「日本らしい!」 外国人旅行者が『駅』で見かけて感動したものとは?
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低予算で旅行を楽しむヒントをSNSで紹介している、デジタルクリエイターのマーク(marc.travellifestyle)さん。
世界中を旅している彼は日本が大好きで、日本全国で目にした美しい風景などをInstagramで紹介しています。
駅で頭上を見上げると?
私が日本で見た、もっとも日本らしいものの1つ!
2024年12月、マークさんは日本を旅行中に目にしたあるものにとても感銘を受けたのだそう。
それは雄大な大自然でもなければ、伝統的な日本の建造物などでもありません。
彼が撮影した動画に映っているのは、駅の構内。床には通行人に注意をうながすカラーコーンが置かれています。
マークさんが驚いた理由は、その頭上にありました。
見上げると、天井付近に設置された監視カメラの上に、ツバメが巣を作っています。
カラーコーンは、下を歩く人が落ちてくる鳥のふんに当たらないよう、注意をうながしていたのです。
マークさんが感動したのは、日本人がツバメの巣を撤去せずに見守っていること。
「日本人は誰に対してもとても親切です。でも小鳥が成長して『一人立ち』できるようになるまで、鳥の巣をそこに置いておくのだと思う」とつづりました。
動画を見た外国人の目にも、この光景は新鮮に映ったようです。
・こういうのすごく好き。
・日本のツバメは巣をいろいろなところにつくります。でも日本人はあえて取りません。巣立つまで見守ります。
・人は優しさを取り戻せる。願わくば、早くアメリカでもそうなりますように。
多くの人が行き交う駅の構内に鳥が巣を作ったら、いつ排泄物が落ちてくるか分かりません。
それでも日本人は鳥を追い出したりせず、温かく見守り、巣立ちを応援するのです。
日本ではよくある光景ですが、外国人にとっては「日本らしい」といわれるほど、珍しいことなのですね。
マークさんが注目してくれたおかげで、日本人の優しさに改めて気付かせてもらったような気がします。
[文・構成/grape編集部]