さび抜きのパック寿司 「増えた理由」を大手寿司店に教えてもらった【3社に取材】
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持ち帰り寿司を買うと、お寿司の本体のほうはワサビ抜きで、ワサビの小袋が別添えになっているのが主流です。回転寿司でもワサビ抜きが標準になっていますね。
お寿司は、もともとワサビが入ったものでしたが、最近ではワサビ抜きで提供するのが一般的になりました。では、お寿司が『ワサビ抜き+小袋わさび』になったのはいつからなのでしょうか。
いつワサビ抜きが標準になったのか
株式会社ちよだ鮨(以下、『ちよだ鮨』)、株式会社はま寿司(以下、『はま寿司』)、くら寿司株式会社(以下、『くら寿司』)、株式会社 西友(以下、『西友』)の4社に取材しました。
『ちよだ鮨』の場合
持ち帰り寿司の大手である『ちよだ鮨』に取材したところ、ワサビ抜きが標準になったのは、2024年12月。
ワサビ抜きが標準になった理由としては「回転寿司やスーパーマーケットなどの持ち帰り寿司もワサビ抜きが一般的になりましたので、弊社でもそれに合わせたという形です」とのことでした。
『はま寿司』の場合
回転寿司の店内飲食では、いつからワサビ抜きが標準になったのでしょうか。
『はま寿司』にうかがったところ、「2015年10月8日より一部店舗を除き、お寿司を全皿わさび抜きでご提供開始し、2026年現在ではすべての店舗で『わさび抜き』でご提供しています」とのこと。
2015年10月8日に出された『はま寿司』の告知/スクリーンキャプチャー
なぜワサビ抜きになったのかについては「お客さまにお好みの量をつけていただくことで、よりおいしくお寿司を召し上がっていただくためです」とのことでした。
『くら寿司』の場合
同じく、回転寿司チェーン店の『くら寿司』にも聞いてみました。『くら寿司』では、2008年8月に全店でワサビ抜きが標準になったとのことでした。
すぐに全店でそうなったのではなく、「一部店舗でワサビ抜きを実施するなど、1年間テストを行ってからの実施」だったそうです。
ワサビ抜きを標準にしたのは「お子さま連れの人が多いこと、若者や外国人などワサビ抜きを求めるお客さまが増加したこと」が理由だそうです。
また、「ワサビ入りが好きな人にとっては、自分の好みの量を入れられるというメリットもありました」といいます。
『西友』の場合
大手スーパーマーケットの『西友』にもうかがってみました。
『西友』によれば、惣菜売り場で販売されている持ち帰り用のお寿司がワサビ抜きになったのは、2017年1月。
ワサビ抜きが標準になった理由は「お客さまからワサビ抜きが売り切れて買えなかった、また、お子さまが間違ってワサビ入りを食べてしまったといった声をいただき、ワサビは別で提供したほうがよいのではないかという判断に至りました」とのことでした。
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ワサビ抜きのお寿司が標準になったのは、子供客の増加・家族層中心へのシフト・インバウンド対応などによって、ワサビ抜きを求める人が増え、その嗜好に合わせた…というのが理由のようです。
ワサビ抜きが標準になったのは店舗によって異なりますが、調べた限りでもっとも早かったのは、回転寿司では2008年8月に実施した『くら寿司』。
ワサビ抜きの標準化は『2010年代中盤』に進んだと考えられます。以降、各店舗の対応が進み、2026年現在ではワサビ抜きが標準になっているのです。
[文・取材/高橋モータース@dcp・構成/grape編集部]