甘くないカボチャ、煮物以外の食べ方は? 「簡単でおいしい」「お弁当に使える」
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撮影:grape編集部

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秋に旬を迎える日本産のカボチャ。ホクホクとして甘みが強く、煮物や天ぷらにすると、おいしいですよね。
しかし、近年日本国内でカボチャの価格は上がっているようで、地域によっては、4分の1サイズでも400円近くすると聞きます。
そのため、海外から輸入された安いカボチャを買っている人もいるでしょう。しかし、外国産のものだと、水っぽかったり甘みが少なかったりすることがよくありますよね。
マレーシアのカボチャ事情
筆者はマレーシアに暮らしていますが、スーパーマーケット(以下、スーパー)に行くと日本産のカボチャをよく見かけます。
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しかし、ここでは日本産の野菜は高級品です。カボチャの価格も高く、4分の1サイズでなんと800~900円ほどもするので、なかなか手が出ません。
そこで買っているのが、マレーシア産のカボチャ。ローカルの市場に行くと、巨大なカボチャが積まれているのをよく見かけます。
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スーパーではカットされたものも売られていますよ。ちなみに先日買ったものは8分の1サイズで、100円前後。
8分の1サイズでも、日本産の4分の1サイズくらいの大きさがあります。
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ただ、マレーシアのカボチャは、水分量が多く、そのままゆでてもネチャッとした食感。甘みも少ないので、煮物には適しません。
しかし、メニューを工夫をすれば、十分においしく活用できるのです!
マレーシアのカボチャ、おいしい食べ方は?
水っぽくて甘くないカボチャは、焼く・揚げる・炒めるの調理法で、水分を飛ばすのがポイント。
筆者はよく、きんぴらにするか、フライヤーで素揚げをしています。
カボチャのきんぴら
きんぴらの場合は、カボチャを細く切り、油をひいたフライパンに入れ、適量の砂糖とみりん、醤油を加えて炒めればでき上がり。
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マレーシア産のカボチャの場合は、皮が少し苦い時があるので、皮の部分はカットしたほうがおいしく食べられます。
きんぴらは、冷蔵で3日ほど保存がきくので、お弁当の副菜にもピッタリです。
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カボチャの素揚げ
素揚げは、5~8mmくらいに薄切りにしたカボチャを油で和えて軽く塩をふり、180℃のフライヤーで10分程度加熱するだけ。
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途中で裏返しにして、両面をこんがりさせましょう。塩のほか、カレー粉などをまぶしてもおいしいですよ。
また、麺つゆをかけて冷やし、かつお節と一緒に食べる『揚げびたし』も絶品です。
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フライヤーを使わない場合は、170℃に熱した油で2~3分程度揚げて、火が通ればOKです。
ちなみにローカルの人は、カボチャを煮込み料理や鍋の具材にしたり、ココナッツミルクを使った甘いデザートに入れたりして楽しむのだとか。
日本でも、水っぽくて甘くないカボチャに当たってしまうこともありますよね。そんな時は、潔く煮物を諦めて、別のおいしい食べ方を模索してみてはいかがですか。
[文・構成/grape編集部]