親元を離れて暮らしていると、親と直接会う機会は少なくなります。

久しぶりに親に会うと、白髪が増えていたり、痩せていたり、変化に驚くこともありますよね。

同僚から「母親が倒れた」と聞いた女性は…

年を重ねれば重ねるほど、体調は心配になるもの。

パートをしている田中さんも、急に母親の具合が悪くなってしまったそうで…。

こちらの作品は、漫画家の羊の目。さんによるもの。

田中さんの話を聞き、母親が心配になった女性は実家に電話をかけます。

しかし、母親は「いつも診てくれている先生がいるから心配いらない」といいました。

後日、娘の予防接種に訪れた際にも、「今年から１年生だったね」「学校は楽しい？」と声をかけてくれる医師や看護師たち。

女性は、常に家族のことを気にかけてくれている医師が身近にいることに、心強さを感じるのでした。

『顔なじみ』の医師がいると…？

病気やケガによる受診や通院だけでなく、日常生活における健康の相談なども気軽にできる身近な存在の医師を『かかりつけ医』といいます。

『かかりつけ医』がいると、ちょっとした体調の変化に気付いてくれたり、小さな症状でも相談しやすかったりするので、病気の予防や早期発見、早期治療が可能です。

予防接種などを嫌がる子供も、顔なじみの医師がいれば、前向きに行ってくれるかもしれませんね。

さらに、もしも大きな病気に罹った際には、専門の医療機関を紹介してくれます。

自身のことをよく知る『かかりつけ医』からの紹介があれば、症状だけでなく、個人に合わせた適切な治療を、スムースに受けることができるでしょう。

休診日に体調を崩したら…

もしも、夜間やかかりつけ医の休診日に、自分や家族の体調が悪くなったり、ケガをしたりした時、病院に行くべきか判断に迷うことがありますよね。

そんな時は『#7119』、子供の症状なら『#8000』に電話をかけて相談してみましょう。

症状を説明すると、医師や看護師などから「すぐに救急車を呼んでください」や「しばらく様子を見ましょう」など、状況に合わせたアドバイスを受け取ることができます。

エリアによってはまだ実施していないケースもあるので、消防庁のウェブサイトからお住まいの地域を確認してみてください。

飲食店や美容室、洋服店など、街の中にさまざまな『行きつけの店』があり、スタッフや常連客と顔なじみになっている人もいるはず。

同じように、身近で頼りになる『かかりつけ医』がいれば、自分や家族の健康を親身になって支えてくれるでしょう。

『かかりつけ医』を持っていない人は、まずは健康診断や予防接種などの機会に、近所の病院やクリニックを訪れてみてください。

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[文・構成／grape編集部]