炊飯前の浸水は『炊飯時の焦げ』になる メーカーに聞くおいしく炊くポイントは
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- 協力
- タイガー魔法瓶株式会社






「炊飯前にしばらく浸水させると、ご飯がおいしく炊ける」というのは、昔から知られている炊飯のコツの1つです。
しかし、機能が進化した現在の炊飯器でも、炊く前にあらかじめ浸水させたほうがよいのでしょうか。
そこで、タイガー魔法瓶株式会社(以下、タイガー魔法瓶)に、炊飯前の浸水の必要性やご飯をおいしく炊くために意識したいことを聞きました。
炊飯前の浸水は基本的に不要
現在の炊飯器には、おいしいご飯を炊くための『吸水、加熱、蒸らし』の工程を自動で行うプログラムが組み込まれています。
そのため、一般的な炊飯メニューであれば、洗米後にあらかじめ浸水させる必要はなく、そのまま炊飯を始めても問題ありません。
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吸水工程があらかじめ設定されているため、長時間浸水させると、炊飯時の焦げにつながる場合があります。
早炊きでは事前に浸水させるのがおすすめ
早炊きモードは、吸水工程を短縮して炊き上げるため、米の芯まで水分が浸透しにくく、浸水が不十分になりがちです。
そのため、早炊きモードを使う場合は、炊飯前に15~30分ほど水に浸けておくとよいでしょう。
あらかじめ吸水させることで、中までふっくらとした炊き上がりにつながります。
ご飯をおいしく炊くために意識したいポイント
おいしいご飯を炊くためのポイントとして、次の3つを意識してみてください。
1.米を正確に計量する
付属の計量カップに米をふんわりと入れ、すり切り棒などを使って正確に計りましょう。
2.冷たい水で研ぐ
湯ではなく、冷たい水で研ぐようにしてください。
湯を使うと米の温度が上がり、吸水力が高まって水に溶け出した米ぬかのにおいを吸収しやすくなります。
また、炊飯前に米が中途半端に温まり、加熱ムラの原因にもなるでしょう。
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3.浄水を使用し、最初の水はすぐに捨てる
米は、研ぎ始めた時に浸けた水をよく吸うといわれています。
きれいな水を使ったほうが、よりおいしいご飯に炊き上がるため、カルキ臭が気になる水道水ではなく、なるべく浄水を使用しましょう。
また、最初に使う水には米を長く浸けないようにし、すぐに捨てるのもポイントです。
米を最初の水に浸けておく時間は約10秒を目安にし、軽くかき混ぜたら手早く水を捨ててください。
水を捨てたら、指先を立てて20~30回ほど、力を入れすぎないよう軽くかき混ぜます。
研ぎ終わったら再び水を入れてすぐに捨てる作業を、水の濁りが少なくなるまで2~3回繰り返しましょう。
炊飯器の機能に合わせておいしいご飯を炊こう
昔ながらの『水が透明になるまでしっかり研ぐ』『炊く前にしっかり水に浸す』といった方法は、現代の炊飯器や米では必ずしも適しているとは限りません。
今の炊飯器の機能に合わせて『正確に計量し、冷たい水でサッとやさしく洗米したら、浸水は炊飯器の自動プログラムに任せる』という基本を守ることで、炊飯器の性能を十分に引き出せるでしょう。
画像提供:タイガー魔法瓶株式会社
また、タイガー魔法瓶の最上位炊飯器に搭載されている『極・低温吸水』のように、手間をかけてでもよりおいしいご飯を楽しみたい人向けのメニューも用意されています。
炊飯器によって搭載されている機能は異なるため、取扱説明書などを確認し、自宅の炊飯器に合った方法でおいしいご飯を楽しんでみてください。
[文・構成・取材/ブリジア]