次の皆既月食はいつ?「ブラッドムーンを見てはいけない」といわれる理由や皆既日食との違いを分かりやすく解説!
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- 出典
- 国立天文台(NAOJ)






特別な天体ショーとして話題になる、『皆既月食』や『ブラッドムーン』。
どちらも月に関する現象ですが、「どういう仕組みなのかを知りたい」という人や、観測チャンスを逃してしまい、「次にいつ見られるのかを知りたい」という人もいるのではないでしょうか。
本記事では、できるだけ分かりやすく簡単に、皆既月食やブラッドムーンの仕組みを解説します。
また、皆既月食と並んでよく話題になる『皆既日食』との違いも紹介しているため、ぜひ最後までご覧ください。
次の皆既月食はいつ?何年に一度見られる?
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国立天文台によると、次の皆既月食は、2029年1月1日に日本で観測できるとされています。
皆既月食は、地球全体では年に1〜2回程度発生するそう。しかし、地球上のどこかで見られるというだけで、日本で見られるのは数年に一度だといわれています。
また、日本の中でも観測できる地域が限られる場合もあるようです。
例えば、2025年3月14日にも皆既月食が発生したようですが、北海道や東北、関東の一部地域などで部分月食が観測できた程度だったのだとか。
なお、『皆既月食』と『部分月食』の違いについては、『月食にも種類がある!皆既食、部分食の違いとは?』の章で解説します。
皆既月食を見られる貴重なチャンスを逃さないように、観測情報をチェックしておく必要がありますね。
以下の表では、過去に日本で観測された、いくつかの皆既月食をピックアップしてまとめました。
3月3日
9月8日
11月8日
11月19日
5月26日
1月31日
過去に話題になった皆既月食の記事は、表内の各リンクからご覧いただけます。
当時の月の写真なども紹介しているため、気になる人はチェックしてみてください。
皆既月食とは?分かりやすく解説!
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皆既月食とは、太陽、地球、月が一直線に並び、地球の影が月をすっぽりと覆うことで起こる現象です。
影に覆われた月は真っ暗になるわけではなく、ほんのり赤みを帯びて見えるのだとか。
皆既月食の際に月が赤く色づいて見えるこの現象は、『ブラッドムーン』と呼ばれています。
ブラッドムーンについては、『ブラッドムーンとはどんな現象?なぜ月が赤く見えるの?』の章で、赤く見える仕組みを解説します。
月食にも種類がある!皆既食、部分食の違いとは?
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月食は、『皆既食(皆既月食)』と『部分食(部分月食)』に大きく分けられ、以下のような違いがあります。
2026年3月3日の20時頃から見られた月食は、『皆既食』にあたります。部分的に影がかかる部分食と比べると、より幻想的な雰囲気があるかもしれません。
皆既月食は、日本では数年に一度しか見られない場合もあるため、その美しい光景を多くの人が楽しみにしていることでしょう。
なお、次に皆既食が日本で見られるのは2029年1月1日とのことですが、部分食であれば、2028年7月7日に日本で観測できると予測されています。
『皆既月食』と『皆既日食』の違いは何?
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先ほどは月食について紹介しましたが、「日食とはどう違うのだろう?」と疑問に思うかもしれません。
同じ『食』とつく現象ですが、天体の位置関係や見え方には、以下のような違いがあるそうです。
皆既日食については、以下の関連記事で詳しく解説しています。ぜひこちらもチェックしてください。
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ブラッドムーンとはどんな現象?なぜ月が赤く見えるの?
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ブラッドムーンは、皆既月食の時に月が赤く見える現象のことです。
月が地球の影に入ると、太陽の光が直接月に届かなくなります。しかし、地球の大気を通過した太陽の光は、その一部が月に届くのだそうです。
この時、波長の短い青い光は散乱され、波長の長い赤い光だけが月に届くため、月が赤く見えるという仕組みなのだとか。
ブラッドムーンは、金属の赤銅(しゃくどう)のような、艶のある暗い赤色にも見えることから、しばしば『赤銅色の月』などと表現されることがあります。
ブラッドムーンを見てはいけないって本当?
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ブラッドムーンの直訳は『血の月』。なんだか恐ろしい名前にも聞こえるでしょう。
ブラッドムーンは皆既月食の際に見られる現象ですが、「ブラッドムーンを見てはいけない」という噂を耳にしたことがある人もいるかもしれません。
その理由は、ブラッドムーンが古くから不吉なことの前触れとされてきたためなのだとか。
不吉といわれる理由には諸説あるようですが、月が赤くなる姿は普段の満月と大きく違うため、人々に不安を与えやすかったのかもしれません。
また、月食の仕組みが分かっていない時代においては、神の怒りや不幸の前触れと結びつけられやすかったという説もありそうです。
ほかにも、戦争や災害と偶然時期が重なったことから、縁起の悪い現象と受け止められた可能性もあるでしょう。
しかし、ブラッドムーンが不吉だとされる科学的な根拠はなく、単なる言い伝えにすぎません。
ブラッドムーンは天文学的に説明できる自然現象です。ぜひその神秘的な光景を楽しみましょう。
珍しい月の現象は、ほかにもある…!
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月がいつもと違って見えるのは、皆既月食のタイミングだけではありません。
ここでは、月に関する珍しい現象をいくつか紹介します。
同じ月でも見え方が変わることを知ると、夜空を見上げる楽しみが増えるのではないでしょうか。
みなさんも、次に珍しい月の現象が見られる時は、ぜひ夜空を見上げてみてください。
※この記事は、一部国立天文台のウェブサイトを参照しています。
[文・構成/grape編集部]