お風呂の残り湯に入れてみて! 『重曹』の活用法に「情報助かる」「試す」
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- 出典
- 健栄製薬
「家中まとめて掃除できる便利な洗剤はないか」と思っている人は多いのではないでしょうか。
そこでおすすめなのが『重曹』です。
状況に合わせた重曹の使い方のポイントを、健栄製薬株式会社(以下、健栄製薬)公式サイトから分かりやすくお伝えします。
重曹でピカピカ!じゅうたんから車のヘッドライトまでおまかせ
重曹を使えば、家中のさまざまなものをすっきりきれいにできます。
床にじゅうたんを敷いている家庭は、シミ汚れに悩まされることも多いはず。じゅうたんごと洗濯できればいいですが、難しいケースもあるでしょう。健栄製薬によると、軽いシミ汚れであれば重曹を使って落とせるそうです。
じゅうたんに直接重曹を振りかけて、そのまましばらく置いておきましょう。その後スポンジを使って、汚れを吸収した重曹をはき取るようにして掃除します。
お風呂掃除にも重曹が便利。残り湯の中に重曹を入れておくだけで、浴槽に付いた汚れが溶けるので、お風呂掃除が楽になります。床のタイルに振りかけて軽く磨いておけば、汚れをすっきり落とせるほか、カビ予防の効果も期待できるそうです。
また、車のお手入れにも重曹が役立ちます。ぬらしたスポンジに重曹を付けて車の窓やヘッドライトを磨くと、驚くほどピカピカに。ひどい汚れも簡単に落とせます。
そのほかプラスチック製品に付いた汚れも、表面を傷付けることなくきれいに落とせるでしょう。
弱アルカリ性の作用ですっきりきれいに
重曹で汚れをきれいに落とせるのは、弱アルカリ性の性質を持つ物質だからです。皮脂汚れや手垢などはすべて酸性の性質を持ち、重曹によって中和されます。そのため強い力で磨かなくても、汚れをすっきり落としやすくなるのです。
また重曹には、軽い研磨剤としての作用も期待できます。車のヘッドライトや浴室のタイルの頑固な汚れを落とせるのは、研磨剤の効果で優しく磨き上げられるから。この性質を賢く利用し、日々の掃除に役立ててみてください。
重曹は脱臭対策にもおすすめ
※写真はイメージ
重曹は、目には見えないニオイを除去する効果も期待できます。例えば冷蔵庫や冷凍庫の気になるニオイは以下の方法で対処してみましょう。
排水口の嫌なニオイを取りたい時も重曹がおすすめ。週に1回、重曹1カップを排水口に入れてお湯を流すと、ニオイが取れてすっきりするでしょう。
また靴のニオイが気になる時には、重曹を中に直接振りかけるのがおすすめです。
弱アルカリ性でニオイを中和
重曹がニオイ対策に使えるのは、やはり弱アルカリ性の性質によるもの。酸性のニオイを中和し、無臭にしてくれます。
そのほか、嫌なニオイのもととなる雑菌の繁殖を抑える静菌作用が期待できるため、雑菌が発生しやすい場所に重曹を置いておけば、ニオイの発生を抑えられるでしょう。
また、重曹は湿気を吸収する作用も。雑菌が繁殖しやすい湿気の高い場所に重曹を置いておけば、湿気を吸い取ってニオイのもととなる雑菌の繁殖を防げます。
重曹は家のさまざまな場所の掃除に役立つ、万能洗剤です。シーン別の正しい使い方を学び、ぜひ上手に活用してみてください。汚れやニオイをしっかりと取り除いて、毎日を気持ちよく過ごしましょう。
[文・構成/grape編集部]