「被災したら女を捨てろ」震災時の性被害から身を守る方法
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避難所や被災地で起きる、発表されない「性被害」
そう注意喚起するのは、防災アドバイザーの岡部梨恵子先生。
大規模な災害が起きた後というのは、空巣や窃盗、暴力に加え、性犯罪も増えやすいのだそうです。95年に起きた阪神・淡路大震災でも、避難所になっている学校で耳を疑いたくなるような性被害が起きていたそうです。
最近では、避難所での性被害に対する啓発ポスターが作られるなど、こういった非常時の犯罪に対する意識が高まっています。
では、そういった被害に遭わないために、我々は普段からどんなことに気をつければいいのでしょうか?
もしものための防災グッズは「色」に注意
防災アドバイザーの岡部先生は防災グッズの「色」に注意して欲しいと伝えています。
大規模な災害が起こるたびに防災への意識が高まり、防災グッズや非常時の備蓄を用意するなどしていると思いますが、女性用のグッズは明るいピンクや赤色のものが多いですよね。
たしかにこれでは「私は女性です!」とアピールしているようにも見えます。
被災した時こそ明るい色を身につけたほうがいいのでは?と考えてしまいそうですが、それが原因で性被害に遭ってしまうというのは、目からウロコでした。
さらに女性だとわかりにくくするため、ニット帽なので髪をすっぽり隠してしまうのも良いそうです。
避難した場所で注意するべきことを知っておこう
防災グッズや服装などのほか、性被害に遭わないために気をつけたいこともご紹介しておきます。
大規模な災害が起きた後、極度の緊張状態の中にいると正常な判断ができず、理性とはかけはなれた行動に出る人も少なくありません。
助かった命を守り、安全に過ごすためにも、こういった危険があると知っておくことも大切です。
いざという時、特に女性や、子供を守る立場にある人たちは、より意識して注意する必要があるということを、ぜひ覚えておいてくださいね。