スーパーの肉をアレに漬けて焼いたら? 柔らかすぎて、家族みんなが感動の嵐
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季節の変わり目になると、体力が落ちてくることがある筆者。
そんな時はステーキを食べたくなりますが、我が家には3人の子供がいるので、外食をするとさらに疲れてしまいそうです…。
「家で柔らかいお肉を食べたいな」と思った時に、友人から「大根おろしで肉を漬け込んだら柔らかくなるよ」と教えてもらったので、実際に挑戦してみます。
大根おろしで肉を柔らかくする方法
肉の柔らかさを比較するために、1枚あたり150gのステーキ用牛肉を3枚用意しました。
左から『何もしない肉』『大根おろしに3時間漬ける肉』、『大根おろしに8時間漬ける肉』と決めて調理してみます。
まずは漬け込み用の大根おろしを準備しましょう。
大根おろしはステーキ用肉150gに対して、50gを目安に作ります。
大根には『プロテアーゼ』というタンパク質を分解する消化酵素が含まれており、これにより肉が柔らかくなるのだとか。
残りの2枚の牛肉はそれぞれジッパー付きの保存袋に入れ、大根おろしを50gずつ投入します。
袋の中の空気を抜き、大根おろしを肉に馴染ませるように軽く揉み込み、それぞれ3時間と8時間ずつ冷蔵庫で寝かせました。
左から『何もしない肉』『大根おろしに3時間漬けた肉』『大根おろしに8時間漬けた肉』ができ上りました。
違いは一目瞭然。大根おろしを漬けた肉は水分をたっぷり吸ったせいか、ふやけて見えます。肉の色も変わり、8時間漬けた肉が一番柔らかそうに見えました。
手を洗って指でつついてみると、『何もしない肉』は弾力を感じますが、『8時間漬けた肉』は指の跡が残るほど、柔らかさを感じました。
それでは、肉を焼いてみましょう。肉の厚さによって火加減は変わりますが、筆者はフライパンをしっかり熱した後、油をひき強火で表面を1分、裏面を1分程焼き、火からおろして常温で5分ほど置きました。
余熱で中までしっかりと火が通ったら完成!
左から『何もしない肉』『大根おろしに3時間漬けた肉』『大根おろしに8時間漬けた肉』です。
細かくカットして、家族5人で比較してみました!
『何もしない肉』は「固い」「かみ応えがあり、たくさんは食べられない」「安い肉という感じ」という意見が多数。
3時間漬けた肉は「柔らかいけれど芯は硬い感じ」「おいしい。普通に食べられる」と肯定的な意見が見受けられました。
そして、8時間漬けた肉に関しては「柔らかい!」「ジューシー」「ダントツでふわふわする」という意見が多く、一番人気!
大根おろしに漬け込む時間が長いほうが、肉が柔らかいと感じた人が多いようですね。
しかし、中には「柔らかすぎて物足りない」という意見も…。
肉の柔らかさの好みはそれぞれ違いますが、「硬い肉を柔らかくしたい!」と思っている人は大根おろしを使ってみてくださいね。
[文/キジカク・構成/grape編集部]