あまりに繊細 『時計パーツ』から作ったピタゴラ装置 その世界観に酔いしれる

By - grape編集部  公開:  更新:

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ビジネスシーンでは欠かせない腕時計。19世紀初頭に作られて以来、時間を確認するためのツールとしてはもちろん、そのデザインはいまだ多くの方を魅了し続けています。

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あれ程小さいにも関わらず、使われているパーツは数百個にも及びます。その小さなパーツの一つ一つが機能しないと、正常に動かない精密機械です。

そんな精巧に作られた時計のパーツを、約1200個使った『ピタゴラ装置』が作られました。

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ネジや秒針、時折人の手を装置のように組み込むことにより、人と時計の密接な関係を見事に表現しています。

美しい音楽に乗せて、時計のパーツが織り成すドラマティックな映像をご覧ください。

時計パーツが生み出すギミックと世界観

腕時計のバンドパーツがドミノに。本物のドミノさながらに、綺麗に倒れていきます。

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ゴンドラに乗る赤い玉はルビー。金属ではすぐ磨耗してしまう軸受けに使われているそう。

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時計のパーツで作られた、ビルが立ち並ぶ町並み。そこを行くゴンドラが、人々の日々の生活を眺めているような、独特の世界観を作り出しています。

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ギミック満載のピタゴラ装置。自分がつけている腕時計と映像を、思わず見比べてしまいました。

この装置を作ったのは、時計に携わって100年以上の歴史を誇る『SEIKO』

時計職人との技術的な相談から一年。数え切れないほどのテストを重ね、ノーカットでこの映像が撮影されました。エンドロールのNGシーンから苦労が伝わってきます。

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最後のシーンでは、このピタゴラ装置が、時計の針の形になっていたことがわかります。音楽も自社で制作し、SEIKOのこだわりを追求する姿勢が見てとれます。

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時間で行動することが多い私たちにとって、時計は身近なツール。時にはじっくりと眺め、その魅力を再発見してみてはいかがでしょうか。

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