、『東京リベンジャーズ』。
多くの人が最新作の公開を心待ちにしていただけに、今回の件を受け「公開は無事に行われるのか」という声が上がっているようです。
「作品に罪はない」「公開自粛は致し方ない」の声
前述したように、芸能人の不祥事によって作品の公開が延期されたり、いわゆる『お蔵入り』になったりしたことは、これまでに何度もありました。
『作品の公開自粛』という判断に対し、さまざまな意見が上がっています。
【肯定的な意見】
・直接的でも間接的でも、被害者がいるなら自粛すべき。加害者の顔が世間に露出したり、称賛されているのを見たりするのはつらいと思う。
・公開続行はダメでしょう。その人が活躍することによって、苦しめられている人がどこかに存在するんだから。
・芸能界はイメージ商売。スポンサーらお金を出している人がいる以上、公開の可否は別問題だと思う。
【否定的な意見】
・制作側の考えも理解できる。でも、作品に関わった全員やファンがあまりにも不憫すぎる。
・大勢の目に触れるテレビ放送はともかく、映画の場合は見たい人だけがお金を払って見るわけだし、いいんじゃないかな。
・確かに罪を犯した関係者は悪いが、作品に罪はない。たった1人の不祥事による影響力が大きすぎる。
賛否を問わず、「罪を犯した人に責任があり、償う必要がある」という考えは一致しているものの、作品が公開されることによる影響に対しては、さまざまな意見があるようです。
今後、『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編―決戦―』の公開については、ウェブサイト等で詳細が発信されることでしょう。
『関係者の不祥事で作品公開を自粛すべきか』の議論が白熱する中、多くの人が同作の動向に注視しているようです。
[文・構成/grape編集部]