「知らなかった」 ナンバープレートの『謎のアルファベット』の意味は…?
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- 取材協力
- 一般社団法人 全国自動車標板協議会
自動車のナンバープレートには『品川』などの地名が記載されていますが、その横に『303』や『502』といった数字があります。
しかし、近年では『30A』など、数字とアルファベットを組み合わせたものをよく見かけるようになりました。
なぜアルファベットが入るようになったのか、数字とは異なる意味があるのか、ナンバープレートの交付業務を担う一般社団法人全国自動車標板協議会(以下、全国自動車標板協議会)に取材しました。
アルファベットを使う理由は…?
ナンバープレートは、以下の4つの要素で構成されています。
①その車両が登録されている運輸監理部、運輸支局または自動車検査登録事務所などを表示する文字(『品川』などの地名)。
②自動車の種類、用途を表す分類番号。
③事業用、自家用などを区別する文字。
④一連指定番号(『・・・1』~『99-99』までの番号)。
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このうち、『303』や『502』といった番号は、自動車の種類や大きさなどを指す『分類番号』と呼ばれるもので、もともとは数字のみでした。
全国自動車標板協議会に「アルファベットが入るようになった理由」を聞いたところ、「ナンバープレートの一連指定番号に使用する数字の組み合わせがなくなったから」という回答がありました。
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ナンバープレートは、一度使用された組み合わせが再度使用されることはありません。
1999年に、一連指定番号の4桁を好きな番号で申請できる『希望ナンバー制度』が始まると、『77-77』など特定の組み合わせに人気が集中。
結果として、人気ナンバーに使用できる分類番号が急激に減少しました。
そこで、2017年に分類番号の下2桁にアルファベットを入れ、ナンバープレートの組み合わせパターンを増やす制度が施行されたのです。
好きなアルファベットは選べる?
分類番号に使用されるアルファベットは、『A、C、F、H、K、L、M、P、X、Y』の10種類。
ただし、アルファベットが入るのは、一連指定番号との組み合わせで、数字を使い切っている場合のみです。
まだ使える数字が残っている場合は、従来通り数字のみの分類番号が交付されるといいます。
また、アルファベットを選ぶことはできないそうです。
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本記事では、目にすることが増えてきた『アルファベット入りのナンバープレート』について紹介しました。
見た目はインパクトがあるので、アルファベット入りのナンバーにしたい人は、人気の高い一連指定番号を申請してみると、交付される可能性が高まるかもしれませんよ。
[文/大西トタン@dcp・構成/grape編集部]