ビニール袋の両脇を切ると? 緊急時に役立つライフハック【怪我の応急手当】
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撮影:grape編集部

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突然の怪我には、思わず焦ってしまう人も多いでしょう。
ある日、筆者の家族がスポーツ中に転倒して腕を骨折。
病院を受診するまでの間、「何か応急手当ができないだろうか」とネットで調べてみたところ、新潟県新潟市や佐賀県唐津市など、複数の自治体が身近なアイテムを使った応急手当を紹介していることが分かりました。
そこで、それらの情報を参考に、実際に筆者が試した方法を紹介します。
筆者自身、「これは覚えておこう!」と思った応急手当。突然の怪我はもちろん、災害時にも役立ちそうな内容なので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
災害時にも覚えておきたい!腕の怪我の応急手当
それでは、手順を見ていきましょう。
用意するもの
用意するものは以下の通りです。
・タオル
・雑誌や新聞紙
・ラップ
・ビニール袋
撮影:grape編集部
必要に応じて、保冷剤などといった、痛みを冷やせるものも準備してくださいね。
1.腕にタオルを巻く
まず、痛みが出ている箇所や症状に合わせて、腕や手を無理のない範囲で、適切な向きに整えましょう。
保冷剤などをタオルで包み、腕に当てながら巻いていきます。
撮影:grape編集部
2.雑誌で腕を固定する
次に、雑誌や新聞紙を腕の下から支えるように包んでください。
撮影:grape編集部
その状態を保つように、ラップでぐるぐると巻いて固定しましょう。
撮影:grape編集部
3.ビニール袋で三角巾を作る
最後は、ビニール袋で三角巾の代用品を作っていきます。
ビニール袋の脇部分をハサミなどでカット。
切る場所は、写真の『赤線』を参考にしてください。
撮影:grape編集部
きれいに切る必要はないため、緊急時でハサミがない場合は、怪我に注意しながら、手で裂いたり、身近なもので切ったりしてもよいでしょう。
同様に、反対側の脇も切ります。
ビニール袋の持ち手部分に首を通し、底の部分に腕を通せば…。
撮影:grape編集部
ビニール袋が三角巾の代わりになりました!
しっかりと腕を吊るすことができるでしょう。
撮影:grape編集部
持ち手が首に食い込み、痛む場合は、ハンドタオルなどを挟んであげるのがおすすめですよ。
突然の怪我は、いつ起こるか分かりません。
「特別な道具がないと何もできない」と思いがちかもしれませんが、身の回りにある物でも、応急手当は可能とのこと。
いざという時に落ち着いて行動できるよう、本記事で紹介した方法を頭の片隅に置いておくと安心でしょう。
万が一の場面や災害時に、ぜひ役立ててくださいね。
[文・構成/grape編集部]