「冷凍庫にはいれないで」 缶ビールのおいしい冷やし方をキリンに聞いた
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仕事終わりや風呂上がりに、キンと冷えた缶ビールを飲むことを楽しみにしている人は多いでしょう。
しかし、缶ビールは光や高温、温度変化、振動の影響を受けやすい飲み物です。
ふだん何気なく缶ビールを置いている場所が、実は風味を損ねる原因になっているかもしれません。
本記事では『キリン一番搾り生ビール』などのビール類を展開するキリンホールディングス株式会社(以下、キリン)に、冷蔵庫の中で避けたい缶ビールの置き場所やおいしく飲むための温度などを聞いてみました。
冷蔵庫の中で『避けたい3つの場所』
キリンによると、缶ビールを冷蔵庫で保存する際、避けたほうがよい場所は以下の3か所です。
・吹き出し口付近
・チルド室
・ドアポケット
吹き出し口付近とチルド室は0℃以下になることがあり、缶ビールが凍結する原因になるためおすすめできません。
ドアポケットは、開閉のたびに温度が変わりやすく振動も伝わります。つい入れがちな場所ですが、缶ビールにとってよくない環境です。
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常温で保存してもよいのか
要冷蔵の表記がない缶ビールは、未開栓であれば常温で保存できます。ただし次の点に気をつけましょう。
・高温の場所は避ける。
・3℃以下の低温の場所に置かない。
・直射日光を避ける。
・塩や醤油の近くに置かない。
・強い振動を与えない。
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ビールを直射日光に当てると、味が落ちるだけでなく、温度や圧力が上がって容器が割れてしまう恐れもあります。
また、塩や醤油の近くに置くと、アルミ缶が腐食し穴があく場合もあるでしょう。
キリンは『保管はできるだけ暗くて涼しい場所に』と案内しています。
急いで冷やしたい時、絶対NGな方法
来客時など、缶ビールを急いで冷やしたいシーンもありますよね。
そんな時、絶対にやってはいけないのが『冷凍庫で冷やすこと』です。
缶ビールを容器のまま凍らせると、中身が膨張して缶が破裂する恐れがあります。
缶が傷つくと、空気が入って味が悪くなるだけでなく、中身が漏れ出す原因にもなるでしょう。
早く冷やしたい場合は、氷水に浸けて容器に傷がつかないように転がしながら冷やすのがおすすめです。
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ただし、とがった氷で缶が傷つく可能性もあるので注意してください。
冷蔵庫から取り出した後の『飲み頃の温度』
ビールの飲み頃の温度は6〜8℃が目安です。冷やしすぎるとビール本来の味が分からなくなり、泡もきれいに立ちません。
ビールの種類によってもベストな温度は異なります。
『キリン一番搾り生ビール』のような麦芽100%使用の定番の生ビールは、冷蔵庫から出してすぐの6〜8℃がおいしく飲める温度だそうです。
画像提供:キリンホールディングス株式会社
『SPRING VALLEY BREWERY 豊潤ラガー 496』のような深い味わいのクラフトビールは、冷蔵庫から出して2〜3分置いた頃、8〜10度が飲み頃となります。
スタンダードな味わいのビールはタンブラーグラスに、クラフトビールはくびれのあるグラスに注ぐのがおすすめだとか。
正しい保存方法や冷やし方で、缶ビールをもっとおいしく飲もう
缶ビールは保存方法や冷やし方を少し工夫するだけで、よりおいしく楽しめます。
いつものビールタイムをもっと豊かな時間にするために、まずは冷蔵庫の中の置き場所を見直してみてはいかがでしょうか。
[文・取材/ブリジア 構成/grape編集部]