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【全文レポート】草彅剛、国仲涼子の名前をまさかの言い間違え! 紳士ぶりに称賛が止まらない

By - 芳雪  公開:  更新:

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5年前に妻を病気で亡くし、小学1年生の息子を1人で育てるシングルファーザーの備品整理人、鳥飼樹を演じた草彅さん。

ストーリーの題材は重い内容でありながらも、和やかな雰囲気で制作発表が始まりました。

現場の雰囲気を聞かれると、さらに盛り上がる展開に。なぜかというと…。

草彅:ほんとに楽しくて。そうですね、先ほど、ナカマさんがおっしゃっていましたけど…。あぁ、また間違えちゃった!
今なんて言いました?ナカマさんって言いました?

『終幕のロンド —もう二度と、会えないあなたに—』制作発表(撮影:grape編集部)

撮影:grape編集部

なんと、草彅さんが国仲さんの名前を間違って呼んでしまったのです!

「現場でも、国仲さんのことをナカマさんって言っちゃうんですよ。すみません、こんなみなさんが見てる前で」と、今回が初めてではなかった様子。

草彅:名前を最初から間違ってしまって。国仲さんが、おっしゃっていたんですけど、会わない方もいらっしゃって、今日初めて会う。
私、このメンバーの中で主人公なんてすごいですね。本当に嬉しい限りでございます。
大変暑い夏で、秋口から始まるドラマということもありまして、衣装も季節に合わせるので…。その中で、みんなと一緒にお芝居できたことが楽しくて。だけど、やっぱり名前を間違えるっていうのはダメですね。
風吹さんがおっしゃる通りに、僕は先輩方も、それと僕より若い方からも、ほんとに学びのある現場でした。

草彅さんは、2年半ぶりの連ドラ主演。関西テレビが制作のドラマとしては、単発ドラマも含めると10作目の主演になります。

一方、草彅さんの事務所の後輩となる小澤さんは、ドラマの出演が今回が初。「どうだった?」と聞かれると…。

小澤:僕はドラマ自体初めて、今回出演させていただいて。
草彅:10作目の僕を見てどう?
小澤:リラックスされていて、とてもアットホームな現場でした。
草彅:ありがとうございます。

草彅さんが作り出す現場の雰囲気が、アットホームだったといいます。

すると、ここから草彅さんのトーク回しが始まりました。「中村さんどうですか」と中村雅俊さんに話を振り…。

中村雅俊:草彅剛という男は変なやつだなと思いました(笑)。とにかく異常に元気で、そしてスタッフがいうような「はい、次本番行きます」とかってあるじゃないですか。
それを主役の本人が言ってのけてるという現場がありまして。元気だし、みんなをよく引っ張っていくなと思ってですね。非常にいい主役の人だと感心しておりました。

『終幕のロンド —もう二度と、会えないあなたに—』制作発表(撮影:grape編集部)

撮影:grape編集部

「いや、僕も、中村さんからたくさん教えていただいた」と言うと、中村雅俊さんは草彅さんに「アワビの食べ方を教えた」と演技ではなく、プライベートでの指導があったことを明かしました。

草彅:古川さん、どうですか。古川さんはこのドラマで一番喋っている人なんですよ。僕、一言一句ね、どのキャラクターがセリフが多いか全部調べたんですけど、古川さんが一番喋っている。
主役の僕より一番喋っていて、めちゃめちゃセリフ量はあります。

セリフ量が多いという古川さん。

「説明のセリフが多くて結構緊張していたんですけど、草彅さんが、本当に現場を温かくしてくださったので、すごく助けていただきました」と、やはり草彅さんの現場での振る舞いを絶賛していました。

『終幕のロンド —もう二度と、会えないあなたに—』制作発表(撮影:grape編集部)

撮影:grape編集部

八木さんに話を振る草彅さんは、誕生日プレゼントで思い出したことがあるそうです。

草彅:八木さんにね、誕生日プレゼントで扇風機いただきまして、その扇風機が大活躍でしたね。アメリカ製なんですけど。
八木:本当にそこまで気に入っていただけるとすごく嬉しくて。いつも扇風機の話をしてくださる。そんなにプレゼント喜んでいただけることはなかなか…。
草彅:ドンピシャでした。

八木さんからのプレゼントに大喜びだった草彅さん。

実は、草彅さんからもらったプレゼントに喜んでいる共演者がいました。後半に、その共演者が明らかとなります…!

『終幕のロンド —もう二度と、会えないあなたに—』制作発表(撮影:grape編集部)

撮影:grape編集部

ドラマについて聞かれた八木さんは、重い題材とは裏腹に、草彅さんが明るく引っ張ってくれたおかげで現場に行くのが楽しかったといいます。

同じドラマに出ていても顔を合わせるのは初めて!?

11名のキャストが登壇するも、中には初めて会ったという共演をしていない共演者もいたそうで…。

風吹さんは、ほとんどの出演者と初めてだといいます。中村雅俊さんとは夫婦役を何度もやっているそうですが、久しぶりに会ったのだとか。

風吹:ここで始まるんだなって思いながら、隣のセットを見てたんですけども。
中村:会ったのは初めてだよね。
風吹:そうです。もうほんと不思議ですね。

草彅さん演じる鳥飼の遺品整理会社『Heaven’s messenger』で働く社員を演じている塩野さん。

「ダブルのスーツが似合ってます」と草彅さんから褒められると『Heaven’s messenger』をイメージした衣装だといいます。

草彅:本当にこう、若いエネルギーというか、僕は塩野さんから感じて。
塩野:いやもう僕は若くないですけども。
草彅:すごく、フレッシュな感じ
塩野:ありがとうございます。
草彅:また重要な役どころでね。
塩野:そうですね、結構、回を増すごとに大事になってくる役でもあります。今日初めましての方が、すごい多いんですけど、なんか不思議とそんな感じがしないぐらい、その本の内容がぎっしり詰め込まれてて、一体感のある、でもそれぞれに物語がある作品だなっていう風に思いますね。
草彅:まだ言えないですけど、最終回に向けてね。グッとくるシーンがたくさんあるので、視聴者の方にも早く届けたいなっていう思いがあります。月城さんは、喋っていないですね。
月城:役どころとしては結構難しかったんですけど、みなさまにたくさん感情を引き出していただいて、挑戦できたなって。でも、まさか自分の人生で要さんの妹を演じることがあるなんてと。素敵なみなさまに出会えたことが、貴重な体験になりました。

『終幕のロンド —もう二度と、会えないあなたに—』制作発表(撮影:grape編集部)

撮影:grape編集部

喋っていない共演者にも気を配り、場を回していく草彅さん。

きっとこのようなやりとりが、現場でも行われていたのでしょう。

「真ん中にいるので、やるしかない。シーンとすると、なんか喋んなきゃいけないと思う」と話す草彅さんは、司会者にも「完璧な司会ぶり」と褒められていました。

『戦争』シリーズとは違うテイストのドラマ

これまでテレビドラマ『嘘の戦争』『罠の戦争』(フジテレビ系)の『戦争シリーズ』で主演をしてきた草彅さん。

今回は違ったテイストのドラマに、このように感想を述べました。

草彅:そうですね、ほんとに僕は運がいいことに、カンテレさんからお仕事をいただきまして、いつも人生を学ばせていただいてるんですよね。
自分の人生により寄り添ってくれているドラマで、またこのドラマを機にターニングポイントというか、本当にそう思える素敵な、愛のあるスタッフの方とキャストのみなさんとこうやって作品を作り上げることができたから思えることです。
今後も精進して僕がこういう仕事をやっている限り、カンテレさんのドラマにまた出演したいなって早くも思えてくる。撮影が終わると、やっぱどことなくさびしくなっていくような。
『戦争』シリーズは、復讐が絡んでるエッジが効いた、パッションがあふれるような芝居が多かったんですけど、今回はすごく温かいお芝居が多くて、本当に見やすいドラマです。
また、僕自身も『戦争』シリーズとは違って、また1個上のステージで、みなさんと大人っぽくお芝居できたんじゃないかなと思います。

『終幕のロンド —もう二度と、会えないあなたに—』制作発表(撮影:grape編集部)

撮影:grape編集部

完成した作品を見た草彅さんは、嬉しそうにしながら、このように語りました。

草彅:今一番ドキドキしています。みなさんがこれから見てくれるっていう、こういう時が幸せなんですよね。
大きな事故もなく…小さな事故もないんですけど、暑かったのでスタッフの方が、1人も倒れることなく、みんなで助け合いながら、氷を配るとかして。
それでこうやって1つの作品ができて、今、もしかしたら放送する時より高揚感が…。なんか、おいしい食事を食べる前みたいな感じなんですよね。
100人いたら100人感じ方が違うわけで、どうやってこの温かいドラマを受け取ってくれるのか。
一人ひとりいただいた役を僕らがこう作って、その役をみんながどうやって感じてくれるのかなっていうのは、多分ほかのキャストも僕と同じ気持ちだと思ってます。

中村ゆりさんは、草彅さんとの共演を聞かれると、ギャップを感じたようで…。

中村ゆり:自分が学生の頃からテレビで見ていた大スターの草彅さんのイメージとは違って、本当に明るくて、もう草彅さんがいらっしゃるだけで現場が華やかに明るくなって、いい意味でずっとふざけているし(笑)。私もほんとに笑いが絶えなかったですし、何よりもこんなに、紳士でレディーファーストな男性が日本にいるのかってぐらい!
草彅:褒められちゃった!
中村ゆり:細かいことに気づいて褒めてくださるし、子役の永瀬矢紘くんが、私に「吹き出物ができてる!」みたいなことを言ったら草彅さんが「こら!女性にそういうことを言うもんじゃない」とか。なんて細やかな気遣いができるイタリア人かなって思って。

中村ゆりさんからの称賛に照れた様子を見せた草彅さん。

「イターリアン!パスタ食べますか!」とおどけて、会場を盛り上げていました。

『終幕のロンド —もう二度と、会えないあなたに—』制作発表(撮影:grape編集部)

撮影:grape編集部

そんな草彅さんを見て、中村ゆりさんが「優しさでもうほんとに素晴らしくて。全男子に習ったほうがいいよっていうところがたくさんありました」といいます。

すると、突然「僕はいつも要さんを見習ってるので」と、草彅さんからボールが回ってきた要さん。「いやいや」と謙遜する様子を見せていました。

『終幕のロンド —もう二度と、会えないあなたに—』制作発表(撮影:grape編集部)

撮影:grape編集部

要さんが演じるのは、御厨ホールディングスの専務で、中村ゆりさん演じる御厨真琴の夫。

ドラマの中では、いつも卑劣な言葉を浴びせる役どころだといいます。そんな要さんの演技を見て草彅さんは…。

草彅:結構ひどい役ですよね。怖かったもん、一緒にお芝居するの。いや、要さんの中にそういうものがあるのかなと思うくらいで。
中村ゆり:ちょっとした目線とかがすごい怖くて。そういう細かい役作りをされていて、だいぶお芝居を引っ張っていただいたので、頼りになる男性が2人いて本当に助かりました。

要さんの恐ろしい演技にも注目したいですね。

暑い中での撮影だったという本作。しかし、風吹さんはというと…。

風吹:そういう時期でしたけど。スタジオが私の場合多かったです。待っている間も色々見ているだけで楽しかったですけど、本当に今回学びの多い役でした。
余命3か月っていうと、寝てばっかりみたいなことを想像していましたが、台本が来た時に「あれ。私が思ってたものと随分違う」っていう内容で、「こんな風に余命を過ごすことができるのか」って思いました。
もしかしたら「こんなはずはない」っておっしゃる方もいるかもしれませんけど、考え方や心の持ちようで、もしかしたら新しい出会いもあるし、その経験で本当に日々が変わっていく。3ヶ月の命でしたけど、本当に楽しい経験になったので、ぜひみなさん角度を変えて見ていただけたらいいなと思います。

『終幕のロンド —もう二度と、会えないあなたに—』制作発表(撮影:grape編集部)

撮影:grape編集部

ベテランの大御所俳優として出演したのは風吹さんだけではありません。芸歴50周年を迎えた中村雅俊さん。

見どころをこのように語りました。

中村雅俊:1番ドキドキしたのは、渡された台本を読む時だったんですよね。それくらいすごく今回台本を読ませてもらって、いい話だなと思いながら演じさせていただきました。

『Heaven’s messenger』で働く役を演じた塩野さん、八木さん、小澤さんの3人。

塩野:八木さんってすごいですよね。いろんな表情を持ってますよね。
八木:表情ですか。ありがとうございます。
塩野:結構、最初は謎めいていて、あんまり人と接したくないみたいな役ですけど、どんどんそういうキャラクターが変わっていく様とか、注目していただけたら嬉しいですね。
中村雅俊:社長として2人の関係がどうなるんだろうと見ていて。

小澤さんは、初めてのドラマ出演でしたが、その振る舞いをほかの共演者から称賛されていました。

中村雅俊:本当に人間のよさをすごく感じて。みんなから好かれていて、とっても微笑ましいっていう感じで見ていました。
古川:竜心は、初めてのドラマとは思えないぐらい、堂々としていて。そこに存在するだけで碧という人物が浮き彫りになるような存在感でした。
小澤:もう初めてなので、みなさん色々教えてくださって。それを毎回刺激に楽しんでやってました。

『終幕のロンド —もう二度と、会えないあなたに—』制作発表(撮影:grape編集部)

撮影:grape編集部

要さんが演じる御厨利人は、草彅さんが演じる鳥飼といずれ対立する役どころ。印象について聞かれると…。

要:草彅さんの現場は、いつも楽しいですよね。シーンってならずに、なんかいつも剛さんが音頭を取ってテンポを作ってくれるというか。今回もすごく楽しみに現場を過ごさせていただきました。
草彅:褒めていただくと嬉しいんですけど、自分が楽しんでいるだけなんですよね。もうとにかく現場が楽しくて。次はどんなシーンが撮れるのかなとか、ワクワクしている。みなさん微笑ましく受け入れてくださるので、優しいなと思ってね。もうとにかく楽しくて。でもちゃんとメリハリつけてやらないとこはいけないし。

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