3歳の女の子はトイレで何をしている? その理由に胸が締め付けられます By - grape編集部 公開:2016-06-24 更新:2016-06-25 子供 Share Post LINE はてな コメント 出典:Facebook アメリカのミシガン州に住むステイシー・ウェアマン・フィーリーさん。3歳になる娘さんのこんな写真をFacebookに投稿しました。 I took this picture because initially I thought it was funny. I was going to send it to my husband to show what our…Posted by Stacey Wehrman Feeley on Wednesday, June 15, 2016 一瞬、何をしているのか分かりませんよね? 母親であるステイシーさんも最初は「面白いことをしてるな。写真を撮って夫に送ろう」と軽く考えていたと言います。 しかし、「一体、何をして遊んでいるの?」と娘に聞き、その答えを聞いて、崩れ落ちてしまったそうです。 娘はこう言ったんです。「幼稚園で習った不審者からの避難訓練(ロックダウン・ドリル)の復習をしているのだ」と。そして、この写真の姿勢はトイレまで追いつめられた時にやるべきことだと言うのです。 Facebook ーより和訳 つまり、万が一、不審者にトイレまで追いつめられてしまった場合、ドアの隙間から足が見え、中にいることが悟られないように、便座の上に立って気配を消すという行動の復習だったと言うのです。 その瞬間、ステイシーさんは3歳の娘を包んでいたはずの純真さが跡形もなく消え去ってしまったように感じたと綴っています。 愛すべき子どもたちのためにすべきこと ステイシーさんはFacebookの投稿の中でこう続けています。 政治家の方々、ご覧になってください。これはあなたの子どもです。あなたの息子や娘であり、孫であり、ひ孫であり、来るべき未来を担う世代なのです。この子どもたちは、あなた方の決定に沿って作られる世界の中で生き、成長していくのです。 彼らは、まだ僅か3歳なんです。いずれトイレの個室に隠れ、便座の上に立つことになるでしょう。彼らにとって、こんなに大変なことはありません-いつ終わるかも分からず、声を殺し、ドアの下の隙間から足を見られないようにバランスを取り続けなければならないのです。 Facebook ーより和訳 そして、愛すべき娘のために、未来を担う子供たちのためにこう語りかけます。 私も、どうすべきかは分かりません。手掛かりすらもつかめていないのです。それでも、あなた方の子どもたちが便座の上に立つ姿を見たくないなら、我々は「何か」をしなければなりません。ともに考えましょう。 Facebook ーより和訳 この投稿は大きな反響を呼びました。コメント欄には、多くの「想い」が寄せられています。 悲しいとしか言えない。でも、世界はこのままではいけないと思う。過ちを繰り返してはいけないんだ 胸が締め付けられます。こんな小さな子どもに、こんな行動を強いる世界なんて…間違っているよ 政治家だけに委ねるべきではない。1人1人が考え、行動することでしかこの問題は解決しないと思う 近年、日本でも幼児に対するイタズラや連れ去りといった物騒な事件が報道されることも多くなってきました。これは決して「対岸の火事」などではありません。 本来、楽しく遊ぶことに集中できる年代の子どもたちが、不審者に怯え、どうやって逃れるかのトレーニングをしなければならないという現実。これを、日本も含めた世界全体が抱える問題だと捉え、考え、行動していくことが求められています。 出典 Stacey Wehrman Feeley Share Post LINE はてな コメント
アメリカのミシガン州に住むステイシー・ウェアマン・フィーリーさん。3歳になる娘さんのこんな写真をFacebookに投稿しました。
一瞬、何をしているのか分かりませんよね?
母親であるステイシーさんも最初は「面白いことをしてるな。写真を撮って夫に送ろう」と軽く考えていたと言います。
しかし、「一体、何をして遊んでいるの?」と娘に聞き、その答えを聞いて、崩れ落ちてしまったそうです。
つまり、万が一、不審者にトイレまで追いつめられてしまった場合、ドアの隙間から足が見え、中にいることが悟られないように、便座の上に立って気配を消すという行動の復習だったと言うのです。
その瞬間、ステイシーさんは3歳の娘を包んでいたはずの純真さが跡形もなく消え去ってしまったように感じたと綴っています。
愛すべき子どもたちのためにすべきこと
ステイシーさんはFacebookの投稿の中でこう続けています。
そして、愛すべき娘のために、未来を担う子供たちのためにこう語りかけます。
この投稿は大きな反響を呼びました。コメント欄には、多くの「想い」が寄せられています。
近年、日本でも幼児に対するイタズラや連れ去りといった物騒な事件が報道されることも多くなってきました。これは決して「対岸の火事」などではありません。
本来、楽しく遊ぶことに集中できる年代の子どもたちが、不審者に怯え、どうやって逃れるかのトレーニングをしなければならないという現実。これを、日本も含めた世界全体が抱える問題だと捉え、考え、行動していくことが求められています。