令和の『3K』ってなんだか知ってる?『キツい・汚い・危険』ではなく… 提供:株式会社奥村組 By - grape編集部 公開:2023-12-20 更新:2023-12-24 アナウンサーインタビュー会社 Share Post LINE はてな 企業で働く人にとって、ほとんどの時間を過ごす場所となるのがオフィス。 忙しい毎日を乗り切るためにも、居心地のいい空間であってほしいですよね。 「開放感がすごい!」宇賀なつみさんが案内されたのは… 建設会社の株式会社奥村組は、2023年10月に新オフィスとなる『クロスイノベーションセンター(通称:クロスアイ)』をオープンしました。 従来の建設会社のイメージをくつがえすような、革新的なオフィスだといいますが、どのような空間なのでしょうか。 同社の奥村太加典(おくむら・たかのり)代表取締役社長がオフィスを案内してくれました。 インタビュアーは、フリーアナウンサーの宇賀なつみさんです。 イノベートエリア 『クロスアイ』は大きく『イノベートエリア』『クリエイトエリア』『ワークエリア』の3つのスペースに分かれています。 エントランスを抜けると、まず開放感のある広いスペース『イノベートエリア』が目に入ります。 テーブルと椅子のレイアウトを自由に変えられ、幅広い用途で使われることを想定したスペースなのだとか。 社内ミーティングや、外部の人との打ち合わせのほか、備え付けのプロジェクターを用いて、講演会やワークショップなども行えるといいます。 次に案内されたのは、休憩スペースとなる『ならもくエリア』。 『ならもく』は、カウンターやフローリングに、奥村組創業の地である『奈良県産の天然木』を使っていることが由来で、木の香りが立ち込める心休まる空間です。 カウンターの側面には奥村組のシンボルマークでもある『人』をかたどったパーツがたくさん使用されています。 これらのパーツは着色されていないため色とりどりで、「1つの大きなものを、さまざまな人が集まって支える」というダイバーシティの必要性を表しているのだとか。 窓からは東京駅の丸の内駅舎や広場が一望できます。暗くなると夜景もきれいに見えるそうですよ! クリエイトエリア 『クリエイトエリア』は、社員同士が気軽にディスカッションやプレゼンテーションなどを行えるスペースです。 例えば、この円形の打ち合わせスペース。一人ひとりの顔がよく見えるため、会議時に発言がしやすくなるといいます。 ここを通りすがる社員も飛び入りで議論に参加しやすいよう、オープンなスペースにし、周りに椅子も配置しているのだとか。 新しいアイディアを生み出すためには活発な議論が不可欠。意見の出やすい空間づくりは大切ですね。 奥のスペースには大きめの机が配置されています。 「建設業なので、大きな図面を広げることがある」と語る奥村社長。図面や資料を広げながらの会議やディスカッションには、この場所が適しているとのことです。 周囲には簡易的な仕切りもあり、半個室のような雰囲気で落ち着いた議論もできるといいます。 ワーキングエリア さらに奥へ進むと、社員たちの執務スペースがあります。 フリーアドレスなので、1人で集中したい時、コミュニケーションを取りながら業務を進めたい時など、社員たちがその日の働き方に合わせて席を決めているそうです。 フリーアドレスかつオフィスが広いと、「誰がどこで作業をしているかが分からない」ということもあるでしょう。 奥村組では、それを解決するために『メタバースオフィス』と呼ばれるシステムを導入しているといいます。 大きなモニターに映し出された『クロスアイ』のマップには、社員の現在地が表示されるようになっているとのこと。 広いオフィス内を探さなくても、画面を見れば誰がどこにいるかがすぐに分かるのは効率的ですね! そして、ワーキングエリアの最奥には、カラフルなウォールアートが描かれています。 奥村組は、障がいを持つ人々を支援する取り組みとして、全国の事業所や建設現場に障がい者が描く『パラリンアート』を展示しています。 このウォールアートも『パラリンアート』で、『多種多様な人間が集まり、1つの輪になって歩んでいく』ということを表しているものだとか。 奥村組の想いが詰まったアートであり、『クロスアイのシンボル』だと奥村社長は語りました。 オフィスに驚いた宇賀なつみさん 建設会社のイメージは? オフィスを案内された宇賀さんは、「オフィスというよりはオシャレなカフェみたい!」と驚いた様子。 今までのオフィスのイメージとはまったく違う『クロスアイ』ですが、どのような想いで開設されたのでしょうか。 改めて、宇賀さんが奥村社長にインタビューを行いました。 宇賀さん 奥村社長、ご案内ありがとうございました!建設業界というと、失礼ながらいわゆる『3K(キツい・汚い・危険)』のイメージを持っている人もいると思うのですが…このオフィスを見るとイメージが変わりますね! 奥村社長 そのネガティブな3Kを打破しようと、現在は建設業界をあげて『新3K+K』を目指した取り組みを進めています。 新3Kは『給料がしっかりともらえる』『休暇が取れる』『希望がもてる』、もう1つのKは『かっこいい』を意味していて、『クロスアイ』はそれを具現化できるオフィスだと思っています。 宇賀さん 『クロスアイ』で目指す、奥村組のこれからについて教えていただけますか? 奥村社長 建設業界における技術優位性をさらに高めていくのはもちろんのこと、それ以外にも現在の地球、日本において、我々が努めるべき使命はあると思うんです。例えば環境問題や食料問題などにも取り組めるよう、ソースをいろいろなところから取り込んで、総合インフラストラクチャー企業として、さらなる飛躍を目指したいと思っています。 『クロスアイ』はただ広くてオシャレなだけではなく、さまざまな想いが込められていることが分かりました。 実際に働く社員たちも、とても生き生きと楽しそうに仕事をしていることが伝わってきます。 建設の枠を越え、社会問題などへの取り組みも強く意識しているという、奥村組。 建設業界のネガティブなイメージを一新するような新オフィス『クロスアイ』を拠点に、これからも一層幅広い活躍を見せてくれることでしょう。 『クロスアイ』について詳しく知りたい! [文・構成/grape編集部] Share Post LINE はてな
企業で働く人にとって、ほとんどの時間を過ごす場所となるのがオフィス。
忙しい毎日を乗り切るためにも、居心地のいい空間であってほしいですよね。
「開放感がすごい!」宇賀なつみさんが案内されたのは…
建設会社の株式会社奥村組は、2023年10月に新オフィスとなる『クロスイノベーションセンター(通称:クロスアイ)』をオープンしました。
従来の建設会社のイメージをくつがえすような、革新的なオフィスだといいますが、どのような空間なのでしょうか。
同社の奥村太加典(おくむら・たかのり)代表取締役社長がオフィスを案内してくれました。
インタビュアーは、フリーアナウンサーの宇賀なつみさんです。
イノベートエリア
『クロスアイ』は大きく『イノベートエリア』『クリエイトエリア』『ワークエリア』の3つのスペースに分かれています。
エントランスを抜けると、まず開放感のある広いスペース『イノベートエリア』が目に入ります。
テーブルと椅子のレイアウトを自由に変えられ、幅広い用途で使われることを想定したスペースなのだとか。
社内ミーティングや、外部の人との打ち合わせのほか、備え付けのプロジェクターを用いて、講演会やワークショップなども行えるといいます。
次に案内されたのは、休憩スペースとなる『ならもくエリア』。
『ならもく』は、カウンターやフローリングに、奥村組創業の地である『奈良県産の天然木』を使っていることが由来で、木の香りが立ち込める心休まる空間です。
カウンターの側面には奥村組のシンボルマークでもある『人』をかたどったパーツがたくさん使用されています。
これらのパーツは着色されていないため色とりどりで、「1つの大きなものを、さまざまな人が集まって支える」というダイバーシティの必要性を表しているのだとか。
窓からは東京駅の丸の内駅舎や広場が一望できます。暗くなると夜景もきれいに見えるそうですよ!
クリエイトエリア
『クリエイトエリア』は、社員同士が気軽にディスカッションやプレゼンテーションなどを行えるスペースです。
例えば、この円形の打ち合わせスペース。一人ひとりの顔がよく見えるため、会議時に発言がしやすくなるといいます。
ここを通りすがる社員も飛び入りで議論に参加しやすいよう、オープンなスペースにし、周りに椅子も配置しているのだとか。
新しいアイディアを生み出すためには活発な議論が不可欠。意見の出やすい空間づくりは大切ですね。
奥のスペースには大きめの机が配置されています。
「建設業なので、大きな図面を広げることがある」と語る奥村社長。図面や資料を広げながらの会議やディスカッションには、この場所が適しているとのことです。
周囲には簡易的な仕切りもあり、半個室のような雰囲気で落ち着いた議論もできるといいます。
ワーキングエリア
さらに奥へ進むと、社員たちの執務スペースがあります。
フリーアドレスなので、1人で集中したい時、コミュニケーションを取りながら業務を進めたい時など、社員たちがその日の働き方に合わせて席を決めているそうです。
フリーアドレスかつオフィスが広いと、「誰がどこで作業をしているかが分からない」ということもあるでしょう。
奥村組では、それを解決するために『メタバースオフィス』と呼ばれるシステムを導入しているといいます。
大きなモニターに映し出された『クロスアイ』のマップには、社員の現在地が表示されるようになっているとのこと。
広いオフィス内を探さなくても、画面を見れば誰がどこにいるかがすぐに分かるのは効率的ですね!
そして、ワーキングエリアの最奥には、カラフルなウォールアートが描かれています。
奥村組は、障がいを持つ人々を支援する取り組みとして、全国の事業所や建設現場に障がい者が描く『パラリンアート』を展示しています。
このウォールアートも『パラリンアート』で、『多種多様な人間が集まり、1つの輪になって歩んでいく』ということを表しているものだとか。
奥村組の想いが詰まったアートであり、『クロスアイのシンボル』だと奥村社長は語りました。
オフィスに驚いた宇賀なつみさん 建設会社のイメージは?
オフィスを案内された宇賀さんは、「オフィスというよりはオシャレなカフェみたい!」と驚いた様子。
今までのオフィスのイメージとはまったく違う『クロスアイ』ですが、どのような想いで開設されたのでしょうか。
改めて、宇賀さんが奥村社長にインタビューを行いました。
奥村社長、ご案内ありがとうございました!建設業界というと、失礼ながらいわゆる『3K(キツい・汚い・危険)』のイメージを持っている人もいると思うのですが…このオフィスを見るとイメージが変わりますね!
そのネガティブな3Kを打破しようと、現在は建設業界をあげて『新3K+K』を目指した取り組みを進めています。
新3Kは『給料がしっかりともらえる』『休暇が取れる』『希望がもてる』、もう1つのKは『かっこいい』を意味していて、『クロスアイ』はそれを具現化できるオフィスだと思っています。
『クロスアイ』で目指す、奥村組のこれからについて教えていただけますか?
建設業界における技術優位性をさらに高めていくのはもちろんのこと、それ以外にも現在の地球、日本において、我々が努めるべき使命はあると思うんです。
例えば環境問題や食料問題などにも取り組めるよう、ソースをいろいろなところから取り込んで、総合インフラストラクチャー企業として、さらなる飛躍を目指したいと思っています。
『クロスアイ』はただ広くてオシャレなだけではなく、さまざまな想いが込められていることが分かりました。
実際に働く社員たちも、とても生き生きと楽しそうに仕事をしていることが伝わってきます。
建設の枠を越え、社会問題などへの取り組みも強く意識しているという、奥村組。
建設業界のネガティブなイメージを一新するような新オフィス『クロスアイ』を拠点に、これからも一層幅広い活躍を見せてくれることでしょう。
『クロスアイ』について詳しく知りたい!
[文・構成/grape編集部]