紙のしわを伸ばす方法とは?アイロン以外の方法や予防策をご紹介
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「大事な資料がしわしわになってしまった」
「風呂で本を読む時に落としてしまい、乾いたらしわしわになって読みにくくなった」
このように、何らかの原因で紙にしわができて困っている人もいるでしょう。きれいにしわを伸ばす方法があれば、試してみたいですよね。
本記事では、紙のしわを伸ばす方法やアイロン以外の方法、しわの予防策を解説します。記事を読み終わった頃には、紙のしわに関する悩みを解消できるでしょう。
紙にしわができる原因
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紙にしわができる原因として、雑な扱いをしたり、気づかぬうちに引き出しの奥でクシャクシャになっていたりなど、あらゆる原因が考えられます。
気付いた時にしわができていると、悲しい気持ちになりますよね。
紙にしわができる原因の多くは、外部からの刺激や湿気だといわれています。
直接濡らさなくても、風呂場など湿気の多い場所に置くだけで、しわができる可能性があります。また、紙は一度水に濡れると、乾いた時にゴワゴワしてしまうことも。
紙のしわを伸ばすには湿度や乾かし方が関係する可能性があります。次の項から、『紙のしわを伸ばす方法』を見ていきましょう。
紙のしわを伸ばす方法
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ここでは、しわしわの紙を伸ばすための4つの方法を紹介します。
しわのある部分にアイロンをあてる
アイロンをあてることで、紙のしわを伸ばせる可能性があります。服のしわを伸ばす要領で行うイメージです。
アイロンの温度は『低〜中程度』が推奨されており、薄手の布や不要な紙を上に乗せて行うことで紙のダメージを軽減できるでしょう。
紙によって熱の影響度合いが異なるそうで、一気に押し当てるのではなく、しわの伸び具合を確認しながらさっとアイロンを押し当てます。この方法を何度か繰り返しましょう。
アイロンを押し当てるだけでは簡単に伸びないようなしわの場合、霧吹きなどを使って水を吹きかけてからアイロンをかけると伸びやすくなるようです。アイロンの温度は『低〜中程度』がよいでしょう。
この場合、アイロンをあてる紙が濡れているため『あて布』を使用してください。布の代わりに不要な紙を使用すると、しわを伸ばしたい紙とくっついてしまう可能性があります。
アイロンのみでしわを伸ばすケースと同様に、さっとアイロンを押し当て、伸び具合を確認しながら何度か繰り返しましょう。
アイロン以外のしわを伸ばす方法
アイロンによるしわ伸ばし以外の方法では、以下のようなものがあります。
分厚い本など、重しを使用する
紙に負担がかかりにくい方法として、重しを使用する方法が有効のようです。例えば辞書や図鑑など、分厚くて重みのある本を2つ用意して、しわのある紙を挟みましょう。
それだけでは重さが足りない可能性があるため、さらに重たい本や水を入れたペットボトルなどを乗せて、数日間放置してください。
しわが伸びるまでに時間はかかるものの、アイロンを使う方法よりも紙への負担が軽減されるでしょう。
紙を水で濡らしてから冷凍庫に入れ、重しで伸ばす
紙を濡らしてから冷凍庫で凍らせ、重しを乗せて乾燥させる方法でもしわを伸ばせるかもしれません。
水に濡れた紙は乾く時に繊維が縮むことでしわができると考えられています。冷凍すると繊維が縮む前にある程度の水分が蒸発するため、繊維が縮みにくくなるそうです。
手順は以下をご覧ください。
重しを乗せて放置する時間は、紙の枚数が多いと2日以上かかるかもしれません。
定期的に確認を行い、まだ濡れている場合やしわが伸びていない場合は、重しを乗せた状態を継続しましょう。
紙の種類によって方法が限定される
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紙のしわはアイロンや重しなどによって伸ばせるようですが、紙の種類によって伸ばす方法が限定される可能性があります。
伸ばしたい紙が『感熱紙』の場合、アイロンや霧吹きの使用は難しそうです。感熱紙は、熱や水によって印字された文字が消える可能性があります。
また、和紙は水に弱いようで、霧吹きで水をかけると強度が落ち、破れやすくなるかもしれません。
どちらもアイロンや水の使用が難しいため、重しによるしわ伸ばしに限定されそうです。
紙のしわの予防策
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乱雑に積み重ねたり、折り曲げたりしないなど、紙を丁寧に扱うことを前提として、湿気に注意する必要があるでしょう。
湿度の高い場所や紙が濡れた状態でそのまま放置すると、知らぬ間にしわができる可能性があります。紙のしわを予防するには、しわができにくい環境で保管することがポイントといえるでしょう。
例えば、コピー機や家庭用のプリンターに紙をセットしていると、湿気によりいつの間にかしわができてしまう可能性があります。
しわができると印刷しづらくなるケースも考えられるため、使うぶんをこまめに補充しましょう。
紙のしわを伸ばす方法に関する疑問と回答
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紙のしわを伸ばす方法に関する、よくある疑問と回答をまとめました。
多くの人が疑問に思う内容に目を通すことで、失敗が減る可能性があります。ぜひ参考にしてください。
アイロンでしわを伸ばす時や霧吹きで水をかける時の注意点はある?
アイロンを使用するため、紙が焦げたり火傷をしたりするリスクは否めません。アイロンの設定温度は必要以上に上げず、『低〜中程度』に保ち、少しずつ伸ばすようにしましょう。
また霧吹きで水を振りかける時に、紙に何かしらのプリントがされているとインクの種類によっては滲んでしまう可能性があります。
事前に滲まないかテストを行い、滲まないことを確認してから霧吹きを使用しましょう。
ドライヤーで紙のしわは伸びる?
紙のしわを伸ばす時に霧吹きを使って濡らすケースでは、ドライヤーでも乾かすことができそうに思えます。
しかし濡れた状態を乾かすことはできても、しわを伸ばす圧力をかけられないため、きれいにしわが伸びないかもしれません。
紙のしわを伸ばす時は、アイロンを使用したり重しを使ったりするほうが効果がありそうです。
紙のしわはアイロンや重しを使用することで伸びる可能性がある
紙にしわができた時は、アイロンを使用したり重しを使用したりすることで、しわが伸びる可能性があります。
まずはアイロンや重しを試し、それでもダメなら霧吹きを。この手順を知っているだけで、いざという時に落ち着いて対応できるでしょう。
もちろん、外部からの刺激や湿気を避けて保管することが、一番の予防策です。
丁寧に積み重ねた状態でも湿度が高いとしわができるリスクがあるため、湿度の管理に注意して保管しましょう。
[文・構成/grape編集部]