「ロマンチック」それとも? 現代に甦ったタイタニック号が2022年に就航予定
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レオナルド・ディカプリオとケイト・ウィンスレット主演で1997年に公開された映画『タイタニック』。
第70回アカデミー賞において、作品賞をはじめ11部門で受賞を果たした大ヒット作品です。
しかし、作品のモデルとなった豪華客船タイタニック号がたどった運命は、誰もが知っている通り。1500人を超える死者を出した悲劇の船として、いまなお語り継がれています。
1912年のタイタニック号沈没から約100年…なんと、現代にタイタニック号を復活させようとする一大プロジェクトが進められているといいます!
計画の発案者はオーストラリアの大富豪
タイタニック号を現代に復活させる計画が発表されたのは、2012年のこと。オーストラリアの大富豪、クライブ・パーマー氏の発案によるものでした。
その後、プロジェクトは一時ストップしてしまったものの、2018年に再始動。イギリスのクルーズ会社『ブルー・スター・ライン』が中心となり、実現に向かって進んでいるとのことです。
なお、就航は2022年予定。内装は初代のタイタニック号と同じですが、当時の悲劇を繰り返さないよう、最新の安全装備が完備されます。
また、航路も当時と同じ大西洋航路をたどるとのことですが、世間の反応は「ロマンチック」という声と「縁起が悪い」という意見とで、真っ二つ。
当時としては最悪の事故だったため、同じ船の様式で、さらに同じ航路をたどることに縁起の悪さを感じてしまうのも仕方がないのかもしれません。
しかし、初代のタイタニック号が果たせなかった夢を、100年の時を超えて実現してほしいとも思ってしまうもの。
「大海原を威風堂々と進むタイタニック号を見たい」という人は、多いのではないでしょうか。
※映画『タイタニック』の劇中写真
[文・構成/grape編集部]