こんな症状が出たら要注意!意外と知らない『関節リウマチ』にハッとする 提供:中外製薬株式会社 By - grape編集部 公開:2019-06-28 更新:2020-04-24 ニッポン放送ラジオ病気 Share Post LINE はてな ※写真はイメージ 「最近、手が痛くて物をよく落とす」「歩くと足指の付け根が痛い」 そんな症状に悩まされることが多い病、『関節リウマチ』。自分や親が痛みに苦しんでいるという人もいるかもしれません。 でも『関節リウマチ』が身近ではない人にとっては、どんな病気なのかきちんと理解していないこともあるはずです。 "聞くだけで元気になる情報"を届けるラジオ番組『ぐっさんの健やかDAYS』(ニッポン放送)。2019年6月17日の放送では、『関節リウマチ』について紹介されました。 パーソナリティーを務めるお笑い芸人・山口智充(ともみつ)さん、アナウンサー・東島衣里(ひがしじま えり)さん、リウマチ専門医である東邦大学医学部 内科学(ないかがく)講座 膠原病(こうげんびょう)学分野 南木敏宏(なんき としひろ)先生が対談した内容をご紹介します。 『関節リウマチ』ってどんな病? 南木先生:『関節リウマチ』は、多くの関節が炎症を起こして、関節や軟骨、骨が破壊されて、関節の機能が損なわれてしまう病気です。 東島さん:指の関節や、ヒザの関節など…ですか? 南木先生:はい。放っておくと、関節が変形してしまうこともあります。 山口さん:僕も温泉なんかに行くと、効能の中に『リウマチ』という文字が書かれているのは見たことがありますね。 ※写真はイメージ 東島さん:ぐっさんは、関節の不調を感じることなんてありますか? 山口さん:うーん、それが『リウマチ』なのかどうかは分からないですが…。「今日ちょっとヒザが痛むな」と感じることはたまにありますよ。 東島さん:『関節リウマチ』は高齢の女性に多いイメージですが、実際はどうなのでしょうか? 南木先生:確かに女性に多い病気で、男女比で1:4くらいの割合です。実は30~50代で発症しやすいといわれています。でも最近では、高齢になって発症する患者さんも増えており、どの年代の人もリウマチになる可能性があるといえます。 ※写真はイメージ 東島さん:男性はいかがでしょうか? 南木先生:女性に多い病気というだけで、男性にも発症する可能性があります。男女比は約1:4ですので、患者さんの約2割は男性ということになります。 『関節リウマチ』の原因と症状は? 東島さん:『関節リウマチ』発症の原因について、何か分かっているのでしょうか? 南木先生:残念ながら、まだくわしく分かっていません。おそらく考えられる原因の1つは、遺伝的な背景。そしてもう1つは、環境的な要因。例えば、喫煙や感染、ケガなどの外傷かもしれません。それらの要因が影響し合って、『関節リウマチ』を発症させていると考えています。 東島さん:自分や家族が『関節リウマチ』かどうか、どんな症状で判断すればいいでしょうか? 南木先生:こわばりや痛みといった症状が出ます。初期症状としては、手の指なら『第二関節』や『指の付け根』が痛くなったり、腫れてきたりします。 あとは、朝起きた時に、手や足がこわばっていて、動かしにくいことが続くなどの症状が、比較的多く出ます。 東島さん:手や足以外にも症状が出ることもあるのでしょうか? 南木先生:はい、ヒザや肘、肩の関節に症状が出る人もいます。もし「いつもと違う」と感じたら、専門医を受診してみてください。 東島さん:そうですね。関節に違和感があったら、まずは病院で診てもらうのが一番ですね。南木先生、今日は貴重なお話をありがとうございました! ※写真はイメージ 自己免疫疾患の1つである『関節リウマチ』。いまは医学の進歩により、早期治療ができれば希望をもつことができる時代になったといわれています。 1989年、日本リウマチ財団により、6月は『リウマチ月間』と制定されました。その理由は、リウマチの症状が悪化するのが梅雨の時期に多いからなのだとか。 「違和感を感じる」と思ったら、我慢せずに専門医に相談することも大切かもしれません。 おしえてリウマチ|中外製薬株式会社 ぐっさんの健やかDAYS:『DAYS』内 毎週月曜日 14時40分ごろ~ 放送 [文・構成/grape編集部] [2019年6月作成] Share Post LINE はてな
「最近、手が痛くて物をよく落とす」「歩くと足指の付け根が痛い」
そんな症状に悩まされることが多い病、『関節リウマチ』。自分や親が痛みに苦しんでいるという人もいるかもしれません。
でも『関節リウマチ』が身近ではない人にとっては、どんな病気なのかきちんと理解していないこともあるはずです。
"聞くだけで元気になる情報"を届けるラジオ番組『ぐっさんの健やかDAYS』(ニッポン放送)。2019年6月17日の放送では、『関節リウマチ』について紹介されました。
パーソナリティーを務めるお笑い芸人・山口智充(ともみつ)さん、アナウンサー・東島衣里(ひがしじま えり)さん、リウマチ専門医である東邦大学医学部 内科学(ないかがく)講座 膠原病(こうげんびょう)学分野 南木敏宏(なんき としひろ)先生が対談した内容をご紹介します。
『関節リウマチ』ってどんな病?
南木先生:
『関節リウマチ』は、多くの関節が炎症を起こして、関節や軟骨、骨が破壊されて、関節の機能が損なわれてしまう病気です。
東島さん:
指の関節や、ヒザの関節など…ですか?
南木先生:
はい。放っておくと、関節が変形してしまうこともあります。
山口さん:
僕も温泉なんかに行くと、効能の中に『リウマチ』という文字が書かれているのは見たことがありますね。
※写真はイメージ
東島さん:
ぐっさんは、関節の不調を感じることなんてありますか?
山口さん:
うーん、それが『リウマチ』なのかどうかは分からないですが…。「今日ちょっとヒザが痛むな」と感じることはたまにありますよ。
東島さん:
『関節リウマチ』は高齢の女性に多いイメージですが、実際はどうなのでしょうか?
南木先生:
確かに女性に多い病気で、男女比で1:4くらいの割合です。実は30~50代で発症しやすいといわれています。でも最近では、高齢になって発症する患者さんも増えており、どの年代の人もリウマチになる可能性があるといえます。
※写真はイメージ
東島さん:
男性はいかがでしょうか?
南木先生:
女性に多い病気というだけで、男性にも発症する可能性があります。男女比は約1:4ですので、患者さんの約2割は男性ということになります。
『関節リウマチ』の原因と症状は?
東島さん:
『関節リウマチ』発症の原因について、何か分かっているのでしょうか?
南木先生:
残念ながら、まだくわしく分かっていません。おそらく考えられる原因の1つは、遺伝的な背景。そしてもう1つは、環境的な要因。例えば、喫煙や感染、ケガなどの外傷かもしれません。それらの要因が影響し合って、『関節リウマチ』を発症させていると考えています。
東島さん:
自分や家族が『関節リウマチ』かどうか、どんな症状で判断すればいいでしょうか?
南木先生:
こわばりや痛みといった症状が出ます。初期症状としては、手の指なら『第二関節』や『指の付け根』が痛くなったり、腫れてきたりします。
あとは、朝起きた時に、手や足がこわばっていて、動かしにくいことが続くなどの症状が、比較的多く出ます。
東島さん:
手や足以外にも症状が出ることもあるのでしょうか?
南木先生:
はい、ヒザや肘、肩の関節に症状が出る人もいます。もし「いつもと違う」と感じたら、専門医を受診してみてください。
東島さん:
そうですね。関節に違和感があったら、まずは病院で診てもらうのが一番ですね。南木先生、今日は貴重なお話をありがとうございました!
※写真はイメージ
自己免疫疾患の1つである『関節リウマチ』。いまは医学の進歩により、早期治療ができれば希望をもつことができる時代になったといわれています。
1989年、日本リウマチ財団により、6月は『リウマチ月間』と制定されました。その理由は、リウマチの症状が悪化するのが梅雨の時期に多いからなのだとか。
「違和感を感じる」と思ったら、我慢せずに専門医に相談することも大切かもしれません。
おしえてリウマチ|中外製薬株式会社
ぐっさんの健やかDAYS:『DAYS』内 毎週月曜日 14時40分ごろ~ 放送
[文・構成/grape編集部]
[2019年6月作成]