ごはんの保温は何時間までOK? 企業の回答に「意外と短い」「絶対守ろう」
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- 出典
- 三浦産業
炊飯器でごはんを炊いた後、保温機能を使ってそのままの状態にしている人も多いのではないでしょうか。
保温時間が長くなると変色したり、味が劣化してしまったり…とごはんが傷んでしまいます。
奈良県で水回りのリフォーム事業を営む『三浦産業株式会社』(以下、三浦産業)の公式サイトによると、ごはんをおいしく食べられる保温の最長時間があるそうです。
ごはんを傷めないためのヒントとして、参考にしてみてください。
ごはんを保温できる時間は意外と短い
※写真はイメージ
ごはんをおいしく食べるためにも、保温時間の上限を知っておきましょう。三浦産業の公式サイトでは、以下のように伝えています。
炊飯器の最長保温時間は機種によって異なるものの、12時間を超えて保温し続けようとすると、ごはんは急速に劣化していきます。黄ばみや臭い、パサつきが気になり、口にするのをためらってしまうようなケースもあるでしょう。
朝炊いたごはんを、保温したまま炊飯器で保存しておいしく食べられるのはお昼頃まで。
「夕食のぶんまで一気にごはんを炊いてしまいたい」という場合は、面倒でも一度別の器にごはんを移し、食べるタイミングで再度温めるのがおすすめです。
しゃもじの入れっぱなしは避けて
※写真はイメージ
ごはんを保温する際に、しゃもじの取り扱いについても注意が必要です。
「保温中もしゃもじは炊飯器の中に入れっぱなしにしている」という人も多いかもしれません。しかしながら、使用したしゃもじの取っ手部分には、人の手から移った雑菌が付着しています。
保温中の炊飯器内は温かく、水分も豊富。また『炊き上がったごはん』という栄養もいっぱいの状態です。
そのため、あっという間に雑菌が繁殖する恐れがあります。
例え手をきれいに洗っていても、雑菌をゼロにするのは難しいもの。だからこそ、しゃもじは炊飯器の外で保管し、ごはんをよそう時にだけ炊飯器内に入れるよう意識してください。
最長保温時間を5~6時間に守っていても、しゃもじを入れっぱなしにすることでトラブルが発生する恐れもあります。保温時間の上限とともに、しゃもじの取り扱いには注意しましょう。
せっかく炊いたごはんは、最後までおいしく食べ切りたいもの。そのためには、炊き上がったごはんをどのように保存するのかが鍵となります。
いつでも温かいごはんが食べられる保温機能は確かに便利ですが、決して万能ではありません。保温時間の上限を意識しつつ、ごはんを炊くタイミングを見極めましょう。
[文・構成/grape編集部]