「地味につらいヤツ!」「笑った」 住職が渾身の『法語』を掲示板に貼ったら?
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『日本語なのに読めない』貼り紙 内容が?「もはや外国語」「なんて?」旅行中に立ち寄った温泉。貼り紙の内容に首を傾げた理由が?
レジ店員「そのカバン…」 レジ店員が客に声をかけたワケが?「これは声かけちゃう」「最近、自信喪失していて、今日もとぼとぼと帰路についていたんだけど…」
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『日本語なのに読めない』貼り紙 内容が?「もはや外国語」「なんて?」旅行中に立ち寄った温泉。貼り紙の内容に首を傾げた理由が?
レジ店員「そのカバン…」 レジ店員が客に声をかけたワケが?「これは声かけちゃう」「最近、自信喪失していて、今日もとぼとぼと帰路についていたんだけど…」
福岡県・北九州市にある浄土真宗本願寺派『永明寺』で、住職を務める松崎智海(@matsuzakichikai)さん。
ユーモアあふれるネタをたびたびTwitterに投稿しては話題を呼んできました。
4万人が二度見 お寺の掲示板の『言葉』が、どこかで聞いたことある…
若者に大人気な言葉を取り入れた結果
ある日、松崎さんは法語を貼り付ける寺の掲示板に、流行語を取り入れました。
その結果…。
ぴえんもご縁 超えてご恩
そう書かれた掲示板の左端に、何か追加で貼ってあります!
法語が見事にきまったと思いきや複数の人から意味の説明を求められ、松崎さんは『法語の解説』を作る必要に駆られたのでした。
『ぴえん』は若者の間で流行している泣き声を表す擬態語で、嬉しいことや悲しいことなど泣きたいほどの感情を伝える言葉です。
より度合いが強い派生語としての『ぱおん』という表現も生まれ、『ぴえん』と組み合わせた『ぴえん超えてぱおん』は『JC・JK流行語大賞 2020年上半期』コトバ部門で5位にランクインしています。
この法語が分かりにくい時は『ぴえん』を『悲しみ』と読み替えてみてください。
つらいことが続くこの人生ですが、『悲しみ』もまた『ご縁』として受け止め、いつか『ご恩』として感じることができる日が来ることを願っております。
ネタを改めて説明することは、人によってはちょっぴり気恥ずかしいでしょう。
解説まで読んだ人たちからは、次のようなコメントが相次いでいます。
・ボケの解説をさせられる、地味につらいヤツ!
・流行語を取り入れた法語に、仏教の懐の深さが感じられました。
・まさか若者言葉を取り入れ、ここまできれいに説法されるなんて!
・優しい。なんて長文で丁寧な解説文なんだ。
しっかりとした解説や、法語の意味の深みに多くの人が感心。
別に解説を作る羽目になっても、人々の心に法語が届いたと思えば報われますね!
[文・構成/grape編集部]