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「クオリティ高すぎ!」高校生が作った『技ありデコレーションケーキ』に驚愕!

By - grape編集部  公開:  更新:

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高校球児なら甲子園、高校サッカーならお正月の全国高校サッカー選手権など、どの部活動にも、晴れ舞台となる大会があります。

運動部系の大会が注目を集めていますが、製菓の道を志す高校生にも『甲子園』があることをご存知ですか。

貝印スイーツ甲子園

高校生がお菓子作りのアイディアと技術を競うコンテスト、『貝印スイーツ甲子園』。同一高校の高校生が3人1チームとなり、テーマに沿ったオリジナルのスイーツを作ります。

参加者は延べ2万人を数え、毎年大人顔負けのハイレベルな戦いが繰り広げられます。

11回目を迎える2018年のテーマは、『わたしたちの“極上”スイーツ』。「”新しい極上スイーツ”で日本が世界に誇るモノやコトを表現し、日本を世界にPRしてください!」というお題の下に、趣向を凝らしたスイーツのアイディアが集まりました。

決勝戦が熱い!

2018年9月16日、全国の高校生266チームの中から勝ち抜いた、4チームで行われた決勝戦。

北海道三笠高等学校(北海道)チーム名『北の国から』・名古屋調理師専門学校(愛知県)チーム名『I’ll』、太成学院大学高等学校(大阪府)チーム名『ミラクルGirls』・慶誠高等学校(熊本県)チーム名『educate』が出場しました。

多くの観客に見つめられる中での作業にもかかわらず、トラブルにも動揺せず、チームメンバー同士で声を掛け合いながらテキパキと作業を進める各チーム。

時間との戦いにハラハラしつつも、残り数分で制限時間というところで、続々と「完成です」の声が上がりました。

それでは、各チームの作品と、生徒たちのコメントをご覧ください!

北海道三笠高等学校 『北の国から』

作品名:『和~なごみ~』

柚子と蕎麦という、2つの和の食材を軸にしたケーキで、さっぱりと食べられる爽やかな味わいに仕上がっています。

飾り付けには、あじさいの生け花をイメージした飴細工を使い、360度どこから見ても美しいケーキを目指しました。

名古屋調理師専門学校(愛知県)『I’ll』

作品名:『”UMAMI”~日本の恵み~』

ユネスコ無形文化遺産に登録された、『和食』をテーマにしたケーキです。素材や飾りつけにも、日本の伝統的な食材、技術を使うことにこだわりました。

チョコレートで作られた箸は、食べ物に感謝する日本の心を表現しています。

太成学院大学高等学校(大阪府)『ミラクルGirls』

作品名:『Re:Discovery in JAPAN(リ ディスカバリー イン ジャパン)』

コーヒーやマスカルポーネ、ピスタチオといった、日本らしくない食材をあえて使用し、外国から来たものを、独自に取り込む日本の良さを表現しています。

デコレーションには、「時間が進むとともに、一歩一歩前進していきたい」という私たちの熱い思いも込めました。

慶誠高等学校(熊本県)『educate』

作品名:『Harmonie(アルモニー)』

地元、熊本県産のショウガ、ごま、晩柑を使って、夏を乗り切れるようなケーキを作りました。それぞれの食材が互いの良さを引き出すことで、食べた瞬間に感じる食材の調和がポイントです。

日本の夏の風物詩である、金魚、風鈴、朝顔の飴細工で、涼しげな様子を表現しました。

優勝チームは…

その後のファイナルプレゼンテーションでは、『貝印スイーツ甲子園絆サポーター』を務めるタレントの関根勤さんや、審査員である有名パティシエを前に、作品の特徴や熱い想いをしっかりアピールします。

どのチームの作品も、審査員の評価は上々!大会のレベルの高さがうかがえます。

厳正な審査の結果、優勝したのは…。

「慶誠高等学校(熊本県)『educate』!」

名前を呼ばれた途端に抱き合って大粒の涙を流すチームメイトたち…これぞ青春です!

決勝戦の様子は、動画で観ることができます。スイーツ高校生たちのひたむきな姿に、胸が熱くなりますよ!

『貝印スイーツ甲子園』の詳細情報は公式サイトをチェックしてみてくださいね。


[文・構成/grape編集部]

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