9日間不眠、断食の荒行「堂入り」を成功させる!戦後13人目の生き仏
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2015年10月21日、延暦寺善住院住職の釜堀浩元(41)さんが、「堂入り」の行を無事終えたとして話題になっています。
「堂入り」を終えたのは、戦後13人目で平成19年以来8年ぶりの成功者となりました。
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堂入りって何?
あまり聞き慣れない堂入りという言葉、実は比叡山の荒行「千日回峰行(せんじつかいほうぎょう)」という修行の一部なんです。
千日回峰行では、7年間(1000日)をかけて約4万キロ(地球一周分)を歩く荒行で、1~3年は1日に30キロ程度歩く修行を100日間行います。
4,5年目は同じ距離を200日。そして、700日目から行われるのが、今回の堂入りと言われる千日回峰行最大の難行なのです。
堂入りの行は、無動寺谷・明王堂に9日間こもり、断食、断水、不眠、不臥(ふが 横にならない)の状態で不動真言を10万回唱え続けます。
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そして、堂入りを達成すると生身の不動明王になると言われています。
その後、6年目は今までの行程に京都の赤山禅院への往復が加わり、1日約60キロの行程を100日。7年目は200日を巡ることになります。
人間は3日間水を飲まないと命に危険が及ぶと言われていますから、常人ではまずできるものではありません。
実際修行僧は、行を挫折するときは自ら生命を断つという厳しさを示すために、死装束をまとっているともいわれています。
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どのような体力と精神力で挑めば出来るのか…ただ驚くばかりです。この堂入りの成功には、やはりネット上でも驚きの声が続出していました。
堂入りを成功させたことで、釜堀住職は「当行満阿闍梨(とうぎょうまんあじゃり)」の称号を与えられました。しかし、千日回峰行はこの後も2年続き、順調に進めば2017年9月にはすべての修行を終え満行を迎えるそうです。
まだ、先は長いですが無事修行が終わることを願っています。