出力が足りない可能性も! 家が寒い原因は『エアコン』にあった?
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- 出典
- エヌエス創建
冬の寒い時期に多い悩みの1つが、エアコンの効きです。
エアコンの暖房がしっかり稼働しているのに、なかなか部屋が温まらず、解決策が分からないまま我慢している人も多いのではないでしょうか。
家が寒いのには原因があり、家族の健康のためにも適切な対策をとることが大切です。
建設事業を営むエヌエス創建株式会社(以下、エヌエス創建)のウェブサイトから、寒い家が抱える問題とおすすめの対処法を紹介します。
暖房器具の出力が足りない可能性も
家が寒いと感じる理由は、すきま風や断熱性能の低さにあります。
外から侵入する冷気をシャットアウトできなければ、どれだけ室内を暖めても効果はありません。また、暖房器具の出力が足りていない場合も、暖気が冷気に負けてしまいがちです。
エアコンをオンにしているにもかかわらず室内が寒い場合、エヌエス創建がウェブサイトで紹介している対策を試してみてください。
温める熱よりも逃げ出す熱のほうが多い状態では、エアコンは常にフルパワーで稼働し続けることに。光熱費がかさむほか、エアコンが故障するリスクも高まるので、ぜひ交換を検討してみてください。
エアコンは冷房と暖房で適応畳数が違います。購入時に冷房能力だけに注目して選ぶと、暖房使用時に能力が不足しがちです。
また、エアコンのカタログには『○~○畳』というように適応畳数が書いてあるものがありますが、木造の場合は書かれた畳数の下限、鉄筋造りの場合は上限が適応とされます。
つまり、『9~12畳』と書かれている場合、木造住宅の場合は9畳、鉄筋造りの住宅の場合は12畳が適応ということ。それを踏まえて、適した性能のエアコンを選びましょう。
縦の体積にも注目して
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エヌエス創建がウェブサイトでもう1つ指摘しているのが、縦の体積についてです。
エアコンを選ぶ時には、床面積に注目するのが一般的。とはいえ十分な性能があるかどうかは、それだけでは判断できません。
天井が低い空間であれば、温める体積は小さくなり素早く温まるでしょう。天井が高ければ高いほど、温めなければならない体積は大きくなります。
勾配天井や吹き抜けなどになっている空間では、一般的な造りの同じ畳数の部屋よりも温めるべき体積が大きく、なかなか温まらないのです。
しかも、暖房で温められた空気は、高い場所にたまりがち。家族が生活する下のほうの空間にまで届かない可能性もあるため注意しましょう。
エアコンを広い空間用のものに切り替えるほか、空間全体での断熱性能の向上やシーリングファンの設置など、さまざまな対策を組み合わせて実施するのもおすすめです。
エアコンをメイン暖房として使用している場合、十分な性能を持つ製品を選ぶことが何よりも大切。エアコンを買い替えれば、寒さに悩まされず快適に過ごせるでしょう。
部屋に設置されているエアコンの性能を確かめるところからスタートしてみてくださいね。
[文・構成/grape編集部]