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和菓子職人が送る、敬老の日のサプライズ 見た目も縁起も抜群な『どら焼き』とは

By - grape編集部  公開:  更新:

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どら焼き

昔話にも登場するほどなじみが深く、ペットとしても人気のカメ

長生きなことで知られており、『ツルは千年、カメは万年』という、ことわざがあるほどです。

2025年9月14日、そんなカメをモチーフにした和菓子がXに投稿され、話題になりました。

5万人以上が『いいね』を送った、かわいらしい1枚をご覧ください!

カメのどら焼き

カメの形の…どら焼きが並んでいます!

カメのどら焼きを投稿したのは、神奈川県高座郡の和菓子店『和菓子處吉祥庵』を営む2代目店主、黒田和比古(@kurokazu_45)さん。

同月15日が『敬老の日』だったことに合わせ、長寿を意味するカメをモチーフにした、どら焼きを作ったそうです。

体中を覆うような大きい甲羅や、隙間からはみ出ている、練り切り製の顔や脚など、デフォルメされたカメの見た目がなんとも愛らしいですよね。

このどら焼きを、黒田さんはさらにクオリティーアップさせています。

『敬老の日』当日に店舗に並んだ、カメのどら焼きが、こちら!

カメのどら焼き

甲羅が緑色の、抹茶どら焼きになりました!

鼻の穴が追加されて、口の中もピンク色になっているなど、よりカメらしい見た目になっていますね。

『万寿どら焼き』という縁起のよい名前で販売された商品に、ネット上では多くの称賛の声が寄せられていました。

・か、かわいい!目が合ったら食べられないから、お尻からですね。

・カメの表情が明るくていいですね。おいしそう。

・食べるのがもったいない!

・見てよし、食べてよしのどら焼きですね。

『和菓子處吉祥庵』は、『万寿どら焼き』の影響もあってか、敬老の日は店頭のお菓子がすべて売れるほど、賑わいを見せたそうですよ。

かわいらしい『万寿どら焼き』 黒田さんに聞いた

人気を博した『万寿どら焼き』の見た目は、どのようにして決まったのでしょうか。

grapeの取材に対して、黒田さんはこのように教えてくれました。

カメといえば、日本人にはミドリガメのイメージがあると思い、甲羅を緑色にしています。

正式に販売するにあたって、見た目も細かい修正をして、クオリティーアップに努めました!

『万寿どら焼き』は定番商品ではありませんが、今後も購入できる機会はあるようです。

黒田さんは「包装などの準備を整えた上で、10月初旬にご予約販売を承る予定です」と話していました。

なじみのある動物を模した和菓子だと、見ているだけでも気分が上がりますね。

家族みんなで、長寿を願いながら、食べてみてはいかがでしょうか!

黒田さんが手掛けた、ほかの和菓子が気になる人は、こちらの記事からご覧ください。

※本記事は投稿者様の許諾を得た上で掲載しております。


[文・構成・取材/grape編集部]

練り切りの精霊馬と精霊牛

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練り切りの写真

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協力
@kurokazu_45

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