徳島市「可燃ゴミの名称を変更します」 ツッコミどころ満載の発表に「二度見したわ!」「なんて?」
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人間社会の発展とともに地球の重要な課題となっている、環境問題。
日本では、貴重な資源をリサイクルし、排出するゴミの量を減らしていくために、各自治体がルールを設けた上でゴミの分別を呼びかけています。
ゴミの分別は、地域ごとにいろいろな種類がありますが、代表的なものが『可燃ゴミ』と『不燃ゴミ』の2種類。
収集されたゴミの中には、燃やすことで有害物質を出す素材もあるため、事前にしっかりと分別することが必要なのです。
徳島市による『可燃ゴミ』の名称変更にネットざわつく
2023年5月15日、徳島県徳島市の環境政策課は、ウェブサイトやSNSを通してゴミに関する告知を発表。
同市は以前から可燃ゴミを『燃やせるゴミ』と呼んでいましたが、このたび、名称を変更することになったといいます。
一般的に、可燃ゴミは『燃えるゴミ』『燃やせるゴミ』といった名称で呼ばれています。しかし、徳島市が今後使用する名称は…。
『分別頑張ったんやけど、燃やすしかないゴミ』
※写真はイメージ
きっと徳島市民を含む誰もが、この発表を知った際に「エイプリルフールはもう終わったぞ」とツッコミを入れたくなったことでしょう。
しかし、これはまったく冗談などではなく、徳島市の『本気』。名称変更の理由について、同市は「市民の分別意識を高め、ゴミ減量と資源の再利用を図るため」と説明をしています。
ちなみに、「徳島市がこれまで発行した収集日程表などに『燃やせるゴミ』と記載があるものは、『分別頑張ったんやけど、燃やすしかないゴミ』と読み替えてください」とのこと。
徹底して市民の分別意識を高めようとする、同市の環境問題改善に対する努力が伝わってきます…!
『分別頑張ったんやけど、燃やすしかないゴミ』に対する反応
徳島市がSNSでも今回の情報を告知すると、投稿はまたたく間に拡散され、全国の人を驚かせました。
前例のないユーモアあふれる取り組みと、インパクトの強すぎる新しい名称に、さまざまな意見が上がっています。
・ツッコミどころ満載だけど、気合いが伝わってくる『マジ』のネーミングで好き。
・思わず二度見したわ!日本でもこれくらいのユーモアがあるほうがいいと思う。
・「なんて?」って口から飛び出た。そういうセンス、好きだよ…。
この名称を目にすることで、自然と人々の心の中でゴミの分別への関心が高まっていくことを、同市は期待しているのでしょう。
環境問題は、地球上で生きるすべての人に関係しています。だからこそ、一人ひとりがゴミを分別する理由や重要性について考える必要があるといえます。
今回の情報が話題になり、広まったことで、徳島市以外の地域に住む人たちにもその想いは届いたのではないでしょうか。
[文・構成/grape編集部]