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故郷にどんな想いを抱いていますか?伝えたい、福島で立ち上がった人たちを

By - grape編集部  公開:  更新:

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自分が生まれ育った故郷は、愛着と思い出の詰まったかけがえのない場所です。そんな大切な故郷が、窮地に立たされた時…あなたならどうしますか?

震災後、農業や水産業をはじめ、様々な逆風にさらされている福島県。

でも、10年後、50年後、その先の未来を見据えて、故郷を大きく生まれ変わらせようと、福島の農業・水産業者たちは走り出しました。

福島の誇りを胸に、走り出す

福島の清らかな水と豊かな自然によって育まれる農作物や水産物。福島の農業者たちは、実直に、おいしい野菜や果物などを作ることに力を注いできました。

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でも震災後の影響により、様々な理由で農家を離れる方や売上げの減少に悩む農家が多くなるなど、農業現場が混乱しました。

そんな中、若い農業者を筆頭にある変化が。

自慢の農作物に、新たな風を!

福島を、今までよりもっと、元気にしたい!!

そんな一つの想いのもと、自分たちの作るおいしい農作物によって、もう一歩踏み込んだ“新しい価値”を生み出そうという人たちが続々と立ち上がっています。

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団体名:Cool Agri

地元のシェフと共に農作物を使った加工品を作って販路の開拓を図ったり、複数の果樹農園をつなぐツアーなどの“農業を楽しんで農作物の魅力を伝えるイベント”を企画・運営したり…。

多種多様なアイデアを生み出して福島の『食』や『農業』の魅力をもっと広めようという団体が県内各地でいくつも結成されました。

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場所:ワンダーファーム

その中の3つの団体が、いわき市にある『ワンダーファーム』に集結し、福島の“誇り”を伝えるイベントを開催。

新鮮な野菜や果物はもちろん、加工したジュースやジャム、ドレッシングなど、それぞれの団体のこだわりと熱い想いがつまった“福島ならでは”の商品を販売しました。

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「これはどんな料理に使うの?」「友達にプレゼントしようかしら」あちこちで会話が生まれ、会場は生産者とお客様の笑顔と活気に溢れます。

団体名:いわき6次化協議会

消費者と直接触れ合うことで、福島の農産物の魅力や作り手の想いを伝えることができ、さらにそこで得た消費者の生の意見をまた新たな商品企画やイベントに取り入れる…。

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団体名:福島魁プロジェクト

以前より生産者と消費者がぐっと近くなり、農業を通して県全体が一つになって、一歩ずつ着実に、力強い福島へ生まれ変わろうとしています。

『陸の魚は女性が仕切る』

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水産物も福島の誇りの一つ。

中でも、相馬双葉漁港は全国でも有数の水揚げ量で、男性たちが漁に出て、水揚げから競りまでの全てを漁師の奥様たちが取り仕切るという、女性の活気で溢れる珍しい漁港でした。

漁の仕事に誇りを持つ彼らの背中に憧れ、若い漁師も増えていた中、震災によって甚大な被害を受けました。

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そんな状況を打破しようと立ち上がったのが、“浜の漁師”と“浜のかあちゃん”たち。

もともと認知度が低かった相馬双葉地方の水産物やその食べ方を広めようと挑戦するプロジェクトが走り出しました。

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まだ消費者にあまり知られていない魚の食べ方を提案したり、魚介類を使った新しいお惣菜を考えたり、相馬双葉地方ならではの商品企画を着々と練っています。

若手を中心とした浜の漁師たちや、頼れるかあちゃんたちがこれからどんな活躍を見せてくれるのか、楽しみですね!

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これらの活動は、『復興応援 キリン絆プロジェクト』の一環としてキリン株式会社も一緒に取り組み、福島の人々と共に挑戦しています。

震災によって多くのものを失っても、ただそれを取り戻すだけでなく、強い想いと志を持って乗り越えようとする粘りづよさと、未来をつくっていこうとするチャレンジ精神。

福島の一番の魅力は、そんなエネルギー溢れる“人々”そのものかもしれません。

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