土のついたサツマイモ『洗ってから保存』『洗わずに保存』正解はどっち?
公開: 更新:

画像提供:株式会社マイファーム
Googleで優先するメディアとして追加
grapeにチェックを入れて、おすすめ記事を読む!

冷凍食品の保存、輪ゴムだけでは足りない? 長持ちさせるコツは本記事では、開封後の冷凍食品の保存方法について、冷凍食品メーカーの株式会社ニッスイ(以下、ニッスイ)に聞きました。

カボチャの『長持ち』を叶える保管の極意 青果のプロが教える保存術丸ごとのカボチャを冷蔵庫に入れていませんか?青果のプロに聞いた、丸ごと・カット後の正しい保存方法を解説。冷やしすぎによる「低温障がい」の注意点や、甘みを引き出して長持ちさせるコツを紹介します。






芋掘りに出かけたり、知人からたくさんもらったりして、土のついたサツマイモが手元にたくさんあることはありませんか。
保存する前に、まずは土を洗い流そうと考える人もいるでしょう。しかし、洗うことで傷みやすくなる場合があるそうです。
そこで、農業体験や貸し農園事業を展開する株式会社マイファームの松岡龍哉さんに、サツマイモを長持ちさせるための、保存前の処理について聞きました。
保存前に洗うのはやめて、土つきのままに
――サツマイモは、洗ってから保存してもよいのでしょうか。
洗わずに、土がついたまま保存するのがおすすめです。
サツマイモは、洗った後に水分が残っていると傷みやすくなります。掘りたてのものは、手で軽く土を払う程度にとどめましょう。
土が湿っている場合は、2~3日ほど広げて乾かしてから保存してください。1本ずつ新聞紙で包み、ダンボールなどに入れて、直射日光の当たらない涼しい場所に置きましょう。
ダンボールがなければ、紙袋でも代用できます。ただし、ビニール袋やラップで密閉すると、蒸れてカビが生える原因になるため、避けてください。
適切に保存すれば、常温で1~3か月ほど日持ちします。
画像提供:株式会社マイファーム
――サツマイモの保存に適した場所や温度を教えてください。
サツマイモは寒さが苦手なので、冷蔵庫での保存は避けましょう。
温度が低すぎる場所では低温障害を起こし、かえって傷みやすくなります。
保存に適した温度は13~15℃程度です。10℃を下回ると傷みが早まるため、冬場は寒さ対策として、新聞紙を厚めに巻いておくと安心です。
――すでに洗ってしまったサツマイモは、どうすればよいのでしょうか。
水気をしっかり拭き取り、風通しのよい場所で表面を乾かしてから、新聞紙で包みましょう。
ただし、洗っていないものに比べて日持ちしにくいため、早めに食べ切るのがおすすめです。
撮影:LUIS FIELD
洗うのは、食べる直前に
サツマイモは、洗わずに土つきのまま新聞紙で包み、涼しい場所に置くのが保存の基本です。冷蔵庫に入れないことと、蒸れを避けることも大切なポイントです。
ほんの少しの手間で、サツマイモの日持ちは変わります。芋掘りシーズンの今、洗いたくなる気持ちをぐっとこらえて、土つきのまま保存してみてください。
取材協力 松岡龍哉(まつおか りゅうや)
株式会社マイファーム R&Dソリューション部 神栖農場担当。
⇒体験農園マイファーム
⇒マイファーム公式YouTube
[文・構成・取材/LUIS FIELD]