悪質タックル問題の指導者は「容疑なし」? 不満のコメントに、被害選手の父が想いを明かす
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今、もっとも狙われやすいのは… 新しい犯罪傾向にゾッとする残念なことに、空き巣や強盗などの事件はなくならず、連日のようにニュースをにぎわせています。玄関前に監視カメラを設置するなど、防犯対策をしている人もいるでしょう。しかし、近年では犯行の手口や傾向に変化が起こっており、従来の対策だけでは不十分な可能性があります。

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2018年5月6日に起こった、通称『悪質タックル問題』。関西学院大学(以下、関学大)と日本大学(以下、日大)のアメリカンフットボール(以下、アメフト)定期戦で、日大の選手が関学大の選手を悪質なタックルで負傷させ、社会問題にまで発展しました。
悪質タックルの瞬間が撮影された動画がネット上で拡散すると、当初は加害者である日大の選手が批判されます。
ところが、同年5月22日に行った記者会見で、加害選手が「悪質タックルは当時監督だった内田正人氏と同じく当時コーチだった井上奨元氏の指示によるものだった」と証言。批判の矛先は指導者である2人に集中しました。
同年5月23日に開かれた指導者2人の記者会見が煮え切らないものだったこともあり、さまざまなメディアが悪質タックル問題を取り上げ、2人の指導者に苦言をていしました。
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被害選手が復帰し、胸中を語る
悪質タックルによって負傷した関学大の選手も、同年5月27日に復帰。集まった多くの報道陣の前で、加害選手に対して、こんな言葉を送りました。
「(アメリカン)フットボールをする権利はない」と会見でいってたんですけど、それはまた違うと思うので、またフットボール選手として戻って、グラウンドで正々堂々と、ルール内で勝負できたらいいなと思います。
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その後、周囲の尽力もあり、日大の加害選手は復帰。
一方で指導者2人は、日大が設置した第三者委員会の報告で悪質タックルを指示したと認定されます。
結局、内田前監督と井上前コーチの2人は日大から懲戒解雇され、新たな指導者を迎えた日大アメフト部は2019年1月に公式戦に復帰しました。
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