意外と知らない『シンボルマークの意味』まとめ 再確認して優しい社会を
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マタニティマークやヘルプマークなど、様々な団体が出しているシンボルマーク。
時にその意味を知らないことによるすれ違いが話題となり、物議をかもすことも。いまだ世間にしっかり浸透していない現実があります。
そんな意外と知らないシンボルマークの意味をまとめてみました。改めて確認してみましょう。
シンボルマーク
障害者のための国際シンボルマーク
出典:内閣府
障がい者が利用できる建物、施設であることを示す世界共通のマーク。駐車場やトイレなど、見かけることが多いマークです。
身体障害者標識
出典:内閣府
四肢に障がいがある方が運転する車に表示するマーク。マークの表示については、努力義務です。やむを得ない場合を除き、このマークを付けた車に幅寄せや割り込みを行った場合は、道路交通法の規定により罰せられます。
聴覚障害者標識
出典:内閣府
聴覚障がいを持つ方が運転する車に表示するマークで、マークの表示は義務となっています。
身体障害者標識と同じように、このマークを付けた車に幅寄せや割り込みを行った運転者は、道路交通法の規定により罰せられます。
ヘルプマーク
出典:東京都福祉保健局
義足や人工関節を使用している方、内部障害や難病の方、妊娠初期の方など、援助や配慮を必要としている方が身に着けるマークです。東京福祉保健局が2013年から始めており、京都、青森、徳島など徐々に広まっています。
マタニティマーク
出典:厚生労働省
妊産婦が交通機関等を利用する際に身につけ、周囲が妊産婦への配慮を示しやすくするためのマーク。電車などで見かけたら席を譲るなど、配慮を求められます。
盲人のための国際シンボルマーク
出典:内閣府
1984年に制定された目が不自由な方のための世界共通マーク。視覚障がい者の方に配慮した建物、設備、機器などに付けられています。
耳マーク
出典:内閣府
耳が不自由なことを表す、国内で使用されているマーク。このマークを提示された時は相手が「聞こえない」ことを理解し、コミュニケーションの方法への配慮を求められます。
ほじょ犬マーク
出典:内閣府
身体障害者補助犬が同伴可能であることを示すマーク。身体障害者補助犬とは、盲導犬、介助犬、聴導犬のことをさし、公共の施設や交通機関など、広く身体障害者補助犬が同伴できるようになってきています。
オストメイトマーク
出典:内閣府
人工肛門・人工膀胱の方(オストメイト)のための設備があることを示すマーク。このマークがついたトイレは、オストメイトに配慮されたトイレであることを示しています。
ハート・プラス マーク
出典:内閣府
外見からはわかりにくい「身体内部に障害がある人」を表すマーク。このマークを着用されている方を見かけた場合には、内部障害への配慮が求められます。
種類が多く、覚えるのはちょっと大変。しかし、意味を知って誰かに配慮することができれば、少しずつ良い社会に近づきます。ぜひマークの意味を覚えて身近な人に伝えてくださいね。