lifestyle

9日間不眠、断食の荒行「堂入り」を成功させる!戦後13人目の生き仏

By - grape編集部  公開:  更新:

Share Post LINE はてな コメント

出典:Twitter

2015年10月21日、延暦寺善住院住職の釜堀浩元(41)さんが、「堂入り」の行を無事終えたとして話題になっています。

「堂入り」を終えたのは、戦後13人目で平成19年以来8年ぶりの成功者となりました。

16931_03

出典:YouTube

堂入りって何?

あまり聞き慣れない堂入りという言葉、実は比叡山の荒行「千日回峰行(せんじつかいほうぎょう)」という修行の一部なんです。

千日回峰行では、7年間(1000日)をかけて約4万キロ(地球一周分)を歩く荒行で、1~3年は1日に30キロ程度歩く修行を100日間行います。

4,5年目は同じ距離を200日。そして、700日目から行われるのが、今回の堂入りと言われる千日回峰行最大の難行なのです。

堂入りの行は、無動寺谷・明王堂に9日間こもり、断食、断水、不眠、不臥(ふが 横にならない)の状態で不動真言を10万回唱え続けます。

16931_01

出典:YouTube

そして、堂入りを達成すると生身の不動明王になると言われています。

その後、6年目は今までの行程に京都の赤山禅院への往復が加わり、1日約60キロの行程を100日。7年目は200日を巡ることになります。

人間は3日間水を飲まないと命に危険が及ぶと言われていますから、常人ではまずできるものではありません。

実際修行僧は、行を挫折するときは自ら生命を断つという厳しさを示すために、死装束をまとっているともいわれています。

16931_02

出典:YouTube

どのような体力と精神力で挑めば出来るのか…ただ驚くばかりです。この堂入りの成功には、やはりネット上でも驚きの声が続出していました。

堂入りを成功させたことで、釜堀住職は「当行満阿闍梨(とうぎょうまんあじゃり)」の称号を与えられました。しかし、千日回峰行はこの後も2年続き、順調に進めば2017年9月にはすべての修行を終え満行を迎えるそうです。

まだ、先は長いですが無事修行が終わることを願っています。

柿の写真

『意外と知らない』柿の剥き方 包丁の代わりに使うのは…2024年11月11日、暮らしに役立つ情報を発信する、はなマル(hanamaru__kurashi)さんが、Instagramを更新。硬めの柿に限った、『意外な皮の剥き方』を紹介しました!

ラップの写真

ラップが料理に溶けたら、食べても大丈夫? 旭化成の回答に「そうだったのか」料理にラップをかけてレンジ加熱した際に、ラップが溶けてしまったことはないでしょうか。この場合、料理に影響はないのか気になりますよね。『サランラップ®』を販売する、旭化成ホームプロダクツ株式会社(以下、旭化成ホー...

出典
千日回峰行「堂入り」終える 戦後13人目@77Bbd@rk2016ggx@nwknews

Share Post LINE はてな コメント

page
top