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駅で倒れた友人を介抱した男性 周囲から「キモ」「邪魔」と言われていると…?

By - grape編集部  公開:  更新:

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※写真はイメージ

人は支え合って生きていくもの。子供の頃に、そう教わった人は多いでしょう。

しかし大人になっていろいろなことを経験するうちに、世の中は優しい人ばかりではないということに気付きます。

倒れた友人を介抱し、周囲の人に邪険に扱われていると…

友人と外出していた時のエピソードを、映秀。(@EISYU0317)さんはTwitterに投稿しました。

ある日、友人がパニック障害の発作を起こし、駅で倒れてしまったといいます。

パニック障害とは、突然めまいや動悸、吐き気、呼吸困難などの症状を発し、激しい不安感に襲われる不安障害。電車に乗っていると発作を起こす人が多いといわれています。

具合がよくなるまで友人を介抱することにした投稿者さん。そんな中、周囲からこういった声が聞こえてきました。

「邪魔なんだけど」「キモッ」

通りがかった女性ににらまれ、男性に暴言を吐かれたり、蹴られたりと、信じられないことに見ず知らずの人たちは投稿者さんと友人に攻撃的な態度をとったのです。

あまりにも冷たい周囲の対応に「こんなにも、みんなは他人に優しくないんだ」とショックを受けていた投稿者さん。

すると、20歳ほどの若い男性がこのように声をかけてきたといいます。

「お水、よかったらどうぞ」

投稿者さんが友人を介抱している姿を見て、男性は水を買ってきてくれたのです。

暴言を吐くなど冷たい対応をする人がいる一方、困っている人のために自ら行動する人もいます。男性の優しい行動に、投稿者さんは「僕はお水をくれたお兄さんみたいになりたいな」と思ったといいます。

困っている人がいたら、すぐ助けてもらえる社会に

倒れた友人はヘルプマークを身に着けていたといいます。ヘルプマークとは『シンボルマーク』の1つで、援助や配慮を必要としている人が身に着けるマークです。

ヘルプマークのほかにも、マタニティマークやオストメイトマークなどのいろいろなシンボルマークが存在しています。

※写真はイメージ

反響を受け、「『他人』にも優しい人が1人でも増えますように」とコメントした投稿者さん。

誰かの優しさに触れることで感銘を受け、「自分もあの人のように優しくなりたい」と思う人が増えれば、多くの人が暮らしやすい社会になっていくかもしれません。


[文・構成/grape編集部]

出典
@EISYU0317

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