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楽器を持って有楽町を歩く3人の若者 その正体は…?

By - grape編集部  公開:  更新:

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※写真はイメージ

ゆ~らゆらゆら有楽町~

東京・丸の内の南側に位置する街、『有楽町』を歩いていると、こんなフレーズが耳に入ることがあります。

キャッチーなメロディも相まって、印象に残りやすく、有楽町を歩く機会が多い人は聴いたことがあるかもしれませんね。

有楽町のさまざまな場所で流れているこちらの楽曲。その正体は…。

『有楽町うたつくり計画』

有楽町の魅力を多くの人に知ってもらうべく、三菱地所、ニッポン放送、音楽配信サイトのEggs、音楽プロデューサーの本間昭光さんがタッグを組み、有楽町のテーマソング『まちうた』を募集。

応募総数262曲の中から、最優秀賞に輝いた歌こそ、滋賀県出身の3人組ポップバンド『ゴリラ祭ーズ(ごりらまつりーず)』の『有楽町のうた』でした。

見事、有楽町の『まちうた』に選ばれた同楽曲は、数々の人気アーティストを手掛けてきた本間さんプロデュースの元、有楽町を盛り上げるキャンペーンに採用されています。

『有楽町のうた』が、新時代の有楽町ソングとして、定着する日も近いかもしれませんね!

『人』が主役の街づくり

『有楽町うたつくり計画』は、三菱地所の有楽町再構築プロジェクトの一環で行われました。

『街の輝きは人がつくる』をコンセプトに、まだ世の中で価値が定まっていない人・アイディア・コト・モノが有楽町という街を舞台に発展し、 ゆくゆくは日本全国・世界へと広がっていくような仕組みを作り上げることを目指すプロジェクトです。

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有楽町『Micro STARs Dev.(マイクロ スターズ ディベロップメント)』と名付けられた、このプロジェクトの特徴は、多彩な外部プロデューサーとの協業のもとに進められていること。

「自分たちにはない知見を外部から積極的に取り込んでいこう」という取り組みは、大胆な発想といえますね。

東京の新たなシンボルに

さらに三菱地所は、2020年1月に大手町・丸の内・有楽町エリアの開発方針である『丸の内NEXTステージ』を発表。

同エリアを、人と企業が集まり、交わることで新たな『価値』を生み出す舞台とするため、これまでに丸の内仲通りの整備や、さまざまなオフィスビルの再開発などを手掛けてきました。

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そして『丸の内NEXTステージ』では、東京駅前の常盤橋エリアに日本一の高さのビルが建設されたり、50年以上の歴史を持つ、JR有楽町駅前の『有楽町ビル』と『新有楽町ビル』が閉館し、建て替えられたりすることが、すでに発表されています。

有楽町という街が、東京の新しいシンボルとなれるよう、文化・利便性・環境・防災など、多角的な視点での再開発が進行中。

ビルの建て替えやリノベーションといった『ハード』だけではなく、その街に集まる人に着目したイベントやサービスなどの『ソフト』も含めた街づくりを目指しているのですね。

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また、有楽町の再開発の模様は、ニッポン放送のラジオ特番『上柳昌彦 有楽町 街物語』でも放送されました。

前半は、三菱地所の社員2人が出演し、これからの有楽町の街づくりへのこだわりや想いを語っています。

後半は、本間さんとゴリラ祭ーズのメンバーが出演し、『有楽町のうた』が誕生した経緯などについて、トークを繰り広げています。

ディレクターズカット版の動画が公開されているので、ぜひ番組も聞いてみてください。

劇場の街、ビジネスの街、ショッピングの街など、さまざまな顔を持つ有楽町。

今回の再開発により、今以上に多様な人々が集まり、交わっていく街となっていくことでしょう。

有楽町のこれからの発展に、期待が膨らみますね!


[文・構成/grape編集部]

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